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台湾から直接中国へ行きたい!
今月台湾から中国を旅します。
台湾では台南を中心に過ごし、そこから直接厦門(アモイ)へ行くつもり。
直行便なんてあるかな~と思って調べたら、台湾→中国へは、
台湾各都市 →飛行機→ 金門島 →フェリー→ 厦門
というルートが定番なよう。
なぜかこの金門島(台湾の一部)でワンクッション置くんですね。
そもそも「三通」とは?
中華人民共和国(中国)と中華民国(台湾)の「通商」、「通航」、「通郵」のことを称して「三通」といい、それを可能にしているこの「台湾各都市~金門島~アモイ」路線のことを小三通、というようになっているらしいですね。
以前は台湾人、中国人しか往来できなかったようですが、2008年からは外国人にも開放されたとのことで助かります。
さてこの小三通は、エバー航空の子会社である立栄航空(ユニエア)と、チャイナエアラインの子会社の華信航空(マンダリンエア)の2社が運航しています。
ところが調べてみると、台南から発着しているのは立栄航空だけだったので、今回は立栄航空でチケットを取ることに。
立栄航空のサイトからチケット確保
まずは立栄航空のサイトから。ただし繁体・簡体の中国語のみです。これは英語を準備してほしいところですよね。日本人ならば漢字の雰囲気で予約はなんとかできそうですが、不安だと思います。
サイトはこちら。
ここから、まず「立栄金厦一條龍」(FRIGHT&FERRY)タブをクリックします。
1.行き先と日付を選ぼう。
するとこんな画面になります。
- 行程 単程(片道)、来回程(往復)
- 出発地 台北、台南、台中から選択。経由地として金門島を選択。
- 目的地 金門島から最終目的地の厦門を選択。
- そして往路の日付、復路の日付
- 人数
それぞれ希望を選択します。
次に進みます。
2.飛行機と船の時間を選ぼう
まず飛行機。出発時間と到着時間が示されているので、希望の時間を取りましょう。ちなみに「无可售位」とあったら売り切れです。ここに「全額票」として定価が示されています(ここでは3250NTDが飛行機とフェリーの総額)。
飛行機を決めたら次は船。乗り継ぎのために80分空ける必要があるので、飛行機到着時間から80分経過以降の船便を選んでください。
3.パスポート情報を入力
次はパスポート情報です。名前、生年月日、性別(称谓 ※ 男性は先生、女性は女士を選択)、パスポート情報(外籍旅客护照号码)を入力します。
わたしは2名分予約したので、「第一位旅客」「第二位旅客」と2名分入れるように出てきていますね。
4.連絡先を記入
さらにその下に、連絡先を入れる場所が出てきます。
联络人资料とは、「連絡先(代表者は誰?)」という意味です。わたしは第一位を夫、第二位を自分で入力していたので、連絡先は第二位のわたしと同じですよ、という意味で「同第二位旅客資料」と示したわけです。
その連絡先の人について記入していきます。
国码=81
区域号码=携帯電話の先頭0を取った番号 (090なら90)
电话号码=それ以降の番号
をそれぞれ入れます。住家(イエデン)、行动电话(携帯)は同じ番号でもOK。
目的地联络电话(台湾、中国での連絡先)も、同じ日本の携帯で構いません。
电子邮件はメールアドレス。
わたしとしてはこの4.が一番わかりにくかったような・・・
ここを超えれば、あとはクレジットカードでの支払いを済ませるだけです。
心配なときはカスタマーサービスへ!
一応このように感覚で予約できるのですが、やはり中国語がわからないと不安だと思うので、その場合は、
eservice@uniair.com.tw
まで問い合わせもOKです。英語でやり取りできますし、親切です。
試していませんが、台湾は親日なのでもしかすると日本語でもいけるかもしれません。
わたしはうっかり自分の性別を「男性」にしてしまって、メールで訂正を依頼したら親切に対応してくれました。
ちなみに「性別違ってても、名前とパスポート情報が正しければいいですよ」という回答だったのですが、じゃあ何のために入れさせるんでしょうね?(結局、全然問題なしでした)
別に一條龍でなくても、フェリーと飛行機を別々に手配もできますし、空いてさえいれば現地でも購入可能だと思いますが、このFRIGHT&FERRYだと乗りつぎのバスの手配もありますし、万一飛行機が遅れても対応してくれそうなので、時間の限られた短期旅行者にとっては安心できる切符のように思います。
実際の使い勝手はまたアップします!