愛用品レビュー

<<コスパ最強>>電気毛布は今こそ使いたい暖房ツール!おすすめは?

わたしが子どものころから愛用している暖房器具が、電気毛布です。
電気毛布とは、名前のとおり、電気で暖める毛布のこと。

身近すぎ、そして生活感ありすぎで(笑)、ネタにするのを忘れていましたが、電気代高騰の時代、改めて見直してみたら最強のおすすめアイテムだなと気づきました!

まだ使ったことのない方や、ちょっと使ってみようかな?という方に、電気毛布の魅力を全力でお伝えしたいと思います。

CONTENTS

電気毛布の使い方

電気毛布は一般的に掛け敷き兼用なので、

① 一般的な毛布と同じように、掛けて使う 
② シーツの下に敷いて使う 

のどちらもOK!
わたしは「敷く」派です。

「掛け」よりも「敷き」のほうが、その存在をほとんど感じないのになぜか暖かい!というミラクル感がより増す!(好みですけど)

電気毛布は最高!だと思う理由

電気毛布をおすすめしたい理由は、

  1. 本体が安い
  2. 電気代がかからない
  3. 場所を取らない
  4. 寒い日に布団が暖かいの単純に最高

この4つです。
わたしの使っているこのタイプは、2023年2月現在、3,143円。
気が抜けるほど安い。
これなら家族全員分買うのも、それほど負担にならなさそうです。

もっと高いものもあるんですが、「もっと、ハイスペックなの欲しいな~」と思ったことはないですね。

わたしはちょっと寝つきが悪いほうなんですが、冬は電気毛布のおかげですぐに体が暖まるため、すーっと眠ることができるんですよね。
あまり言われてないけど、安眠効果が高いんじゃないかと思っています。

電気毛布の消費電力と電気代

電気毛布の消費電力はメーカーやサイズによってやや異なります。
わたしの使っているタイプだと、

消費電力量(1時間あたり)
(強)約31Wh
(中)約18Wh
(弱)約3Wh

との記載があります。
計算すると、「強」で1時間1円、「弱」で1時間0.1円ほどの電気代となる。

わたしの場合は、寝る1時間前に「強」スイッチを入れて布団を暖め、寝るときにはスイッチを切ってしまうので、1か月の電気代は30円くらい。→もうタダで良くない?

ちなみに、ほとんどの電気毛布は、「強」にセットすると”ダニ退治効果がある”と謳っています。
見た目ではわからないけど、「強」は確かにかなり高温なので、わりと事実なんじゃないかなと思ってます。

電気毛布のデメリット

しいて言えば、あまり使いすぎると「肌が乾燥する」という感想(シャレではないです)をよく聞きます。

確かに、どんなに寒い日でも、「強」のままでは暑すぎて寝られないほど、暖まります。

電気毛布って、イメージとは違って案外ハードに暖めにかかるんですよ!

お年寄り、子ども、病人など、体温変化に鈍かったり、調節がしづらいような人が使う場合には注意が必要です。

電気毛布の選び方

1.サイズ感

電気毛布はホントにシンプルな電化製品で、毛布+コントローラー+コードしかありません。
なので、「選び方」も何もないんですが、あえて言えば、サイズにはちょっと注意。

わたしが使っているのは、140㎝x80㎝で、シングルベッドで女性が寝るのには、ちょうど良いサイズです。
ただ、背の高い男性だと、これでは「なんか足りない」「足先が寒い」とかありえます。
また、ダブルベッドを使っている方にも、合いません。

そういう場合は、たとえばこちらなど↓ワンサイズ大きめを選ぶことをおすすめします。

このサイズ感ってわりと重要で、ひとまず140×80を下限と考えたほうがいいと思います。わたしは以前これより小さなものを使ってみましたが、さすがに小さすぎました。

電気毛布が小さいと、ただ悲しい(笑)

小さいくらいなら大きめなほうがマシですね。電気代もそこまで変わらないし。

適したサイズを選んでくださいね!

2.タイマー有無

ものによっては「タイマー付き」というのもあります。

”眠りについて、最初の2時間だけつけておきたい”なんて人は、タイマー付きを選ぶととても便利だと思います。

わたし自身はタイマーは要らない派です。

電気ひざ掛けってどうなの?

電気毛布と特徴が酷似しているものに、「電気ひざ掛け」があります。

かつて、ちきりんセンセイも絶賛したのこのアイテム。

わたしも一時期、デスクワーク時にこの電気ひざ掛けを愛用していたのですが、現在はお蔵入り。

なぜかというと、デスクワークとはいっても、人間は意外と動くものじゃないですか。
トイレへ行ったり、お茶を淹れたりと。

そんなときに、コードやコントローラーがわちゃわちゃと・・・(笑)
足枷のように感じてちょっとウザかったんですよね。

電気毛布は、基本的に寝ている間に動かさないので、ほとんど気にならず、この点は、電気ひざ掛けの意外な盲点でした。

ただ、そういう点を気にしないのであれば、電気ひざ掛けは冷えやすい(そして暖まりにくい)腰から下をしっかり保温してくれるので、かなり優秀なアイテムだと思います。

電気毛布は電気ひざ掛けの代わりにできる?

結論から言うと、電気毛布は電気ひざ掛けの代わりに「やろうと思えばでき」ます。

ただ、ダサいです(笑)

電気ひざ掛け=ブランケット、で、それなりに裾がフリンジだったり、可愛らしくなっているんですよ。

かたや、電気毛布はこうして見てみると、「ザ・寝具」なんですよね。


一度、電気毛布を「ひざ掛け」」的に膝に載せてみたこともあるんですが、急に年老いた気分になりました。なんでだろう。

また逆に、「電気ひざ掛けを電気毛布代わりにできるか」というと、それは「掛けるほうなら、アリ」です。

ひざ掛けはちょっと厚みがあるので、わたしのようにシーツの下に敷くと、しっくり来ないというか、なんか違和感があります。
でも布団の上にブランケットが掛かってるのは、全然OKですよね。

なので、

電気ひざ掛けを、掛ける電気毛布として兼用する

というスタイルが合うなら、一石二鳥でとても効率がいいのかもしれません。

電気毛布のおすすめメーカー

わたしのおすすめは、圧倒的にSugiyama(杉山紡織)さんです。

創業90年を超える、暖房器具専門メーカーさんなんですが、こんなにお手頃価格なのに、すべての商品を日本国内で組立・検査している、完全な日本製なんです。

電気毛布みたいな、ちょっと地味な製品を主力にしているのも、なんか実直な感じがして好きだし。

かつてはよく似た製品を販売する「なかぎし」というメーカーさんがあって、そちらもおすすめだったんですが、なかぎしさんが椙山紡織さんに買収されて一緒になったので、今は椙山さん1本です。

まとめ

電気毛布は、それ1つで家全体・家族全員を暖めるというエアコンのような使い方はできませんが、ピンポイントで個人を暖めるには、かなりおすすめできるアイテムです。

特に電気代が高騰している昨今には、最適かと思います。
本体も安いので、ぜひ1枚試してみてください。