高知県四万十市に東京から移住して10年目。
正直なところ、ふだんは「田舎に住んでるなぁ」と思うこともほぼなくなりました。
なんかもう完全に「慣れ」ですね。
まぁ四国から出るのは大変だなというのは毎回思いますが(本州まで5~6時間かかる)、単なる距離の問題。
総じて今の暮らしに大きな問題はないし、
「渋滞がない」
「人が少ない」
「国産ヒノキと漆喰の家に暮らせる」
「自然と近い暮らしができる」
「近所でのBBQにいきなりウナギや鮎が出てくる」(スゴイ)

などメリットは数え切れない…
もう家も買ってしまったし、このままずっと住み続けられたらいいのですが、やーーーっぱりある程度の年齢を重ねてきて、最初に頭に浮かぶ問題は
クルマの運転!
はぁー、いつまでできるかなぁ~
なんかねー、注意力も記憶力もガタ落ちな気がするしねー。
もともと近視の強い目に老眼が入ってきて、近くも遠くも見えない(?)じゃん。
どうなっちゃうのコレ。
今住んでいるところは、少なくとも30分程度のクルマ運転なしでは日々の買い物すらこなせないエリア。
四万十市でも、思い切り中心地に行けばクルマなし生活ができると思うのですが、田舎といえば田舎でありながら、薪ストーブもチェーンソーも使えないという中途半端さも感じる。
そんな感じで、以前は70代くらいで関東の郊外あたりに戻り、緩やかに老後を過ごす姿を想像して、
と思っていたのですが、いやいや最近は、四万十側の人間関係が、昔の人間関係を凌駕するようになってしまいました。
欲張りだけど、こちらも離れがたくなってきてしまった…
おそらく「いいトシ」になってきた移住者の人は、多かれ少なかれ似たような悩みを持っているのではないでしょうか。
自動運転が早く実現しないかな~
イオンモールが近所にできないかな~
と言った他力本願の妄想を考えがちなんだけど、一番大事なのは少しでも老化を遅らせて、なるべく長く住めるようにすることかな~
頑張ろう!