こんにちは、ななみです。
古民家改修のうち、素人でもできそうなところはなるべく自分たちでやるようにしています。
その中でも一番取り掛かりやすいのが、部分的な解体。
今日は、ココの部分!
もともとはふすまがあったところの、上の部分の仕切り壁ですね。
ちなみに、「解体」っていうのは、出来上がりの美しさとか関係ないので、わりと気楽に、
って感じでいけるので、わたしはかなり好きなのです!!!
とってもストレス解消になるはず♡
土壁壊すのはまだやったことないけど、これくらいのサイズなら、楽勝でしょう。
・・・というのが勘違いだというのを知るのはまもなくです。
まず表面の薄い板のようなものをはがします。
中のこの部分が、昔ながらの「土壁」。
もう完全に乾燥して、ポロポロしてますね。
バールでがんがん叩いて、削る。というか、土を落とす。
このあたりから、
気づく。
中から現れるのは、「竹小舞」という、壁の土台になる部分。
裏側も落として、綺麗にします。
竹小舞は簡単に外すことができ、残るは、中心の太い部分。
梁に留めてあって抜くことができないので、切ってしまうしかありません。
解体完了!
<BEFORE>
<AFTER>
スッキリ!
ノリノリで始めた壁の解体でしたが、実はそう、案外大変だったのですw
乾燥しきった土を叩き落とすわけなので、当たり前といえば当たり前なんですが、土ぼこりがすごい。
小さい壁なんで、ナメてました。
ほこりをガードするサングラスをかけてても、なんか目が痛いし、呼吸だって、マスクじゃ完全にガードできてなさそうだし、と。
さらに、落とした土が、こんな小さい面積のわりに大量で、運ぶのも一苦労だったですね~
「ガンガン壊してストレス解消しよう!」
というわたしのアテは完全に外れ・・・
YouTubeとかで土壁の解体を見てると、みんなで「せーの!」なんて言ってバターン!と楽しそうなんだけどな・・・あれ、どこの話なんだろう・・・
家づくりは甘くないと再認識。
もっと大きい壁、大変だわー。
ちなみに、古い家を解体して出てくるのは、こんな感じで「土・竹・木」などばかりなので、土に返すことができます。
ゴミらしいゴミが、ほとんど出ないあたりは、昔の家の良いところだなぁと思います。