思考

ようやくたどり着いた「幻のミスターチーズケーキ」Mr.CHEESECAKE

こんにちは、ななみです。

本日、念願のものをようやく食することができました!

それがこのミスターチーズケーキ(Mr.CHEESECAKE)。

ミスターチーズケーキ(Mr.CHEESECAKE)とは、東京に工房を構える田村浩二さんが提供する通販専門のチーズケーキで、全国から注文が殺到する人気の商品。

公式サイトからお借りしました

公式サイト

世界一じゃなく、
あなたの人生最高に。

が、キーワード。

しかし、ふつう、これくらいメジャーになると「賛否両論」出てきそうなものですが、Mr.CHEESECAKEについては、どこを見てもネガティブな評価が全く出てこないんですよね(わたし調べ)。

気になる・・・

と思い続けてはや1年。

なぜすぐに買わなかったかというと、買い方がちょっと難しくて、「日曜日と月曜日のAM10時から、先着順」でインターネットのみの販売なのです。

我が家は、日曜日と月曜日はカフェの営業日で、10時はちょうど準備を開始する時間。

なので、毎回「今日こそ注文しよ!」と思いつつ、バタバタしてふと気づくと「あー、10時10分過ぎた・・・」となってて、買えず。
(だいたい10時10分になる前には売り切れています)

そんなこんなで1年も経ってしまったのですが。

しかしこのコロナ禍。
平和な日常が、ほとんど一夜にして変わることを感じさせてくれました。

いつ、何が起こるかわからない人生。
今買わないと、食べられないで死ぬかもしれない(話が大きい)。

いよいよ真剣に購入に向けて、全力で体制を整えました(=9:55にアラームをかけた)

幻の、とは言いつつも、時間さえ間違えなければ、案外あっさり買えます。
購入前に公式サイトから住所など登録をしておくのがコツ。

ちなみに、包装は2種類。

  • 簡易包装(ケーキと保冷バッグのみ)3,456円
  • ギフト包装(ケーキと化粧箱セット)4,320円

我が家は自宅消費なので、簡易包装で注文。

そんなこんなで届いたケーキ。外装はガサっとした紙袋でした。

これに宅配便の伝票がついています

中を取り出すと、シンプルな紙袋型の、保冷バッグ。

あまり丈夫そうではないですが、何回かは使えそうな保冷バッグ

なんかサンドイッチでも入れて、小脇に抱えて都会の公園でも行ったらちょっとお洒落な感じのする保冷バッグです。田舎でやっても誰も見てくれないと思いますが。

中には白い紙にシンプルに包まれたチーズケーキが。
冷凍でカチカチとはいえ、箱も板もない、本当に簡易包装。
これよく無事に届いたな、とちょっと感心。

サイズは17cm、重さは約460gでした。

食べ方の案内が入っています。

  1. 冷凍のまま、アイスケーキのように。
  2. 半解凍で、「冷凍感と滑らかさ」が同居する状態で。
  3. 全解凍で、クレームブリュレのような味わいに。

シェフのおすすめは、半解凍だそう。

もう1枚は、シェフからのメッセージ。

牛乳から始まる小さな奇跡は全ての人を幸せにする。

このフレーズ好き。

さて、せっかくなので、オット以外にお菓子作りが上手で舌の肥えた友人も呼びよせ、3人での試食会としました。めったにないことだし!なんかワクワクします。

3分の1は冷凍のまま、冷凍庫に置いておき、3分の2を、あらかじめ室温で解凍しておきました(1時間とちょっと)。

冷凍の状態でも、包丁ではそれほど苦労なく切れるくらいです。
まず冷凍のまま食べる。

うん、まさにアイスケーキ。酸味がしっかりしていて、「ん?これは美味しい!」とまず一口目から、全員高評価。

半解凍の切り口。

      

これは・・・

外側がまだかなり冷たいアイス状態で、内側がクリームのようになりつつある状態。
2つの味わいが一気に広がり、さらにクリームの部分は「ほんわり」と口の中で膨らむような、溶けるような。

味もさることながら、食感の良さがとんでもない。

そして全解凍になると、ほぼ飲み物くらいの滑らかさ。

どう食べても美味しいですが、確かに半解凍がベストだと思いました。

公開されている原材料はこちら。

クリームチーズ、サワークリーム、ヨーグルト、生クリーム、ホワイトチョコレート、グラニュー糖、卵黄、レモン汁、バニラ、トンカ豆、コーンスターチ、乳化剤(一部に卵、乳、大豆を含む)

パッと見る限り、「トンカ豆」という聞き慣れないマメ以外は、特に変わったものは入っていないみたいです。

ベーシックな材料(でも、間違いなく高品質のもの)に、丁寧に熱を入れて、この味わいに仕上げているんですね。一口に「湯煎焼き」といっても、なかなか調節が難しそう・・・

ところでこのトンカ豆なるものは、わたしも初めて食したのですが、少しシナモンのような、杏仁のような、エキゾチックな味わい。

中南米原産のトンカ豆

Mr.CHEESECAKEの最初の一口を食べた瞬間に知らない香りが広がり、「なにこれ?」っていう、美しい驚きがありました。
その正体が、このトンカ豆だったようです。

不慣れなスパイスってちょっと拒否感が出たりするものですが、これは驚きつつも、惹き込まれる感じがしました。

ちなみにMr.CHEESECAKE、3人では1本全部は食べきれませんでした。
クリームをたっぷり使った、しっかりした味わいなので、1本=5人くらいで分けるのがちょうど良さそう。

値段だけ聞くと「わ、贅沢!」って感じですが、この味わい&食感なら、納得です。

あ、ちなみに、うちはカフェをやっているので、こういうものは「研究費」として経費算入もできる。
ひそかな、役得(・∀・)

ところでこのMr.CHEESECAKE、門外不出のレシピかと思いきや、実は(自宅用に多少アレンジはあれど)材料や作り方は、まるっと公開されているんですね。

とはいえ、レシピを公開するということは、「レシピを公開してもすぐにマネできる味ではない」という自信がおありになるからこそ。

で、たしかに自分で作ってみたら「似て非なる味わい」でした。研究の余地あり(笑)

まぁ自分ですぐ作れてしまったら、むしろつまらないのかも。
素敵な体験をさせてくださってありがとうございました。

美味しかった&楽しかった!