海外旅行

人生35か国を訪ねて、もっとも印象に残った3か国はココでした

こんにちは、ななみんです。

最近考えていること、それは

ななみん
ななみん
高知に来てから、海外行ってないなぁ

CONTENTS

移住してから、海外に出かけない

高知に来てから海外にあまり行かなくなった理由としては、

  • そもそも仕事で行かない(以前は海外出張があった)
  • 高知、四国がオモシロいのであまり海外に目が向かない
  • 単に忙しい!

などがあります。

わたしより海外好きだったはずのオットは、

オット
オット
山に行く方が楽しい

とか言い出すし。
山って、ヒマラヤやアルプスじゃなくて、すぐそこの山のことですよ。

つまるところ、夫婦ともに現状に満足しているのでいいことではありますが、ちょっと自らに刺激を与えるために、あえて旅の話を引っ張ってきます。

これまで行った国や地域

ざっと35個ありました。

かなり偏りがあって、中東、アフリカ、南米はゼロなんです。
ちなみに初めての海外は、19歳のハワイ!

まぁ別に数を競うものではないですが、死ぬまでに100か国くらい行きたいなぁ。

ななみんの渡航歴
  1. 中国(台湾、香港、マカオ含む)
  2. 韓国
  3. インド
  4. インドネシア
  5. フィリピン
  6. ベトナム
  7. タイ
  8. ブータン
  9. キューバ
  10. イタリア
  11. フランス
  12. アメリカ
  13. ドイツ
  14. オーストリア
  15. ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
  16. ハンガリー
  17. クロアチア
  18. フィンランド
  19. デンマーク
  20. スウェーデン
  21. ノルウェー
  22. ロシア
  23. ラオス
  24. マレーシア
  25. シンガポール
  26. スペイン
  27. ポルトガル
  28. イギリス
  29. オランダ
  30. ベルギー
  31. ポーランド
  32. リトアニア
  33. エストニア
  34. ラトビア
  35. カナダ

通過しただけの国(セルビア、スイス、スロバキア)は含みません。

記憶に残る国

どの国も、「行かなきゃ良かった・・・」ってところはありませんでした。
ただ、やはり印象に強く残るところというのはあります。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(2014訪問)

ヨーロッパと中東のあいだに位置するこの国。

なんともエキゾチックな魅力があります。

宗教もなんとカトリック、ロシア正教、イスラム教が混在
パッと見て、ロシア正教会、カトリック教会、モスクがすぐ近くに立っているところなんて見たことない・・・
まさに東西の交差点。

しかし現実には、1992年から1995年という、つい最近まで凄惨な内戦が続いていた国で、いまだに町のあちこちに銃弾のあとが残っていました。

 失業率も20%と高く、全体にうっすらと疲労感が漂う感じもします。

ただ、実際には怖いことは何もありませんでした。むしろ現地の人は、優しすぎるくらい。

怖いイメージがあったのですが、バーで若者が吸っているのは「水タバコ」でアルコールじゃないんか!みたいな。

この国ほど自分との共通点を見出しにくい、それでいて魅力的な国は初めてでした。

キューバ(2015訪問)

あそこの人は全然働かないよ、と事前に人から聞いていた国、キューバ。

その雰囲気には以前から興味があったものの、なんとなく行きそびれていました。

しかしアメリカとの国交回復の話が出てきて、そうなったらあっという間に資本主義にさらされて変わってしまう!と思い、その直前に慌てて行くことに!

やっぱりなかなか機会がないと、重い腰って上がらないもんです。

予定通り、働かない人々を見つけて喜ぶ。

ハバナは、なんていうかオトナの街という感じがしました。

明るさ、頽廃。

しかしすでに、観光業で外貨を稼ぐ人と、いままでどおりの社会主義下にある人との、貧富の差が出始めているのは残酷なほどはっきり見えてきていて。

これからどんどん変わっていってしまうんだろうな、残念、というのは、旅行者の勝手な気持ちなんですよね。

1970年代のままで止まった空気感は健在でした。

あれ、人生ってこんな感じでも良かったんだっけ?
って思わせてくれる、チカラの抜けた感じのキューバ。

日本人はみんな1回くらい行ったらいいんじゃないだろうか。
他にもそういうところはあるかもね。

ブータン(2009訪問)

長らく鎖国をしていたような国ってどんなところなんでしょうかね。

こんなところでした。

四国っぽい・・・

 

四万十っぽい・・・

 

風景はどこか日本に似ていて、人々の顔つきもかなり日本人と似ているのですが、なにせ何もかも違う。

首都にすら信号機がない。
食事は数種類しかない。
生活のほぼすべてがチベット仏教への信仰下にある。
多くの住民が民族衣装を着ている。
観光といえば「ゾン」がほとんど。

※ ゾン、とは、官庁でもあり、寺院でもあるというような場所で、ブータンのあちこちにあります。

ブータンはかなり衝撃を受けた国でした。
(ただし、行ったのが2009年なので、もう変化している可能性はあります)

名所観光やグルメ、ショッピング、世界遺産めぐりを「旅行」と呼ぶなら、ブータンへ行くのはもしかしたら「修行」に近いかも。

ただ、よく言われるように、「世界一幸せな国」とか「秘境、桃源郷」という浮世離れした感じでもなかったです。

若者はスマートフォンを持っていたし、起業したいとか言っていたし、ふつうなところはふつう。
なんだけど、やっぱりどこか違うブータン。

現実と理想のあいだで悩み、そして中国やインドという大国に挟まれながら独立を守る道を探り続けるブータンの姿は、ひとりの人間の生き方にも通じる気がしたからかもしれません。

次に行きたい場所

今年(2019年)は、アメリカに行く予定です。意外にオーソドックスな。

それ以外は、数限りない・・・

「コスタリカ」「ヨルダン」「アルバニア」「モンテネグロ」などは聞いてるだけでじわじわしてきますね!!

ななみん’s VIEW

若いころは、「旅」さえしていれば人間として成長や向上があると思っていたフシがあるのですが、最近はさすがにそこまで旅に期待していません。

むしろ本拠地で、コツコツやるべきことをやるほうが大事だなと思う気持ちもあります。

ただ、最近人生でとても重要だと気づいたモノがひとつあります。それは

 

時機

 

たとえば、シリア、アフガニスタンなどは行きたいと思っても、政情の関係でもう行けません。

自分の気力と体力がなくなったら、そもそもどこにも行けない。

どこに行くか、行かないか。
全部未来の自分だけでコントロールできると思ったら間違いなんですよね。

一番大切なのは、「時機を逃さないこと」なんだと思います。

これ、旅に限らないんですけれど。
時機って、「まさにそのとき」は気づきにくいかもしれない。

「今は何をする時機なんだろう?」と問いかけながら暮らしていきたいです。