冷やし中華はじめましたみたいなタイトルですが、この通りなんです。
先日から開始した「古民家改修」の話なんですが、実を言うと、まずは「解体」が中心なのです。
ちなみにお読みいただく前に↓
よろしくお願いします。
では本題。
今回、わたしたちが入手した古民家は、実は敷地内に2棟の家が建っていまして、それが
古い家と、すごく古い家(笑)
<現状>
敷地内
とても古いほう(築80年以上は経っていそう)は、改修が難しそうだし、そもそも2軒も家いらないし。
そこで、1つは解体して庭を広げ、残ったほうを改修することにしました。
<イメージ>
敷地内
しかしここで問題になるのが、解体費用。
ざっくり見積もっても、一軒の古民家の解体を、業者にまるっと委託すると100万円くらいかかりそう・・・。
うーん。
建設にかかる費用ならともかく、破壊にかかる費用というのはなんだか切ないものがありますね。
とはいえ以前のわたしたちなら、当然のように業者に委託したでしょう。
(というか、こういう家を購入してなかったと思いますが 笑)
しかし、今は思考回路が違います。
『仕事をしてお金を稼ぎ、業者に委託する』
↓
『仕事をする時間をそのまま自分で解体に充てる』
つまり貨幣を媒介させないというか、自分で自分に外注するというか。
考えてみればわりとシンプルな思考だし、田舎だとこの感覚がわりと普通になってくるんですよね。
どうしてもできないところだけ業者とか知り合いにお願いするという感じです。
余談ですけど、アメリカで訪ねたアーミッシュの村も、家を建てるのは村の人々の助け合いでした。
解体の話に戻りますが・・・
いきなり「解体」って言っても、自分たちには、何ができて何ができないのかすらわからない、という状況。
オットと相談した結果は、
「手探りでいいから、やれるとこまでやってみるか」
というシンプルなものでした。
調べていると、解体は「素人が手を出して、途中でやっぱり諦めて業者に委託するというケースも多い。しかしその場合、初めから業者に依頼するより面倒で高くつく」なんていう話もあります。
確かにその冷静な理論もわかるのですが、だからといって、初めから業者にお願いする気にもあまりなれないんですよね。
なんだろう・・・
やってみたい
だけか。
ともあれ、なんといっても一番大事なのは、安全。
林業で「安全思考」はしっかり叩き込まれているオットですが、それでも解体と林業は(ちょっと似てるけど)違いますからね。
次回は「解体のために買った道具」をご案内します。