古民家リノベ

古民家で気に入ってる、あえて細かいところを挙げる

古民家をリフォームして引っ越して、1年とちょっと。

はじめはなんだか落ち着かなかった家も、ようやく「自分の家」という実感が出てきたというか…

過去の経験から言っても、やっぱり「自分ち」って感覚が出てくるまでには2年くらいかかるイメージ。

色々考えて作ったから気に入っている箇所はいくつもあるんだけど、細かいところでいうと、ココ。

小さな照明です。

この、シェードの部分は京都のアンティークショップでたまたま見かけて購入した商品。
白い半透明のミルクガラス。

しかし、このアンティークのシェードのサイズ感が微妙で、合うソケットを探すのに苦労した~

具体的に言うと、このソケットの金具サイズと、それに噛み合う、シェード上部のサイズ。

ななみ
ななみ
だいたいどれでも合うんじゃないのこういうのって規格品でしょ

というわたしのいつもの雑な感覚でいたら、アンティークって規格品じゃないんだわ!!

最終的にやっと楽天で発見。

似たようなソケットでも、「あとちょっと」で入らないものが多かったので、シェードを買う時は意外と注意が必要です。

こちらはやや細めなのが、ちょうど良かった↓

照明の設置場所は、階段。
引きのイメージで見るとこんな感じ。

階段の両側が障子、下はフローリングと、和とも洋ともつかぬいい感じになっていると思います(自画自賛)。

ちなみに、この両側の障子はフルオープンするので、開けていると部屋から階段に落っこちる危険性あり。(※まだ被害者はなし)

もちろん、ふつうの大人が勝手に開けて走り回り落っこちるということはたぶんないのだけど、一応、カンタンには開かない設計にしています。

でも怖いので、無邪気な人、泥酔しがちな人、お子さんはなるべく2階に上がってもらわないようにしてます。

マイホームづくりをすると、誰しもそりゃ「100%完璧にしたい」と思うでしょうが、実際には色んな制約というか、足りないものが多い。

広さ、間取り、お金、時間、知識、センス、家族の理解、etc

で、なかなか理想通りにいかないことがよーくわかりました。

あ、でもねぇ、上記に挙げたすべてを備えていそうな人(リッチな建築士とか?)でも、テレビでご自宅訪問とかを見ていると、やっぱり後悔する点はあるらしい。

制約がなさすぎるのも、逆に難しいという。

家づくりって魔境すぎ!!!

なので、一般のシロウトは、上手くいかないところを数えるよりも、小さくても気に入ったところをたくさん見つけるのが、幸せな暮らしのコツかなぁなんて思っています。

人生全般に通じるのかな?