国内旅行

《日本縦断day22-23》水と生きる町、郡上八幡。浄化されに行ってみよう@岐阜県・郡上八幡

夫が関心を持つ自然農法で有名なあるお方が、山梨県北杜市からこの郡上八幡に移住された。

…というだけの理由で、「どんな場所なんだろう?」と行ってみることに。

特にご本人をお訪ねするわけでもなく・・・ていうか、お会いしたこともない!

まぁちょっとした興味を行動に移せるところが、自由なの旅の良いところです。

いまは郡上おどりのシーズン。

ちなみに郡上踊りとは、「7月中旬から9月上旬にかけて33夜にわたって踊られます。 日本一のロングランの盆おどり

だそう。

い、1カ月、盆踊りしつづける???

けっこうスゴいところなのかも・・・

 

郡上八幡(ぐじょうはちまん)といえば、もちろん聞いたことはあるけど、あまり話題になった感はない。

正直なところ、大して期待しないで行ったのですが(すみません)、これが想像以上に素敵だったので得した気分です!

結論を言うと、特に何もないけど、なぜかホッとする町。

見どころといえば郡上八幡城が「日本最古の木造再建城」という程度なんですが・・・相当高いところにありますが、クルマでアプローチできるので安心です。

 

 

天空の竹田城は、徒歩で上まで。これなかなかキツかったな・・・

《日本縦断 day2》天空の城へ散歩@兵庫県・竹田城昨日は憧れの車中泊。 朝起きたら、さわやかにエコノミークラス症候群っぽくなってました。 昨日、「ビジネスクラ...

郡上八幡は多くの川や用水路に囲まれ、古い街並みが残る城下町。その様子が、いまだ昔のまま残っている場所が多いんですね。

あらゆるところが水だよ!!

川のほとり。

 

町をたくさん流れる水路。

 

家に入るのに橋を渡る家、多し。

水路には階段で降りられて、住民が生活に使えるようになっている。

古き良き風情が残っていました。

水路と生活が密接していて、わたしたちが歩いているときも、水路で子どもの運動靴を洗っているお母さんがいたりして、なんだかとっても懐かしい風景。

たぶん、ホッするのはこれが理由じゃないかな?

きれいな水と暮らす、水のそばで生きるっていうのは、人間にとって思ったよりずっと良いことなのかもしれない。

知らず知らず浄化されるというか。

上水道完備とかいうのとはまた違うんですよね。

水路は工夫がされていて、上段は飲み水、中段は野菜を洗う水、下段は食器を洗う水、など、ムダがないように使い分ける仕組みになっていたんだそうです。

 

いまでも水路が活きている感じ。

こういう町って、日本では初めて見たので驚きました。

自分も今は四万十川のそばで生きていますが、それって思ったよりずっと幸せなことなのかも。

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こちらはモーニングを頂いた珈琲ギャラリー清水さん。

 

アンティークのおもちゃや時計で埋め尽くされた不思議な店内!

掛け時計が十数個あったかな?すごいカチカチ言ってます・・・

ウルサクナイノカナ(・∀・;)

と思ったのですが、気づいたら気づかなくなってた。

小さいし、モノもたくさんあるのに、なぜかゆったりした店内。

ほんと、まちの喫茶店って面白い。

 

 

わたしたちが食事を頂いていると、もう地元の常連さんがあっという間に店を埋め尽くし。しかも次から次へと。朝から待ち合わせとかしてるし!

400円!

朝イチから、対面で人と交流。これまたなんか楽しそうでいいなぁ。

郡上八幡。午前中を費やして散歩しただけだったのですが、行って良かった!

ところどころ、古い家を改造した可愛いお店やカフェ、レストランもいろいろあったし、たぶん、夜の雰囲気もすごく良さそう。

素通りするのはもったいない!またゆっくり来たい場所です。