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10年使用しました、グローバル。
グローバルの包丁。
欧米のメーカーっぽい名前だと思っていたら
「吉田金属工業株式会社」
というゴリゴリの立派な日本の企業だったんですね~。本社は金属製品で有名な新潟県燕市。
料理家の人で使っている人が多いので、憧れて買ったのがもう10年前くらいになります。
さて10年近く使用している間、時々付属のシャープナーで研いでいたのですが、さすがに切れ味が悪くなってきたなぁと。
かなりくすんで、小さな刃こぼれもたくさん・・・
本格的な研ぎ直しをするか、と思ったのですが、うまくやれる自信まったくなし!
どうしようかなぁ
メーカーにて、有償の研ぎ直しサービス
そんな時に、
「グローバルの包丁は、メーカーに送れば1本1000円で研ぎ直ししてもらえる」
という情報を入手したのです。
1000円を高いと思うか安いと思うかはそれぞれですが、わたしは本格的に研いでもらえるなら安いな~と思い、出してみることに。
グローバル包丁 有償研ぎ直しの申し込み
特に難しいことはなく、とりあえず、安全に送ればそれでいいらしいです。
購入時の箱はなかったので、(適当に)プチプチでくるんだ上に、(適当に)段ボールで挟みました。
ふんふんふん
ちなみに、三徳包丁+ペティナイフの組み合わせであれば、レターパックライト(350円)で行けます。
高知からだと、宅配便はどこも高くて・・・!
ちょっと厚みが出るので、クリックポスト(165円)はムリですね。
グローバル包丁 有償研ぎ直しの感動ポイント
メール対応が丁寧
本来は10日から14日くらいで戻ってくるそうなのですが、わたしは自分が不在にしている間にやってもらいたかったんですね。
でも今回3週間くらい旅に出るので、14日で返ってくると、ちと早すぎ。
「勝手ですが、〇〇日以降に返送お願いできますか?」とメールでお尋ねしたら、すごく丁寧なお返事で「問題ありません」と。
ここまず感動ポイントでした。
バッチリなタイミングで返ってきた!
〇〇日以降、といった手前、いつになるかなぁと思っていたら、〇〇日きっかりに返ってきたのです。
包丁って帰宅したらすぐ使うから(他のもあるけど)、ありがたい配慮。
プチプチ入り封筒。
カンペキな包装です。
開けたら、なんと。
研ぎ直しのレベルがハンパなかった
ほぼ、新品同様の包丁が・・・
∇ ビフォー & アフター ∇
∇ このほうがわかりやすいかな? ∇
刃の光り方、水の切れ方が全然違います。
日本刀???
と思うほどの鈍い光。包丁にうっとりしたのは初めてかも・・・
返送の宅配便が無料
そう、送るときは自分で送りますが、返送はメーカー負担なんですよね。
これまたビックリの感動ポイントだったのです。
研ぎ直した包丁を使ってみる
さっそくサバを3枚おろしにしてみると、包丁の入っていき方が、全然違います。
今まで、のこぎりのように感じていた包丁が、吸い込まれるように入って行く。
わたし史上では最高の出来栄えとなりました。
それから、きゅうり、トマト、お肉、etc
何を切っても、「するぅ」と吸い込まれていく。力を入れずに、「すとん」「すとん」と切れる気持ちよさ。
すごい快感。料理上手になったと勘違いするレベル。
この包丁、こんなに切れてたんだっけ・・・と、手入れの悪さに対して申し訳ない気持ちに。
もういろいろ感動しすぎました。
最高のマーケティング活動
こういうサービスやっていると「買い替え需要」が減っちゃうんじゃ・・・と思うんですけど。
でもよく考えたら、こんな素晴らしい対応だと口コミしたくなるし、そうすれば「新しいユーザー」の発掘につながるんですよね。
それにわたしも「出刃もグローバルで買おうかな・・・」なんて実際思ったりしています。
顧客満足としても、マーケティングとしても、完璧だなぁと感心しきりです。
まとめ
前から言っているのですが、わたしみたいに料理が得意とも好きともつかない人は、道具にこだわるべきなんですよ。
包丁なんて基本中の基本なのに、ちょっと置き去りにしてました。
グローバルの包丁は本当におススメです。