思考

35年ぶりの、メガネ生活にしなければならないらしい

またまた、眼の調子が悪い!

コンタクトレンズをしていると、右眼だけにごろごろと違和感があるという状態が、この数週間続いていました。

ちなみにコンタクトレンズはずっとアキュビュー。
特にここ数年は、アキュビューオアシス (2週間使い捨て)を愛用しているところ。

実を言うと、この「右眼ごろごろ」の症状は歴史が長くて、おくすり手帳を見てみたら、なんと8年前から度々同じ症状で眼科に行ってる。

さすがに、もう1度ちゃんと見てもらうかなと思い、先だって上京したときに、東京の眼科に行くことに。

医者を選ぶ基準は、こないだ喘息での病院選びで成功体験を積んだ「Google口コミ」なのだ!

50歳を過ぎて、今まで知らなかった「持病」が判明この春から、「咳」ばっかりしていました。 実を言うと、昔からよく咳の出る体質。 1か月くらいコホコホとしては、いつの間にか治る。 ...

今回も、評価4.2、”老先生の説明がわかりやすく信頼できる”とのコメントが多い医院を選んでみました。

立川駅周辺の、どう見てもまともな病院はありそうにないごちゃごちゃした裏通りに存在する、目指す眼科のドアを開ける。

とりあえず受付のところから

「保険証をお願いします…えっ高知?あの高知?」
「ええ、その高知です」

というやり取りが発生し、ちょい面倒くさいです。

診察をしてくれた老医師は、わたしの住所情報を見ると

「ほう、私の義兄が20年ほど前に、中村に3日間出張に行きましたよ」

という実質的に何もない想い出を語ってくれた。

続いてよさこいの話(全く詳しくない)も交えたあとに、ようやく眼を見てもらうと、意外にも「ちょっとした傷があるけど大したことはなさそう」という診断。

「でっでもっ 何回も右眼だけ痛くなるんですよ」

とちょっと食い下がってみた。
飛行機で来てるんだぞ。

うーん、そんなになるかねぇ、と首を傾げる老医師。

そこでふと気づいたように

「そういえば、何年くらい、コンタクトレンズ使ってるの?」

と問う。

「高校生からだから、35年ですねぇ」

こんなの大した情報ではないと思いつつ答えたが、それで老医師は思い切り納得した様子で

「ツケだね。35年間の」

と重々しく告知した。

ツケ。35年の。
倒置法で言われると、なんか、余計に怖い。

詳しく言うと、眼の角膜というのはよく傷もつくけど、回復力も強い組織なんだそうです。

でも、わたしの場合は、おそらく長年のコンタクトレンズ装用で少し角膜の機能が弱っているのではないか。

いつも8割くらい治ったところでコンタクト装用を再開してしまい、結局しばらくすると同じ個所がまた痛む…という繰り返しではないか。

かさぶたが完全に固まる前にはがしてしまうような感じで。

老医師の言うところはそんな感じだった。
この案件で何度も医者にかかったけど、初めてすごくハラ落ちする診断!

ていうか要約すると自業自得?

それでも、コンタクトレンズはずっとアキュビューだと伝えると、そこんとこはやたら褒められた。
アキュビューはコンタクトの中でも高品質なので安心だそうですよ、皆さん。

アキュビューオアシスは、中でもコスパが良いと思うんだけど、

「基本メガネ+時々ワンデーアキュビュー」

が、眼科的にはベストだとか。
まぁそうだよね…

今回のこととは直接関係ないが、ついでに言うと、紫外線が白内障の原因になることがあるので、眼のためにはサングラスも推奨とも言われた。

「度数の入ったサングラスですか?」
「まぁ色のついたメガネと言うかね」

どっちでもいいやり取り。

しかし、そろそろ「遠近両用」のメガネも欲しいし、そうそうブルーライトカットの機能も外せない。

ブルーライトカットで遠近両用の度数付きサングラス」って、1枚のレンズに荷が重いな。JINSに売ってるのかしらん。

帰り際、わかりましたなるべくメガネで頑張りますと老医師に告げると、

「まぁ眼は替えがきかないんでね、予防にお金かけすぎるってことはないんですよ」

とポツリと言われて、それが妙に心にしみた。

文字の読み書きが人生の楽しみの大半なのに、だから眼はすごく大切なのに、扱いがちょっと雑だったかも…

やや反省。

ちなみに、わたしの前に診察を受けていた、金髪ピアスに眼帯の男の子は

「そんなしょうもない中国製のカラコンなんか使うから」
「色も薄いから、見た目の効果もないじゃない」

と、老医師から救いようのない説教をされているのが聞こえた。
(後半は悪口では?)
アキュビューにしたまえ。

Google評価は今回もなかなか良い仕事をしてくれた。

というわけで、基本メガネの生活にちょっと入ってみようと思っています。
メガネ似合う人って素敵だよね。うらやましいです!