古民家リノベ

<<田舎でリノベ>>9.キッチンは”無印良品みたいな”タカラ「エーデル」にしました

<<我が家のリノベ概要>>

2017年、築70年程度(推定)の古民家購入

2021~22年にかけてリノベ
(8~9割がた工務店に依頼、残りDIY)

2022年末に入居

注文住宅でもっともこだわる人が多いのがやっぱりキッチンではないでしょうか。

我が家のリノベ―ションでも新たにキッチンを作ることになり、新築と同じようなステップで選ぶことになりました。

一番楽しくて、一番悩む箇所(笑)

がしかし、キッチン選びの早い段階で、1つだけ決めたことがあります!

それは、「お金をかけすぎない」ということ!!

と言うかですね…

初めにいくつかショールームを見たり、カタログを見たりして

どれもこれも素敵で、頭の中は7月の富良野みたいなメルヘンに。

ななみ
ななみ
わー、このキッチンにあれもこれもつけたい💛見積もりしてください

って言ったら、すぐ250万くらいになりました。富良野、焼け野原!

頭を冷やし、再度検討スタート。

そもそも、コンロ、食洗機を除いたキッチン本体の予算は、50万くらいなんだってば…

まず、キッチンを作るメーカーのショールームは一通り見たものの、ほぼ”ホーロー製品で有名な”「タカラスタンダード」決め打ちでした。

なぜなら、「死ぬまで買い替えたくなかった」から(→極端!)。

30年くらいは持ってほしいとなると、一番大事なポイントは耐久性。

木製よりも、ホーローやステンレスのほうが良いだろうと思ったわけです。
ちなみにステンレスに強いクリナップも検討したのですが、どうもショールームスタッフと相性が良くなくて、やめてしまいました。そういうのありません?

ホーローとは鉄やアルミニウムなどの金属材料表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を高温で焼き付けたもの。 

特にタカラスタンダードのホーローは、

高品位ホーローと言って、桁違いに丈夫な感じ。
ホーローの、掃除のしやすさや、虫がつきにくいというのも大きなポイントです。

余談ですが、もともと、ホーローの容器が好きというのもあります。

さて、タカラには

1.レミュー
2.トレーシア
3.エーデル
ーーー
4.リフィット(木製)

という4ランクのキッチンがあります(1~4の順に価格が安くなる)が、リフィットは木製なので、これは除外。

オールホーローのレミュー、トレーシア、エーデルが検討対象なのですが、最高ランクのレミューも予算から考えてあっさり除外。

トレーシアとエーデルの見積もりを取ったところ、両者の価格差は、10数万円でした。

微妙…ッ!!!

家づくりの最中にみんな陥る「金銭感覚ブロークン」状態の中では、10数万円ってホント誤差みたいなもの。

なんとなく、せっかくだから良いほうにしとく?ってなりそうだったのですが、そのときちょうど洗濯機の調子が悪かったこともあり、

ななみ
ななみ
いや、10数万円あったら、洗濯機買い替えられるじゃん!?

と、正気に戻りました。

そもそも、トレーシアがエーデルに比較して優れている点は、「デザインが豊富」であることと、「収納多め」であることの2点なのですが、トレーシアのコンクリート調や

木目調の柄は、

どうも、我が家にはピンとくるものではなかったというのもあります。
収納は、あとから工夫すれば何とかなりそうだし…

なので、より安いエーデルでもいいのでは?というところで夫婦の意見が一致しました。
エーデルの色の選択肢はこんな感じで地味なのですが、

「ライトグレー」のシミュレーション写真を見て、なんかピンとくるものが。

ちょっと古民家感があるし。
無印良品がキッチン作るなら、こんな感じでは?と思ったり。(勝手に)

実際に我が家に入れた感じはこんな風。

いい具合にレトロで、シンプルで、かなり気に入っています。
無垢床(ヒノキ)との相性も良い感じ。

キッチンについてわかったことは、もう正直「価格に比例して、機能と品質が良い」という厳しい現実です(当たり前? 笑) 

でも、その中でも、不要なものをトコトン削って、【素材】に特化したエーデルは、わたしたちの価値観では納得のいくコストパフォーマンスで、良い選択だったと思います。

よっぽどキッチンにこだわりがあれば、キッチンへの予算配分をドーンと大きくするのも素敵だな、とは思います。

ただ、一般的な場合は、”身の丈”を常に意識しつつ、優先ポイントを明確にして選ぶこと!

でないと、なんだか請求が恐ろしいことになりそうな、キッチン選びでした(笑)

キッチンについては細かい質問もいろいろ頂いているので、また記事にしますね。