国内旅行

中古で一戸建を買ったおひとりさま友人女性の話

先だって、友人女性のお宅に遊びに行っていました。

彼女は独身で、保護猫ちゃんとのふたり(?)暮らし。

仮にKさんとしておきます。
Kさんは、オットが自伐型林業を通じて知り合ったという変わりダネ!

最近は林業女子が増えたとはいっても、わたしたちと同じような年代で、バリバリと自分で現場に入れる女性というのはやはり多くはないんですよね。リスペクトせずにはいられない。

申し遅れましたが、Kさんは現在、岐阜県に在住。

鵜飼いで有名な、清流長良川からもすぐ近く。

見に連れて行ってもらった。ホントに身近でやっている。

いやー岐阜県って発音するのは1秒だけど、高知から遠いからね。
ていうか、高知から行くと、高知以外どこも遠いけどね。

いや?こないだ、室戸市から四万十市に帰るのに3時間かかったけど。
高知から高知も遠いじゃん。

何の話だっけ。

ともかくなかなか行けなかった岐阜県。
Kさんに会いたいのは言うまでもなく、もう1つの楽しみは、彼女が近年購入した「マイホーム」を見学するためでもありました!

もともとはKさんも古民家に興味があって、よく「古民家話」で我々夫婦と盛り上がっていました。

がしかし、古民家っていうのはそもそも構えが大きい上、改築増築を繰り返した結果、10LLDKとかなってる訳わからん家も珍しくない。

一人暮らしにちょうどいいサイズの古民家ってなかなかないんですよね。
我々、二人暮らしでも探すのけっこう大変だったからよくわかる。

それに加えて、直すための費用や手間を考えた結果、Kさんはきっぱり方向転換。古民家やめた!
ヘンに固執しない、こういうトコが好き。

中古住宅を含めた広い視野で探したら、これがわりとすぐ見つかったそうです。

外観やお値段は伏せますが、築20年程度、70㎡ほどの平屋建て。

訪ねてみると、確かにファミリータイプのマンションがそのまま戸建てになったような感じで、一人暮らしには十分すぎる、でも広すぎて困るというわけでもない、贅沢なサイズ感。

しかも、しっかりした造りで、ほとんどどこも直さずに暮らしはじめられたそう。

広々リビング。

外には、ウッドデッキ。
これはKさんの手作り(!)。さっすが林業女子。


お料理も好きだから、素敵なブランチを用意してくれました。
お友達を呼んでは、楽しく過ごしているらしい。

女性一人暮らしの家だからあまり写真は載せませんが、キッチンは広々としたL字形の対面式。なんなら外国風という感じすらする。

トイレやお風呂も、ゆうゆうの戸建てサイズで、しかも綺麗。

最近は廊下なしの間取りも増えていますが、このおうちは昔ながらのきちんと廊下がある間取りなので、音とかも気にならない。

全体に不思議なほど綺麗なので、よくよく聞いたら、もとがワンオーナーで、しかもそれほど長く住んでいなかったということ。
でも、築年数だけでいえばもう値段がつかない年数だから、ほとんど土地代だけで買えたのだとか。

まさに「お宝物件」って気がする。中古物件を買いたい人は参考にしてください。

いやー、中古住宅いいじゃん!

って思っちゃいました。だってすごいお得なんだもん。

古民家って、つついてみないと実態がわからず、リノベーション費用の総額が見積りづらいのが難点ですが、買う時に状態がはっきりわかってほぼそのまま住める築浅の中古っていうのはすごく安心だと思う。

彼女は器用だから、ゆっくり住まいながら、少しずつリメイクしたりするんだろうな。
大好きな友人が楽しそうに過ごしているのを見ると、こちらもすごく嬉しくなる!

家選びに1つの正解はなくて、それぞれの状況に合った選択ができると本当に良いですね。