こんにちは、ななみんです。
台湾って楽しいですよね。わたしもすでに4回行きましたが、台北はそろそろ行き慣れてきた・・・
というわけで今回は台南へ行ってきました!大都市台北や高雄との位置関係はこんな感じです。
名前のとおり、南に位置する台南。台湾の中でも古都で、「台湾の京都」とも呼ばれるらしい。古い街並みと現代的な建築が併存していてノスタルジック。
さらに台湾きっての美食の町、と言われるとあってはいかざるを得ない・・・
日本で大ブームになってないのが不思議ですが、ぜひ日本人でごった返す前に出かけましょう!
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台北から台南への行き方
多くの人は台北経由だと思いますので、台北からの行き方をご紹介しますね。
高速鉄道(新幹線)
高速鉄道で行くと、台北から台南はなんとたった1時間40分です。
なので、台北から日帰りもラクラクできますが、宿泊してのーんびりすることをお勧めします♪
台北から台南への高速鉄道は30分に1本のペースでガンガン出ているので、予約も必要ないですが、もし決まった時間に到着したいなら前日に自動販売機で券を買っておきましょう。
時間帯によって価格は変動しますが、だいたい片道1300NTDくらいです。4000円~5000円程度。
乗り場も車内も呆れるほど日本の新幹線と同じですねぇ。
行き先表示には、「左営」という言葉がよく見られます。
「左営」とは、高雄駅のこと。終点がだいたい高雄なのでこのように書かれています。
台南に行くなら、これに乗ってOKです。
高速鉄道の台南駅に着きました!
駅を出てもまわりに何もないのでびっくりすると思います。
街中にある、ローカル線の台南駅とは別の駅なのです。
高速鉄道の台南駅と、ローカルの台南駅とは電車移動もできますが、いっそタクシー移動も便利で安いのでおすすめ。
高速の台南駅から街中までは約25分、400NTD(1400円)くらいしかかかりません。
高速バス
台北から台南へ安く移動したいなら長距離バスでも行けますよ。
それでも4時間くらいで、500NTD程度とリーズナブル!しかも台湾の高速バスは片側一列でかなり快適らしいし、車窓の風景も楽しめるので結構良さそう。
補足:高雄から台南へ
台北には用事がない、直接台南だ~というときには、高雄経由がお勧めです。台南は直行便がほとんどないしあっても高い。
高雄からだと電車+MRTなら45分で140NTD、タクシーでも1時間で1200NTDくらいみたいですね。高鉄だとまた高鉄の台南駅に行ってしまうので、電車+MRTが一番良さそうです。
台南で「空港へ行きたい」というと「高雄空港でしょ?」と言われるくらい(台南空港を使う人は少ないみたい・・・)、台南と高雄とは一体感がある感じでした。
台南の過ごし方
台南は台北と違って、博物館とかタワーとか、すごい観光名所がいくつもあるわけではありません。ゆるゆると、何があるでもない、昔ながらの台湾の雰囲気を感じるのが台南です。
ぶらぶら歩く ⇒ 美味しいものを食べる ⇒ のんびりする、の繰り返しが楽しい過ごし方と思われます。
台南のおすすめスポット
今回は丸々2日間滞在しました。その中でも印象に残った場所。
- 水仙宮市場
- 神農街
- 帆布バッグ工房
- 林百貨店
- 寮国咖啡(ラオスコーヒー)
- 夜市
水仙宮市場
ローカル市場。観光地化されておらず、地元の雰囲気が楽しめます。
食べるところもたくさんあります。どこも美味しいんだな~
神農街
水仙宮市場のすぐ近くにあり、古い街並みの残るエリアです。ここ超おすすめ・・・
とにかく絵になる建物ばかり。
それがいかにも自然に使われていたりするので、またいいんですよね。
市場でおなかいっぱいになったあとに歩くのが、とても楽しかったです。
路地裏めぐり
台南は路地裏文化。いたるところに路地裏、カフェや雑貨店、昔ながらの風情があちこちに。
自分の足でぶらぶらするのが一番。
帆布工房
台南は帆布のバッグや小物が有名。安くて質の良いものが買えます。
この大きめのトートで、800NTD(3000円弱)。すごく作りがいいです。
詳しくはこちらにも。
林百貨店
昔の百貨店をリノベーションして超オシャレに変貌。お土産はこちらで買うと、ちょっとセンスのいいものがたくさんそろいます。
寮国咖啡 (ラオスコーヒー)
路地裏の小さなカフェですが、通勤時間帯など、行列ができるときもあるとか。
ここのカプチーノはめっちゃ美味しいです。
オーナーはラオスで珈琲のお仕事をしていたので、お店がラオスコーヒーなんですね。
コーヒー持ってさらにお散歩。
夜市
台南は台北と同じくらい夜市が盛んです。
毎日、違うところに市が立つので、日替わりで行ける!
どれも美味しそうなんですが・・・
現実的には・・・
夜市ではなく、ふつうのお店のほうが美味しいような気がw
ただ、夜市は雰囲気重視!台南人に混じって、楽しく過ごしましょう。
とにかく、「ほどよいサイズ・ほどよい人の多さ・娯楽の玉手箱」みたいなところが台南の魅力です。
台南のホテル
今回は駅からもほど近く、市内を一巡するバス(88安平線)のバス停が目の前にある「新朝代飯店」に宿泊しました。
このホテル、朝食付きで2人で7000円程度とリーズナブルで、部屋も広く、フロントもとっても親切。ロケーション優先ならばお勧めです。
ただし朝食が全然ダメだったので、わたしはリピートはしませんが・・・
次回はこういう大規模ホテルというより、ゲストハウス的な個性のあるところに泊まってみたいな~と思っています。
台南人の「愛日」
台湾人が親日なのはよく知られていますが、台南はさらに上を行って「愛日」といってもいいほど日本を愛してくれている(台南駐在友人の情報)とのこと。
日本の統治時代によって街が良くなった、と思ってくれる人が多いらしいです。
なんともありがたい話ですよね・・・
そのせいか、ホテルやお店で日本語で話しかけても結構日本語が返ってきますし、言葉がわからなくても日本人とわかるとスゴイ笑顔です。
むしろ、大陸の中国人のほうをあまり好きではなくて、「中国語より日本語をしゃべるほうがサービスがいい」と・・・
根深いというか、面白い。
ななみん’sView
美味しいもの、かわいいもの、優しい人に囲まれる台南が快適でないはずがありません。
それでいて日本のように混雑していないし、言葉ができなくてもそれほど不自由もないという、最高の旅先のひとつです。
みんなが気づく前に行きたい場所ですよ~!