海外旅行

<2026 タイ・ラオス旅> 世界遺産、ラオス・ルアンパバーンの変化

あわただしくタイのチェンマイでの日々を終え、ラオス・ルアンパバーンにやってきました。

余談ですが、「パバーン!!」で終わる地名のお祝い感、すごくないですか?
50も過ぎてパバーン!!なんて大声で言えるのはルアンパバーンの話をしているときだけです。貴重。

さて、ルアンパバーンは「ラオスの伝統文化とフランス植民地時代の街並みが、美しい形で今も残っている世界でも珍しい町」であるとして、1995年世界文化遺産に登録されました。

以降は世界中から観光客が集まる場所となり、わたしたちも実は2014年に一度訪問しています。

メコン川と小高い丘に囲まれて、ラオス風の家が立ち並ぶ一方で、確かにフランス感のあるカフェなどの建物が点在しています。

そのどれもがあまり高さのない建物。
世界遺産、という仰々しい名前とは、なんだか遠い感じ。

しかもこれだけの観光地でありながら、商売ズレしている感じがないんですよね。

店でもマーケットでもあまり積極的に売り込まないし、逆に

「やる気あんの?」

と言いたくなるようなのんびりした感じ。
そりゃGDP伸びないよなー、なんですが。

「自然とセンスの融合」があまりにふつうにそこにあり、肩ひじ張らずに雰囲気に浸ることができる。
ガツガツしてない。

前回訪れた際には、このルアンパバーンの空気感がいっぺんで好きになりましたね。

そして今回、12年ぶりに訪れても、驚くほど全体の雰囲気は変わっていませんでした。

2つの点を除いては。

1つは、カフェが増えたことです。
まぁ、わたしたちが「カフェばっかり見ている」せいもあって多く感じられるのかも。

 

いや、やっぱり増えていると思う。

 

欧米からの観光客が多いし、世界的なコーヒーブームだし、カフェが増えるのも当然といえば当然ですが。

とはいえ、「むちゃくちゃ増えた!もう見たくない!」ってほどではなく、ちょうどいい感じに収まっている、そんな感じがします。

2つめ、これが最大ですが、「托鉢」の変化!!!

これは衝撃!

ちなみに、托鉢とは、「お坊さんが、食べ物などをいただきながら町を歩く修行」のこと。

お坊さん側は、自分で食べ物を買わず、人々から頂くことで「欲を持たない」修行になる。
一方、お坊さんに施す人は、善行(功徳)を積むことになる、と。

WinWinな仏教文化とのこと。

ルアンパバーンではこの托鉢が大規模に残っているため、早朝にその様子を見るというのが観光客にとっては1つのハイライトです。

2014年に見たときは、ルアンパバーン市民がこうべを垂れてお坊さんと目が合わないように、さっと慣れた手つきでお坊さんのかごに食べ物を入れる様子が印象的でした。

 

ところが今回行くと、

ん?

なんか様子が違う?

とにかく人、人、人!

しかも、以前のような地元のルアンパバーン市民ではない。

いったい誰なの?てかどう見ても中国人な!

の、団体がひしめいていました。

ツアーの日程の1つとして織り込まれているようで、近くの路地にはマイクロバスが多数停まってもいました。

もともとこの托鉢は、誰でも参加していいよ(もらうほうじゃないよ?)ということにはなっており、その場で物売りからお菓子などを買って、お坊さんに差し上げるということは可能でした。

なので、団体旅行の一環となったとて、別に間違いではないのですが、

なんか商業的が過ぎるんだよなぁ・・・!!

まぁお坊さん側に落ち度はないし、(推定)中国人観光客のほうも、ルールを破っているわけではないので、文句を言う筋合いではないのですが。

ちょいがっかりポイントだったかな、というのが正直なところ。

まぁ、でも10年以上経ってもルアンパバーンの良さは97%くらい残っていたのですから、むしろすごいことですよね。

ルアンパバーンは大好きな場所なのですが、いろいろな意味でラオスの中ではおそらくかなり特殊な地域。

真のラオスを知るためにも、他の場所にもいずれ行ってみたいと思っています。