こんにちは、ななみです。
さてコツコツとやりはじめた古民家解体。
まずは「瓦を外す、下ろす」ところなんですが、「適当に屋根に上って瓦を落っことす」というわけにもいかないので、いろいろ下準備が必要。
やっぱり道具は重要です。
CONTENTS
古民家解体、屋根上作業に必要な道具
お読みいただく前に↓
よろしくお願いします。
今日紹介するのは7つ。
これで全部というわけではなく、やりながら考えて必要なものを買い足していく状況ですね!
① 2連はしご(5メートル)
まずはこれ。屋根に上らなきゃ始まらない!
でも人生で「はしごを買う」っていう経験はあまりないので、みんな初心者だと思います。
一応、わたしが調べた結果をまとめておきます。
- 日本のはしご界では、「ハセガワ・アルインコ・ピカ」が3大メーカーで、どれを選んでもハズレはなさそう。
- いずれも大阪が本社で、この業界は大阪が異様に強い様子。
我が家が重機を借りることのある建設センターで使っているはしごがハセガワだったので、ハセガワにしてみました。
5メートルの2連はしご。だいたい、2万円くらいで買えます。
わたしの感想は
だって5メートルって相当な大きさですよ!こんなにアルミ使ってねぇ・・・
なのでもっとすごく高価なのかと思いましたが、それほどではなくてよかったです。
まぁただ使う頻度がね・・・
とにかくオットにはたくさん使って元を取ってもらいたいです(笑)
② はしご兼用脚立(7尺・2.1メートル)
次は脚立。脚立界ってなぜか突然「尺単位」(1尺=30cm)で語り出すのでナゾです。
はしごと脚立、両方要る??と思ったのですが、オットによれば、はしごを固定しておきつつ、違うところに上ったりすることもありえるとのこと。
まぁ確かに、それに脚立はどうせ使うでしょうから、この機会に買うことにします。
今回欲しいのは、2メートル級の脚立で、伸ばすと4メートルのはしごにもなる、はしご兼用脚立。
「伸ばすと」というのは、こういうイメージです。
はしごがハセガワだったので、脚立はアルインコで。
ちょっと変わったブラックを選んでみました。
(写真は4尺)
家の中に置いておいても、ちょっとインテリアになりそう(邪魔か・・・?)。
ちなみにアメリカの老舗メーカー「ミシガンラダー」の脚立がとても格好いいのですが、ちょっとお値段が高いし、買ってももったいなくて使えなさそうなので(笑)諦めました。
③ 登山用ロープ
さて、はしごや脚立を使って屋根の上に上ったあと。
「命綱」が必要。
こんな利用イメージで。
なので、登山用ロープを用意。
「登山用」が必須ではないんですが、登山用だとなんとなく信頼感が高いような気がしたので(笑)
登山用ロープの中では、価格が手ごろなこちらを選びました。
Beal Virus・ベアール バイラス 60m 10.0mm
60mもなくてもいいんですが、この長さしかなかったのでこれで。
実際手に取ると、太さは10㎜=1センチくらいあると安心です。
④ トラックロープ
ちなみに、登山用ではない普通のロープも、サブでもうひとつ張っています。
何本か張っていると、屋根の上で移動できますので。
登山用ロープは高価なので、別に全部トラックロープでも良いかとは思います。
⑤ 屋根作業靴
林業に林業靴があるように、屋根の上にも「屋根作業靴」っていう特化したジャンルがあります。
そのニッチな世界を知ったときはびっくりしましたが(笑)
屋根作業靴とは、
- 太陽熱で熱くなる瓦や屋根の上を歩ける耐熱性が靴底にある
- 靴底が防滑性を備えている
- 重いものが落ちても安全な先芯(=鉄板)あり
- マジックテープのベルト式で足に密着
などの特徴を備えたものです。
調べてみると、意外に種類も豊富。
色々検討したんですが、うちが購入したのは、近所のワークウェイ(四国的ワークマン)で取り扱いがあった、こちらのマンダムルーフ。
これだけの機能を備えて、4,000円弱というお手ごろさです。
普段からこれ履いていたら、全天候型の上に超安全だと思う。目立つけど。
ちなみに、「屋根プロ」というわかりやすい名前のこちらも、屋根作業靴の中では、デザインがなかなか良いので迷いました。
考えた末、先芯(つま先が鉄板で覆われている部分)がないので却下。
ただ、屋根の上に空から重いものが落ちてくるっていう設定はあまりないし、先芯がない分だけ軽いので、それを優先してこちらを選ぶのもありかな。
⑥ ヘルメット
うちには林業系のゴツいヘルメットもいくつかありますが、屋根の上では一般的な白いヘルメットが軽くて良いと思います。
防災用にもなるので、ひとりひとつ備えても良いかもしれないです。
⑦ 手袋
軍手でもよいのですが、滑らないのと、万一「釘」などが出ていたときに防御できるゴム製のものが安心かと思います。
まとめ
DIYはこんな感じで、なんでも「道具類」にけっこうお金がかかってしまうものです。
とはいえ、
まぁいいのかなと・・・
・・・いう調子で、「道具沼」にハマっていくんですね(笑)