こんにちは、ななみんです。
高知と言えば『カツオ』、『清水サバ』、『メジカのシンコ(若いメジカ)』etc、ともかく
魚が美味しい
のは言うまでもないんですが、だからこそ、
とも思うんですよね。若々しい意見です。
といっても四万十には焼肉屋はなぜか多いんですけど「いきなりステーキ」とか「ステーキガスト」とか、とにかく
肉らしい肉
のお店が皆無。こうなるとやはり都会(高知市)に行かざるを得ません!
CONTENTS
高知市のステーキ屋さん、フライシュ・ケーニッヒ
もともと『ドイツ料理』のお店だったところの派生であるこちらのお店。
フライシュ・ケーニッヒ(das fleisch koniG)さんです。
高知市の中央公園を見下ろすビルの4Fと5Fにあります。
グルメな友人夫婦から聞いたお店なので間違いないと思う・・・!
店内はシックなインテリアで、久々な都会感覚。
落花生はサービスです。
実は前菜もおすすめが多いのだけど
友人に聞くと、前菜もいろいろ美味しいとの話。
ネットの口コミを見ても、シーフードマリネやら牡蠣のアヒージョやらクラムチャウダーやら、なんか美味しそうなものをみんな食べているんです。
がしかし、なにしろ今日は『肉』がメインなので、そこに備えたい。
肉に辿り着く前に倒れるような愚策は避けたい。
・・・と、どうしても控えめになってしまう。
結局前菜には『クレソンのサラダ』と『ザワークラウト』という、小鳥みたいなオーダーをしてしまいました。
ところでクレソンのサラダがめちゃめちゃ地味でめちゃめちゃ美味しかった(写真忘れました)。
全然お腹にはたまりませんが、おすすめ。
牧草のみで育った牛の優しいステーキ
そして肝心のステーキメニューがこちら!
- リブロース・・・400グラム 3800円より
- サーロイン・・・400グラム 4200円より
- フィレ・・・300グラム 4250円より
つまり最低単位が300グラム(または400グラム)で、それ以上は100グラム単位で追加オーダーができる仕組み。
自分たちの「肉能力」がよくわからず、お店の人に「男女カップルで食べる平均値」を聞くと
とのことでしたので、それに従いました。ちなみにこの若い男性の店員さんはとても感じの良い人でした♥
ついでに脂肪分が少ないところを食べたいと言ったら、フィレをおすすめされたのでそれにしました。
前菜といい肉といい、減量中のボクサーみたいなオーダーになりましたが、40代なのでそんなものでしょう。
はじめにこんな感じで見せてくれる!
焼く前からもう満足!
なんでも、「何度もサラシを巻き換えて、数日かけて熟成しているお肉」とのこと。
牧草のみで育てている、最高の牧草牛だそうです。
焼き上がりはこんな感じ。味付けは、塩、バター、胡椒、肉汁のみ。
赤身なので、しっかり噛みごたえがあります。といっても、固いわけでは全然なく。
牛と優しく格闘技をしている気分です。
肉と言えば、「霜降り」!って時代は終わったんだなぁと感じる、平成最後の秋。
食後ももたれる感じはまったくなく、むしろ「なんか身体にいいもの食べた気がする」と感じるお肉でした。
高知初のクラフトビール『TOSACO』が美味しすぎた話
ところでここは「ドイツ料理」から派生しているお店なので、当然ドイツビールもいろいろあったのですが、この日選んだのは、高知カンパーニュブルワリーの米ホワイトエール樽生。
高知カンパーニュブルワリーさんは、高知で初めてのクラフトビールのブルワリーです。つまり地ビールなんですよね。
よくメディアにも取り上げられているので名前を知っていたのですが、四万十にいると入手しづらい。(むしろ東京の「まるごと高知」アンテナショップにあるらしいという)
それが「樽生」で飲めるとあって迷わず注文しましたが、これが、コクがあるけどしつこくなく、フルーティーで、要するにものすごく美味しかったです。
味としてはドイツかベルギービールの感じに近かったです。
ななみん’s VIEW
「サイドメニューを食べ過ぎて、メイン(肉)が食べられなかったらどうしよう」とビビりすぎてあまり色々食べられなかったのは残念。
できれば、3人以上で行くと色々楽しめるので、なおいいですね!
手軽なお値段とはいえないものの、東京に比べたらかなりお安いんじゃないかなぁと思います。
高知市に来たら「ひろめ市場でカツオ」ももちろんいいけど、たまにはこんなものもぜひ!