思考

シルバーウィークのひとり反省会 → 疲れすぎたこと

こんにちは。

今年のシルバーウィーク(9/19~9/22)の自分の働き方について、ずっと「ひとり反省会」をしていました。

4連休のうち営業したのは3日間。

コロナが一息ついた感じもあって、想像のはるか上を行くほどたくさんの人に来て頂きました。

もちろん、大変ありがたい&嬉しいんですが、ともかくわたくし、

死ぬほど疲れた

のです。

まぁ

いくら忙しいったって、3日間のことでしょ?

と言われそうですし、何よりわたし自身が「たった3日間、どうとでもなるべ!」と思って構えていたんですけど・・・

甘かった

ですね。

朝5時過ぎからケーキの仕上げや開店準備、13時から夕方までカフェで接客、そして夜から翌日の仕込み。

朝5時から夜の0時くらいまで立ち続けて何かしていた、3日間。

たかが3日、されど3日でね~

  • 1日目、身体がバキバキする(体の停止)
  • 2日目、喜怒哀楽の感情がなくなる(心の停止)
  • 3日目、オットが目の前にいるのに、ふすまと同化してなぜか見えなくなる(脳が停止)

身体が疲れると、感情も死ぬ。

以前勤めていた会社では、過労でメンタルを病む同僚がかなり多かったのですが、今頃その状況が少し理解できるようになりました。

「全力で燃え尽きるまで仕事頑張る!」みたいなのも美学。

しかし、人生も半ばに来ると、1日1日が惜しいんですよね。

今日の1日も、死ぬ前日の1日も、同じ1日。

だとしたら、オットとふすまの区別がつかないほど疲れる日を過ごすのはもったいないなと。オットはオット、ふすまはふすま(当たり前だよ。。。)

そういう心や体を持って、お店に立つのも良くないですし。

シルバーウィークの反省に立って、もう疲れるのヤメよう、と思いました。

具体的にどうしたらいいかはまだわからないんですが・・・

あともうひとつ「ヤメよう」と思ったのは、”自分の疲れと、誰かの疲れを、比較すること”。

わたしは会社にも通ってないし、子どももいないし、いわゆる「ワーキングマザー」さんに比べたら全然ラクで、「疲れ」なんて口にしてはいけない、ような気がいつもしていました。

が、一口に「車」といっても、660㏄の軽自動車と3000㏄のSUVがあるように、人それぞれに積んでいるエンジンも履いてるタイヤも違うわけだから、パワーを比べて軽自動車に「SUVと同じように頑張れ」と言ってもしょうがないな、と。

(そもそも、わたしは原付レベルだと思う)

あっ、もっと言うと。

年齢のせいもあるのか、3日間の疲労をためると、3日間の休養では治らない

かなり長いこと引きずります。これもまた、人生の浪費。

連休の翌週である今週は、通常の営業を終えましたが、それで今日にいたっても、いまだどこか疲れをカラダに沈殿させたまま。

今日は用事があって、オットと山主さんと宇和島まで行って、宇和島の有名な郷土料理店であるほづみ亭さんで「鯛めし」をごちそうになったのですが、なんだかまだボンヤリしていて、すっかり写真を撮り忘れました。シルバーウィークのせいです。

一般に鯛めし、というと、土鍋で鯛を炊き込んだものが浮かびますが、宇和島の鯛めしは、「生卵+だし醤油+鯛」という、ゴージャスたまごかけご飯のことを指します。
鯛が新鮮で美味しいので、都会ではとても食べられない味です。

写真お借りしています

高知と愛媛は隣の県なのに、全然食文化が違くて、とても興味深い。

鯛めしだけでも十分美味しいんですけど、さらに「丸ずし」(おからと青魚の寿司)、「じゃこ天」、「ふかの湯ざらし」、「魚と野菜の天ぷら」がついてくる、”鯛めし御膳”がめちゃめちゃ内容良くて素晴らしいです。

で、喜んで食べ終わったらスマホだけ持って出て、かなりでっかいリュックを店に置き忘れてくるという。これもシルバーウィークのせいにしようと思います。

皆さんもあまり疲れない人生を送りましょう。