すっかり遠のいていたブログですが、しれっと戻ります。
さて、2024年4月29日にスタートしたカフェ、1周年経ちました~!!
あえてあっさり言うのですが、開店からこちら、地獄みたいな1年でした。
と言っても特別に重い話でもなく。
おそらく「スタートアップ(起業)の最初の1年」って、私たちに限らず、そして、職種、規模、年齢も性別も問わず、みんななんらかの地獄なんじゃないかなーって思います。
睡眠不足だとか、資金不足だとか、実力不足だとか、周囲とモメたりとか、家庭が崩壊しかけたりとかetc
新聞広告で見かけて、ついオットと秒でポチってしまった本↓
40代でパン屋を起業する永田の話は、50代でカフェを始める私たちとはけっこう重なるところがあり、特に「やってもやってもなぜかお金が残らない」とか「立ちっぱなしで体にこたえる」とか、リアルな地獄が、あるある過ぎて笑えました。
永田の家では奥さんと娘さんが出て行ってしまうし
学資を使いこむ永田、やるなー!
人によって資本や才能、運など持てるカードは違うのは当然ですが、恵まれている人にもそれなりの辛苦はある。
結局、人によって景色の違う地獄だってことだろうなと今なら思います。
こうやって地獄地獄と連呼していますが、その裏にある感情は、自分で選んだ地獄を歩くのはそう悪いことではないという、案外ポジティブなもの。
限界まで頑張るというスポ根みたいなのは時代遅れかもしれませんが、それでも、2024年のことをあとから懐かしくシミジミと思い出しそうです。
さて、とはいえ1年経ったから急に地獄が天国になるはずもなく。
1年目には1年目の、2年目には2年目の地獄があるような気がしています。
それはそれで、やっぱりけっこう気が重いじゃんな(笑)