田舎ライフ

クルマの修理、15万円➡3万5千円の不思議

先日、なんと自宅の敷地内で車をぶつけるという大失態を犯しました。

言い訳をすると、門柱と門柱の間がすごく狭くて、疲れていたわたしはなぜかその門柱との距離を見誤り、なんかゴリゴリと削ってしまいまして。

別に言い訳になってないですね。

ともかく車のバンパーの辺りが結構激しく削られまして、ヘコみました。
ココロもクルマも…。

写真を撮っておけば良かったですが、なんとなく現実から目をそらしていたので取り損ねました。しまった。

ちなみに運転には全く支障のない損傷で良かったのですが、しかし、そうなると、逆にこれを直すべきかどうか迷う。

とりあえず一番近い修理屋さんに持って行ったら、なんと修理代15万円~20万円と言われました。

そもそも相場を知らないので、これが高いのか安いのか全然わからないんですけれども、ともかく絶対的な数値としては我々にとっては高い~!!

もう10年目、14万 km走っているクルマで、そこまでかけて直すかな~

いや、運転には支障がないと言っても、とにかく見た目が超絶カッコ悪い。
ある意味、生きるのに支障がある。やっぱり直そ。でも15万円かぁ、困ったなぁ、と行ったり来たり、ブツブツ言う間に月日が過ぎました。

そんなある日、たまたまとあるガソリンスタンドに立ち寄りました。

そこは周辺よりガソリン代が結構安いので、通りかかると利用するんですけれども、やや遠いんで、ごくたまにしか行かないところです。

すると店員さんが

「けっこう事故ってますね。これうちなら3万円ぐらいで直せると思うんですけど、どうですか?」

と言うではないですか?

それはもうめちゃめちゃびっくりしました。
それまで相場で15万円から20万円と思っていたのが、3万円って。

ななみ
ななみ
(黒いマジックで塗るとか?)

言わないけど。
あるいは、修理後に急に怖い人が出てきて、「3万円~??300万て言うたろ!!」とかなるとか。

わりと本気でおもた…

いったん考えてみますね、と引っ込んだのですが、そうこうしてるうちに車検が近づいてきてしまい、もうダメ元でいいから、その3万円にお願いしてみるかーってことになりました。

修理には1週間以上かかったんですけれども、出来上がってきた愛車を見てビックリ!!

ものすごーーーく綺麗に直されていたんです。

プロの方が見たら15万円の修理の差とのがあるのかないのか、強い雨が降ったら溶けてなくなるのかとか(笑)、正直よくわかりませんが、ともかく見た目に全くわからないくらい治っただけで、もうこちらの目標はほぼ100% 達成。

すると、スタンドの店員さんがすごく申し訳なさそうに

店員さん
店員さん
それであの、費用のほう、3万円って言ってたんですが・・・

ななみ
ななみ
ええ(やっぱり!5万か?10万か?)

店員さん
店員さん
3万5千円お願いできますでしょうか…

ななみ
ななみ
ごせんえん


なんだか良心的すぎてこっちが申し訳なくなるレベル。

それにしても修理の世界っていうのはよくわかりません。これがレアケースに属するのか、いや、むしろあるあるって話なのか?

たぶん、そのスタンドがたまたま板金工場と繋がっていたことだろうとは思うのですが、ともかく偶然声をかけていただかなかったら全くどうしようもなかったわけで、これは天の助けだなーと思ってしまいました。

で、その後車検が来たのですが、この修理とは全く関係はないものの、やはり結構距離を乗っているクルマなので、車検費用(部品交換いろいろ含む)で、20万円くらいかかりました…(予算は10万円くらいだった)

結局、プラマイゼロと言うか、修理のお金をセーブできたおかげで、なんとか車検に回せるという何とも言えない自転車操業(自動車操業?)。

まとめると、クルマはお金がかかるなァという話でした。
ドライバーの方は、ムダにぶつけないよう気をつけましょうね(笑)