ルート66って聞いたことありますか?
アメリカ・イリノイ州シカゴと、カリフォルニア州サンタモニカを結んでいた、全長3,755km(2,347マイル)の旧国道で、「マザーロード」とも呼ばれる、アメリカの大動脈でした。ただし高速道路の発達によりその役目を終え、1985年に廃線とっています。
アメリカ西部の発展を促進した重要な国道であると同時に、映画や小説、音楽などの中に多く登場し、今なおアメリカのポップ・カルチャーの題材とも・・・
廃線となったものの、惜しむ人々の手によってヒストリックルートとして残されています。
なんかロマンチック!!
というわたしの軽さにより、当初予定になかったところをドライブすることにしました。
全部はムリなんですけど、一部だけでもと。
たまたまラスベガスからトウーレアリというセコイア国立公園の入り口になる街への移動のあいだに、挟み込むことに。
ラスベガスから、モハビ国立保護区というところを通過し、出たチェンブレスというあたりから、ニューベリースプリングスあたりまでのルート66を通ることにします。
距離にすると、116kmほど。

このあたりは砂漠地帯なので、窓を開けると熱風に近い感じになります。
特に何もないけど、いいんだ、ルート66だから。

そもそも観光のための道路ではありませんでしたからね。
今はこんなのんきなことができます。

こちらのROY’S CAFEも古き良き名残り。
とはいえ、カフェとしてはほとんど機能していませんでした。



そこから、映画「バグダットカフェ」のロケ地になったカフェへたどり着きます。
砂漠の途中で、突然夫とケンカ別れをしてひとり、徒歩で歩いているドイツ人女性のジャスミン。寂れたバグダットカフェにたどり着くと、そこを経営しながら、いつもイライラと夫や息子に怒鳴ってばかりいるブレンダと出会います。
はじめはジャスミンを怪しんで、ひどいことを言うブレンダですが、何事にも動じないジャスミンとの関係が少しずつ変化して・・・
という、抑揚の少ない映画です。
しかし名曲と絶賛される主題歌「Calling You」の魅力もあいまって、多くの人の心に強い印象を残しつづけ、今もなお世界中からこのバグダッドカフェの面影を求めて人がやってくる場所。
イメージのまま残っていて(映画はもう30年以上前ですが・・・)逆にびっくりします。

店内も、映画のままに。

メニューは意外に充実していて、フードもたくさんあります。

わたしたちはオムレツとハンバーガーを注文。絶品とまではいかないけど、まあまあでしたよ。


メニューに添えられた「FEEL THE MAGIC」は映画のファンならわかる意味。

店内は世界中のファンが残していくカード、メッセージで埋まっています。

↑残してきた!!
どこまでも青い空の下に残る、みんなの記憶の中にある場所。



今は年配のご夫婦が経営されているようです。ちょっと無愛想でしたが、いくらでも写真を撮らせてくれたり、お客が増えると音楽をかけてくれたり、実は優しいのかも・・・

砂漠の中のカフェ、実在するとは驚きでした。
ルート66のドライブ、おすすめです!