カフェ経営

カフェ経営の10ブンの7 ~汗だくの1日~

ときどきですが、

自分もいつかカフェをやりたいんですよね

という話をされるお客さまがおられます。

それは素敵な話で、村上春樹だってもともとはジャズ喫茶のマスターだし、もしかして人間って誰でも人生で1回くらいカフェをやりたいって思うようなチップか何かが埋め込まれているのかも。

ところでカフェ経営ってわりとふんわりしたイメージを持っている人が多いんじゃないかと思うのです。

まさにわたしがそんな人でした。

「自分の好きなインテリアに、好きな本を置いて、好きなカップに好きなコーヒー淹れて、好きな音楽かけるぅ!!!

みたいなこと考えてました。

まぁ
「トイレ掃除と皿洗いが超好きだからカフェやりたい」
って人、あまりいないと思う。

「ふんわり」から入ったって別にいいと思っています。そしてわたしはいまだにふんわりしてます。

 

そんなわたしたちの今日。

オットは、山へ薪を取りに。(コーヒー豆焙煎に使います)

わたしは川へ洗濯に。

・・・ではなくて、家主さんの農園でブルーベリーを採らせてもらいに出かけました。
ブルーベリーのチーズケーキは、カフェでも根強い人気商品。


ブルーベリー畑、鳥の襲撃に備えて、最近網を強力なものに架け替えたそうです。
(家主さんは別にブルーベリー農家ではありません)

雨が多くてしばらく会えなかったブルーベリー!

黒っぽく熟したものだけ、選んで採ります。

手で簡単に採れるブルーベリー。プチプチともいでいきます。

この作業、なんかに似てると思ったら・・・

コーヒー農園だ

ハワイのコーヒー農園でも、手摘みのところは熟練の「摘み師」みたいな人を季節的に雇って、すごい勢いで採ると言ってたっけ。

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そんなことを想い出しながら、ひたすら採っていきます。

ところでブルーベリーって、ものすごく優秀なフルーツなんですよね。

  • 指だけで採れる。
  • 木は高くない(剪定にもよるのかもだけど)。
  • 枝にトゲがない(柑橘類とかはエグいトゲがけっこうある!!)。
  • 1つ1つの実が軽くて、体力のないわたしでも、平気で採れる。
  • そのまま食べられるのでムダが全くない。
  • 眼に良いだけではなく、心臓や脳、がん予防、美肌にも効くスーパーフード。

優秀っていうか、わたしにとって都合がいいという話もありますが。

ともかく大好きなブルーベリー。本日は、1.2キロ採らせてもらいました。

そこに

「ミノムシ、見つけたら取ってね」

と、奥さんの声。

「え、ミノムシ?」

よーく見ると確かに、葉っぱにくっついています。虫の写真キラいな人もいると思うので、イラストでごまかします。

なんか久しぶりに見た!!

実際はミノの中に虫が入っているので、ときどきカサカサと揺れるミノムシ。(ちょっとキモい)

虫本体がいつも表に出ているわけではないので、控えめなヤツだとは思うのですが、どうも葉を食い荒らすみたいです。

こちらがけっこう被害の大きい部分。

なんで、ミノムシも見つけたら取り除きます。

ただ人間って、同時に2つのものを採るのが難しいみたいで、気づいたら「ミノムシ採集」になっていたので、ちょいちょい我に返りながら、ブルーベリー採りを続けます。

ちょっと想定外のものもいました。KAWAII

一般に「遅い梅雨が明けると、そのあと地獄の蒸し暑さ」らしいですが、7月24日に梅雨明けとなった今年、野菜をじっくり蒸したら美味しそうなくらいの気温です。確かに。

1時間あまり夢中でブルーベリーとミノムシを交互に取っていたら、ちょっとクラクラしてきたので、カフェへ避難。

そこで薪取りからやっぱりクラクラして帰って来たオットと合流して、休憩。

そこから、今度はカフェの窓の掃除です。

いや、窓というか、天井。

カフェの天井の半分はガラス張りなのです。
すごくないですか。一般人の家ですよ。

ホースをお借りして、水を景気よく流しながら、モップで洗っていきます(オットが)。

「腰がいてぇ」

などたまにつぶやきながらも、順調に済ませて行きました。

その間、わたしは窓のほうの掃除です。

言葉で説明しづらいですが、この窓は中段、上段がそれぞれ下に下げられるようになっていて、窓から身を乗り出したりしながら窓拭きが可能になっています。

また、窓の下には通路もあって(その下は崖ですが)、外から拭くこともできる。

なんかよくできている窓です。(一般人の家です)

                        

なんだかんだで2時間くらいかかって終了。

BEAUTIFUL

すっかり垢を落とされたガラスは、本来の役割を取り戻して喜んでいる感じがします。


天井、窓とは逆に、わたしたちはなんか汗とか水とかホコリとかで、ドロドロになってましたが、そのあとのシャワーの気持ち良すぎ。

ほどよく体を動かしたあとの爽快すぎる達成感てやつ!!

「窓掃除終了記念花火大会」

くらいあっても良いのではと思ったのですが、別に掃除は年1回じゃないんでやめることにする。

こんな風に考えると、カフェの仕事は「人から見える仕事:人から見えない仕事=3:7」という感じだなぁと思います。たとえばこんな風に、見える部分は氷山の一角。

<カフェの仕事 見取り図>

わたしたちは、人を雇用していないので、まだシンプルなほうかもしれません。

何を仕事にするかは、見えている10ブンの3のほうで決めるものですよね。

ですが、実際に仕事を始めてからキモになるのは、外から見えない10ブンの7のほうではないかと思うのです。

「見えてない10ブンの7の仕事を愛せる仕事」
見つかったらラッキー、という気がします。

まとめ

  • カフェの仕事は、人に見えてないところが10ブンの7
  • 人に見えてない10ブンの7を楽しく感じられる仕事がいい

ということでした。

でもこれってカフェに限らず、どんな職種でも同じ気がしませんか?

心で花火を打ち上げたくなるような仕事、わりといいものです。