この1年、実家のある神奈川県と、四万十市を頻繁に往復していました。
もう最近、1週間も東京にいるとすっかり疲れる体質になってしまい(どうやって40年も暮らしていたのか)、そそくさと四万十に帰りたくなります。
けど一方で、「東京に行かねばならない理由」もやっぱりそれなりにあるなぁと。
親が心配なこと、仕事に関連する情報が集積していること、友人が多いこと。
などなど。
しかしながら、
というのを改めて実感したというのが正直なところ~
だって、四万十市から東京へは、地元の駅から2時間特急に乗り高知市へ、
いや、めっちゃアクセス悪いわ。
…て感じなんですよね
高知県って東西にとても長くて、東寄りにある空港まで、西の端のほうの四万十からはかなり遠いというのが、主な理由。
早朝、四万十の家を出て、神奈川の実家に着くのは夕方。
同時刻に羽田から飛行機乗ってハワイに着く方がたぶん早い。
こんなことを繰り返していて悟ったのが、”二拠点生活って、時間的にも経済的にも、気軽に行き来できることが、思いのほか重要”ってこと。
当たり前って思われそうですが、移住する前は
くらいの気楽な感じだったんですよね。
ところが実際には、
…っていう圧倒的な貧乏くささ(本性)がわたしの前に立ちはだかる。
そうなるとまとまった時間が取れないとなかなか帰れず…となって、フットワーク軽い二拠点生活からはほど遠い感じ。
ここが実は東京と四万十の二拠点生活が難しい一番の理由かも。
で、距離だけで言えば、東京から見て、高知よりも北海道や沖縄のほうがずっと遠いんだけれども、メジャーな地域なのでLCCを含め飛行機の便は多いし、案外安く早く行き来できちゃったりする。
タレントのIMALUちゃんが東京と奄美大島の二拠点生活をはじめてちょっと話題になったけれど、
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奄美大島って遠い離島のイメージ(実際そう)ですが、JALのほか、ピーチやスカイマークなどのLCCも飛んでいて、意外とサクッと行けちゃう…
なので、二拠点生活で重要なのは単なる(物理的な)距離ではなくアクセスの良し悪しという結論なのです。
二拠点生活というのであれば、人間として無理のないレベルで、フットワーク軽く行ったり来たりして、どっちの拠点でも充実した生活を送りたい。
特に、1つの拠点がかなり田舎である場合、たとえば1年で1~2ヶ月程度しか滞在していないと、二拠点というよりほぼ「別荘」でしかなく、現地で深い人間関係を構築するのはかなり難しい気がします。
とまぁ、あれこれ言いつつ、「だから四万十やめときゃよかった~」というわけではないんですよね。
むしろ、
東京と四万十という、このハードルの高い二拠点生活をどう成り立たせるか?
というミッションに、却ってやる気が湧いてきた!
…ていうか、まず東京のベースが実家しかないのが問題でした(笑)