こんにちは、nanami*です。
移住に際して、心ひそかに気にしていたのが
「子どもいなくてもいいのかな?」
ということ。
結論から言うと、「移住に際して子どもの有無は全然関係ない」という感じでした。
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なぜ移住と子どもの有無が気になる?
まず移住って、「過疎地に子どもが増えてにぎやかになった!」と喜ばれるイメージ、ありませんか?わたしはありました。
つまり、「移住者=子どもがいてにぎやか」という期待を裏切り、
「これから子どもを持ちそうにもない年齢の夫婦」
がやってきたら、地域の人は
「もっと若い夫婦が来てくれればねぇ~」
なーんて思うんじゃないかな。
いろいろ考えていて、不安だったんです。
移住相談会でぶつけてみた
そんなある日、東京・有楽町で開催されていた高知県の移住相談フェアで、本山町のブースに立ち寄ったんですが・・・
その担当のおじさんが優しいかただったのでつい
「あの、子どもがいたほうが喜ばれそうですけど、いなくても大丈夫ですか?」
となんとも答えづらいであろう質問をストレートにしてしまいました。
するとおじさんは目をパチパチさせてびっくりしたようでしたが・・・
「全然問題ありませんよ!」
と言ってくれたのです。
さらに
「わたしもUターンで本山に戻りましたが、独り身ですよ。アハハ」
とも。
なんだかとっても安心させてくれるおじさんでした。ありがとうございました。
「移住と子どもの関係」について、こちらに来て気づくこと
移住と子ども、という視点で、移住前に気づかなかったことがいくつかありました。
1.40代は「子ども」だった・・・
まずこれ。40代って、田舎では全然若いほうなんです。
こちらでは80代、90代が現役でバリバリ活動しているので、
40代は、彼らにとって「子ども」みたいなもの!
これは本当に盲点でした。場合によっては「孫」ですよ、わたしたち。
おかげで、わりと可愛がっていただいています。
2.みんな自分の子どもが恋しい
地元の年配の方々によく言われるのが
「あんたら東京から来たが?うちの子は東京行ったきり、帰ってこんが・・・」
というセリフ。ちょっと、聞いてて寂しく、気の毒になります。
地元の人にとって一番大事なのは、自分の子どもたちがいつか地元に帰ってきてくれるかどうかということ。
もちろん、移住者が子どもを連れてくる、または、移住後に産んでくれるというのは地域にとってとても喜ばしいことだけれど、やはり自分の子どもの恋しさに比べたら、まぁ、どっちでもいいくらいのことなのかなと。
3.「子はかすがい」の発想は、甘かった
移住に際して、「子どもがいれば、地域とうまくなじめるかも」という、「かすがい」的利用を発想していること自体が甘い。というか、やらしかったです。反省。
そんな考えだと、仮にうちに子どもがいても、行き詰まっていた可能性が高かったと思います。
まとめ 子どものいない夫婦にも移住はおすすめです
子どもがいなければいないなりに、「時間が自由になる」という利点があり、地元では何かと重宝がられることもあります。
わたしたちは3年間、移住に際して子どもがいなくて困ったことは1度もありません。
ご参考になれば嬉しいです。