<<我が家のリノベ>>
2017年/築70年程度(推定)の古民家購入
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2021~22年にかけてリノベ
(8~9割がた工務店に依頼、残りDIY)
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2022年末に入居
わたしたちの古民家リノベの経緯や内容をこれから記事にまとめていこうと思います!
ちなみに古民家と中古住宅の違い、リノベーションとリフォームの違いってよくわかりませんよね。
が、中古リフォームより「古民家リノベ」の響きが良いので(笑)こちらを採用します。
CONTENTS
いい感じの古民家、どう探す?
田舎のほうに行けば行くほど、「家を売りたい」情報はあまり大っぴらにはなっていません。
わたしたちの場合も、不動産会社経由ではなく。
こちらで知り合った友人が「この近くで、家を売りたい人がおるでー」と軽く紹介してくれたのがきっかけです。
意図したわけではないですが、個人間売買となりました。
こちらに住む友人でも、「賃貸で住んでいる物件を売ってくれないかと、大家さんと直接交渉中」という人も多いです。
もちろん、田舎でも不動産屋を通して探すことも可能です。
が、個人間売買というのも1つの有力な選択肢!
うまくいけばお得に買えると思います(リスクもある)。
この古民家、買っていいかどうか?の判断
さて、思いがけず、友人から「売家」の紹介があったはいいものの・・・
正直、2017年当時は、古民家についてもリノベについても、知識ゼロ。
買っていい物件なのかどうか、つまり当たりかハズレか、全然わからん。
しかし、田舎では土地や家を手放したがらない人が多い。
「これ逃すと次があるとは限らないから、とりあえず買っとこ!」
という気持ちのほうが先行しました。
とりあえずってどうなの。
まぁ、そう言えたのも、土地(約400坪)や建物を合わせて100万円もしないという値段が大きな理由です。
もちろん少額ではないけど、これで人生終わるというほどの金額でもありませんしね。
ちなみに、この購入金額は、あとから調べたら、この家の固定資産税を決めるための土地建物評価額とほぼ同額でした。
正直、これって割安なのか割高なのかサッパリわからなかった(今もわからない)。
が、売主さんとしても特にボッタクろうとしてつけた感じの価格とも思えないので、まぁ良しとしています。
まず先に「リノベに強い工務店を見つける」のが理想、だけど
しかし、今思えば、この古民家購入はなかなかギャンブルでした。
買ってしまってから、もし土地や建物に大きな瑕疵が見つかって、とても住めない!リノベできない!となってしまったら、ただの「負」動産。
使えない家でも、買っちゃったら、管理(草刈りとか)してないとトラブルになるし。
想像するだけでしんどい・・・
わたしたちの例は、たまたま使える家だったからよかったけど、ほんと、これはただの幸運です。
今振り返れば、
「まずは古民家リノベに詳しい工務店を探す」
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「一緒に、良い物件を探す」
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「工務店にリノベ可能かチェックしてもらう」
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「(OKなら)購入する」
という手順が理想っちゃ理想でした。
とはいっても、実際に古民家リノベにすごく前向きな工務店、って少ないんですよ。
わたしたちの場合も「もうこの古民家買っちゃったから!!」とグイグイお願いしたので、頼まれると断れないタイプの棟梁の工務店に施工してもらえました。
「リノベに強い工務店で物件も紹介してくれるとこ、どっかないかな~」なんてのんびりやっていたら、全然進まなかったんじゃないかな。
そんな気がしてます。
まとめ
中古の家は「一期一会」、「すべて一点モノ」なので、いつでも決断できる準備をしておくというのがかなり重要だと思います。
田舎で中古住宅(古民家)を買うなら、
- 住みみたいエリアにまず賃貸で住む(→まずそれも難しい説あるが)
- 地域の不動産会社のサイトに目を通して価格相場をつかむ
- 良さそうな物件があったら見に行く
- 知り合いには「家を買いたい」と種をまいておく
- 気長に待つ
- 相談できそうな工務店も目星をつけておく
こんな感じが賢く、現実的かなと思います。
ちなみに、仮にDIYでリノベするにしても、工務店に助けてもらう可能性は結構あると思うので、情報収集しておくに越したことはありません。
さて、わたしたちのような「個人間売買」には費用的なメリットが多かったのですが、一方で注意しなければならないこともたくさんあるので、次回はその話をしたいと思います!