こんにちは、ななみです。
全国で「移住者を集める町」として知られる神山町(徳島県)。
人口5,000人に満たない小さな町ですが、ある意味で”移住の聖地”みたいなところなので、知っている方も多いと思います。
先日、ようやく行ってみることができました!
神山町は2005年に町内全域に「光ファイバー」が敷設されたこともあり、2010年に名刺管理サービス会社のSansanがサテライトオフィスを作ってからはIT関連企業が次々とオフィスを設け、現在の「移住の聖地」となるまでに発展した町です。
こんな風に、”ブレイク”のきっかけは色々あるのでしょうが、行ってみてまず気づいた、すっごく単純で重要なことは、
利便性の高い場所である
ということ。
「徳島県〇〇郡〇〇町」という印象で”すっごい田舎!”と思ってしまいそうですが、実は
徳島市からは、わずか40分。
徳島空港までも、1時間。
淡路島経由神戸までも、なんと2時間強!
思わず、
「超都会じゃねぇか」
と言ってしまったほど。
高知市へ行くだけで2時間半かかる四万十市に住んでいることに、胸を張りたくなりました。
ちなみに神山町に限らないのですが、こうやって「田舎に見えるけどそれほどでもない」という場所は実はけっこうたくさんあるんですよね。
みたいな。
移住するときは、「立地」は360度から確認したほうが良いです。
それでもやっぱり神山町は1000m級の山々に囲まれた、自然たっぷりの田舎。
田舎は見慣れましたが(笑)、やっぱりいいです。
今回宿泊したのは、WEEK神山というSTAY&WORKのための宿。
つまり、PCを持ち運んで、いつもと違う気分で仕事をしましょう、というための場所です。
全室から鮎喰川という清流が臨めます。
こ、これは・・・
仕事、はかどるというか、やりたくなくなるのでは・・・
シンプルで気持ちの良い空間です。
実際には、部屋にはデスクなどがないので、食堂でやることになりそう。
ここがとっても快適でした。
キッチンも完備。うわー、このまま持って帰りたい。
ここに泊まって、町内のコワーキングスペースや、それぞれのサテライトオフィスに出かけるという使い方ですね。
この宿の向かい側にも、コワーキングスペースがありました。
さて、町内には食事をするところが何軒があり、こちらのかま屋さんはその中でも超のつく人気店。
”フードハブ”という理念で経営されているレストランです。
野菜が多く、しっかりボリュームのある美味しい食事でした。
ただ、ちゃんとした内容で理念があるものとはいえ、約1,800円(税込み)という価格は、「普段使い」にはちょっと厳しいかな~と。このあたりは難しいところですよね。
そしてもう1軒の人気店にも。Yusan Pizza さんです。
大阪からここに家族5人で移住されて、築100年の古民家でピザ屋さんを開店されたそうです。
めちゃめちゃ優しい感じのご夫婦で、ピザも美味!
古民家の改装って気になります。
特に華美ではないのに雰囲気がいいのはひとえにセンスなのかなぁ。
ここも、 結構気合の入った田舎なんですが、
平日からどんどんお客さんが。
わたしは思いました。
ピザ強ぇ!!
ほんとラーメンとピザは集客力がある。(もちろん美味しいからなんですけど)
さらに。
今回は行けなかったのですが、なんとクラフトビールカフェまである神山町。
(▼お写真お借りしました)
アイルランドから来た移住者の方が作られているそうですよ。
ここは次回、ぜひ行ってみたいですね~
ただ、こんな都会ばりのおしゃれなスポットばかりではなく、大自然もめっちゃあふれているのが神山町のいいところ。
猛烈に急坂を登っていく(途中やや後悔)、雨乞の滝。
四国八十八箇所第十二番札所、焼山寺。
あまり深く考えないで行ったのですが、すさまじい杉の巨木が林立していてビックリ!
紹介しきれないのですが、こんな感じの気になるスポットがあふれている神山町。
うちの近くにも、あんなものや、こんなものがあったらなぁ・・・と妄想してばかりで、疲れました(笑)
とてもすごいところでしたが、よくよく見ると「神山町にしかできない」ということでもなく、四万十市でもどこでも、可能なことばかり。
要するに、「人」の問題です。それが難しいんだけど。
でもわたしたちにもまだまだ色んな事ができそうな気がして、元気になって帰ってきました!