こんにちは、ななみんです。
ひょんなことから、週末のみ営業するコーヒー店を始めて1カ月が経ちました。間もなく開店から1年になろうとしています。

注)春・夏は土・日・月の週3日、秋・冬は土・日の週2日体制です。


特に会社員の人であれば、「週末〇〇」という副業を考えている方もいると思うので、一例としてカフェの例を挙げます。
この記事は、
- いつか自分もカフェがやりたい!
- 週末は別の副業を持ちたい!
と思っている方に向けて、「ゆるふわっぽい週末カフェ経営」の実態をお教えします。
カフェを経営して初めてわかること
週末カフェ経営に対するわたしのイメージは、
- ゆるふわ
- マイペース
- のんびり
- 自分らしく
- ゆとり
みたいなところで、まぁざっくり言うと
という感じでした。浅い!!
言うのとやるのと大違いです。当たり前ですけど・・・
以下、「週末カフェをやってみてわかったこと」。
思ったより体力がない
若いころは週に5日、フルで立ち仕事の飲食店の仕事もやっていたのに、今は週に2~3日(しかも半日)でけっこう疲れています。
わたしたちのように40代(以降)から何かしようというときは、自分の体力が思ったより衰えている可能性を十分考えておくべき。
60代からカフェしよう、なんて思っていたけど、実際にはその歳からは無理だったんじゃないかな・・・
想像の5倍、忙しい
ふと気づくと、なんかほとんど「休み」がないんですよね。
おかしいな~と思ってよくよく考えたところ。
カフェ営業は、週に2日。

でもスイーツの仕込に1日。

店のレイアウトなど、細かいカイゼンにも1日。

カフェ以外の在宅ワークやブログ、週に2日。

あらゆる雑務やたまった家事の片付けに、1日。

2+1+1+2+1=7日間
1週間終わってる!
「週2日(3日)経営だから少なくとも4日間はヒマだな♪」ってノーテンキに構えていたわたしは
だったなぁ。
これ、「遠くのゾウは小さく見える」(=未来の自分は忙しくないと思うこと)という現象なんですね。時間管理についてとても重要なことなので、良かったらこちらを参考にしてください。

最近いろいろ効率化できるところもあって、少し休みを確保できるようになりました。
常に自分を問われている、という緊張感がハンパない
個人カフェ経営=自分の世界観を表現できる、という理由で憧れる人が多いと思います。
メニュー、インテリア、店構え、ネーミング、すべてオーナーのセンスが全面的に出るのがカフェ経営。
それはとても楽しくやりがいのあることですが、一方で、常に「自分のすべてを問われてるような気持ち」にもなります。
まぁこれは自意識過剰な部分があるかもしれませんが、わたしは常に緊張感を感じます。
個人カフェの場合は、自宅のダイニング・リビングに、不特定多数の人を招きもてなすのとあまり変わりません。
経済的に大変!!
基本的にカフェは薄利多売です。
でも個人カフェは「薄利多売に徹すると駅前のスタンドみたいになって、個人ならではの価値が生み出せない」というジレンマに陥ります。
小さい個人店のレベルでは、物販をしたり、イベント開催をしたり、イベント出店をしたりという工夫が必要です。
わたしたちの場合は、もともと「林業」という主業があってのカフェなので、ちょっとスタイルが違いますが、これもカフェを成り立たせるための「工夫」になっているといえばその通りです。
ななみん’s View
いろいろ大変なことが多いながらも、人々と直接触れ合うカフェという仕事はやはり素晴らしい一面があります。
古くはカフェからいろんな文化やインテリジェンスが生まれていきました。才能ある人同士が交流したのもコーヒーハウスでした。
少しでもそういう場所に近づきたいと考えています。