こんにちは、ななみです。
ある日、立ち寄ったホームセンターでふと目に留まったのがこちら。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋。
非常に可愛らしかったんですね。
すると、
毎日の料理作りもなんとなくマンネリ化しているし、そういえば前から圧力鍋欲しかったんだよな・・・
そんな思いがふとよみがえってきました(→ 忘れてるくらいだから大した思いではない)。
言うまでもなく、圧力鍋とは密閉した鍋の中で高圧をかけて、短時間で料理をするための道具です。
代表的な圧力鍋料理は、豚の角煮や魚の甘露煮。
「肉がとろとろ」「骨までやわらか」などになるのに、通常2~3時間かかるところ、圧力鍋を使えば3分の1程度に短縮できます。
豚の角煮や魚の甘露煮なんて、アタシ好きだったっけ?
という疑問は横へ置きましょう。たぶん圧力鍋があれば食べるのです。急に。
ただ、ひと昔前は、ガスの火力を使うこういうタイプの圧力鍋がほとんどだったんですよね。
それはかなり重く、「シューッ」と大きな音を立てて圧力を発するのが怖い、というのが難点。
しかしいつの間にか、圧力鍋の主流の熱源は電気に変わっていました。
電気圧力鍋は固定して使うから重さは関係ないし、シュー音もほとんど出ないらしい。
しかも、価格も1万円台~と、思ったよりずいぶんお手ごろです。
「アタシ買う!」
さっそくうちに帰って調べてみたら、2016年に北米ではこの「インスタントポット」という電気圧力鍋がバカ売れしていたそうです(→ 知らなかった)。
北米の流行がちょっと後れて日本上陸、というセオリー通りというべきか、日本でも2019年は電気圧力鍋が売れまくりました。
つまり、2019年は日本の電気圧力鍋元年だったのです(→ 知らなかった)。
※電気圧力鍋自体は、日本でもかなり昔から存在はしていました
「電気圧力鍋」はなぜ今年売れまくったのか(2019 東洋経済オンライン)
そんなブームなので、当然、現在色んなメーカーから電気圧力鍋が出ています。
最近人気なのは、上にも挙げた、アイリスオーヤマ製。
ちょっとストウブの鍋↓に似て(似せて?)、お洒落ですね。
そして、シロカ製。これはまた、まったく圧力鍋らしからぬ可愛らしさ。
そしてティファール。
大きめの
小さめの
があります。
さらにパナソニックも出しています。
というか、パナソニックは、実は40年以上前から電気圧力鍋を製造しているんだそう。知らないことが多い・・・
はたまた、TV通販のショップジャパンからも。
あまりTV通販モノって信用しないのですが、クッキングプロはかなり安定して高評価を得ています。
うーん・・・
基本的な機能はどれも大差はなく、調べれば調べるほど、「ベストバイ」が不明。
差別化といえば、「こっちは炒め機能もついてる」「そっちは温度調整が1度刻み」「あっちは自動メニューにローストビーフがある」etc
差がそよ風レベルです。
ネット上のおすすめ記事には、”用途に合わせて選びましょう”とか、”よく使う機能を重視しましょう”とか書いてありますが、何がしたいのか具体的には自分でもよくわかっていません。
じゃ値段で決めるかと調べてみると、こんな感じになります。
- 低価格帯=シロカ&アイリス&ショップジャパン
- 高価格帯=ティファール&パナソニック
ただ、「低い」「高い」といっても、前者は1万数千円~、後者は2万数千円~と、これまた差というほどの差でもなく。
選びづら・・・
3日間くらい悩んでも答えが出ず、仕事も手につかず(ヒマか)、ふと思いついたのが「そうだ現物見てみよう」。
まぁ、四万十市の家電量販店では、そんなに種類置いてないと思うけど・・・
と思いながらもケーズデンキさんに行ってみました。
上に挙げたやつ全部並んでました
すみません・・・
ブームでしたよね。
ところが、あんなに悩んでいたのに、そこで見たら、あっさり決まってしまったんですよ。
これに。
もう直感というか、フィーリングですね。
実はお店に行く前は、パナソニックはあまりデザインが気に入らなくて、ティファールに傾きかけていたんですけど・・・
一瞬で覆ってしまいました。
なんとなく、自分が使うイメージと、自宅に置いてあるイメージ、が一番しっくり来たのが、これだったんです。
わたしは以前、市場調査の仕事をしていて、
「どうして、〇〇を買ったんですか」
「なぜ、(競合の)××ではなく、〇〇なんですか」
という質問を根掘り葉掘り聞くようなことをやっていたんですが、聞けば聞くほど、同じ人なのに言ってることに矛盾が出てきたりして、結局「どうしてそれ買ったのか」がわからず、苦労したことが多々ありました。
今思えば、あれはフィーリングで決めてた人々が、ムリに後から理由を考えていたんだきっと。
まぁただ、その目に見えない「フィーリング」ってやつをつかんでいるのは、やっぱりパナソニックの市場調査の成果であって、実は誘導されていたのかもしれません。
そんな恐ろしいメーカーの商品がこちらです。
ともあれ、今日お伝えしたいことは「百聞は一見に如かず」という、年寄りめいた格言です。
使用レポートはまたのちほど!