あのUCC(上島珈琲)の神戸本社内にあるのが、「UCCコーヒー博物館」。
日本で唯一のコーヒー専門博物館とあって、コーヒー関係者も観光客もどっさり来るらしいです。
コーヒーの好きなわたしたちはぜひ一度行きたかった!
と言いつつ、「まぁしょせん会社内の博物館だから、ギャラリーみたいなもんでしょ」くらいにしか思ってなかったのですが・・・
見くびって申し訳ございませんでした。
CONTENTS
博物館の紹介
まず建物を見てびっくり。独立した博物館なんだ!
中に入って入館料300円を払うと、こんなエスカレーターが。
登りきると、コーヒーの苗が鎮座してます。「すべてはこの1本の苗から」。
ここのすごいところは、まずエスカレーターで最上階に上がって、あとはゆるいスロープをくだるつくりになっていること。
上から見た感じ。きれい!!
わたしの母も足が悪くて、たくさん歩くところには連れて行きにくいのですが、これなら全然負担がなさそうです。車いすもベビーカーも動きやすいし、こういうところに気を遣っているつくりってすごいいいですよね。
博物館って、やたら広くて疲れることが多くて・・・ここはそういう感じがまったくありませんでした。
何度でも行きたくなる博物館です。
コーヒーに関する展示
起源
まずはコーヒーの起源である、昔のエチオピアの様子。こんな道具を使ってたんですね。コーヒーはもともとは嗜好品ではなくて、薬として用いられていました。
栽培
スロープをくだりながら、コーヒー農園の中にいるような巨大な写真の中を歩きます。鳥の声が聞こえてきて、凝ってるな!!
コーヒー豆は、果物です!
鑑定
ブラジルの港を出て、鑑定されて世界各国に旅立つまでを展示。
ブラジルからコーヒーを出荷する、サントスの港。
コーヒー豆を入れる麻袋のデザインって、めっちゃかわいくないですか?
わたしの好みの2点(^^)
焙煎
焙煎の度合い別に並んだコーヒー豆。色のグラデーションがいいですなぁ。
ここでも、耳をすますと、焙煎の「パチパチ・・・」とはぜる音が聞こえます。
巨大な焙煎機や、古い焙煎機の数々があります。
抽出
古今東西、そしていにしえからのコーヒー抽出器の数々!
いろんな淹れ方を模索してきたんですね~。
貴重なアンティークですね。
ちょ、巨大ではw
このあたりが、人間の「うまいコーヒー」へのあくなき欲求の歴史が見えて、ワタシ的には一番おもしろかった!
文化
さらにカップや書籍、音楽などいろいろなコーヒー周りの展示が見られます。
試飲
この日は、アイスコーヒーの試飲(お湯だし・水だし飲み比べ)もさせてくれたり。毎日、何かしらの試飲はしているようです。
水だしが好きだな!
というわけで、コーヒー好きな人にとっては、楽しい時間が間違いなく過ごせます。キライな人は来ないと思うが・・・
意外に子どももたくさん来ていて(中学生以下無料)、楽しそうにしてましたので、親子連れでも大丈夫です。
たまには違う神戸の楽しみ方ということで!