2022年は中国人のごとく爆買いをした1年でもありました。
とは言っても、家をリフォームするにあたり必要にかられて買ったものが大半で(エアコンとか照明とか)、買い物の楽しみというよりは、
という、しんどい出費のほうが多かったかもしれません。
(ゴミの廃棄費用とか、盛り上がりようもない出費も多々)
そんな中で、飛びぬけてエモーショナルな買い物だったのがこちら。
ロロスツイードというノルウェーのメーカーの、ウールのブランケットです。
正規代理店であるアクセルジャパンさんのウェブサイトによれば
ロロス ツイードのブランケットは、ノルウェー中部にある世界遺産の村、ロロスで作られます。真冬には氷点下40℃にもなるロロスの山で、無農薬の牧草を食んで育つ羊の新毛を厳選。紡績、染色、機織り、製品化までの一連の工程を、国内のグループ会社(ラウマ社)と自社にて行い、品質管理を徹底しています。
とある。
氷点下40度はブランケットでどうにかなるレベルではなかろう
ともあれ、実はわたしがこの商品に最初に目を付けたのは、もう8年も前。
アイスビヨン(ビヨンとはノルウェー語でクマ)と呼ばれるクマが可愛い。
ミルクティカラーもまさに好み。
しかし、ブランケットなんてなくても死なない。
25,000円払うなら、人に見られるセーターとかコートが優先されるのが人情・・・
というか庶民の発想というべきか。
というわけで、買いそびれていて数年。
しかし、毎年冬になるとやっぱり
と思い続けて8年の、わたしの執念深さもすごい。
そうこうしているうちに、限定カラーだったこの「アイスビヨン・ミルクティ」色は廃盤になってしまいました。
裏側もかわいいよ。
ロロスツイードのブランケットは、ほかにもすごく素敵なデザインが多数あります。
Nature Pledd(ナチュールプレード)というシリーズ。シンプルでモノトーンのカラーは絶対飽きない。
かと思えば、ビビッドでもすっきりしている北欧デザインぽいKonfetti(コンフェッティ)もいいな・・・
アイスビヨン・ミルクティが廃盤になったので、他のデザインでもいいかなと思いかけていたのですが、
しかしやっぱり、わたしはクマ!クマが欲しいのだ!!
昨日のブログにも書いた通り、ほとほと疲れていた昨年のわたしは、もうとにかくクマに癒されたい気持ちでいっぱいになってしまいました。
他のカラーもかわいいけど、やっぱりあのミルクティなんだよな。
そんなことをぼーっと考えながら、ダメモトでなんとなく検索していたら。
なんということでしょう。
あっさり、とあるサイトで1点ものとして発見。
しかも、定価よりお安く買える。
いつもなら3日は考えるところ、3秒で決めました。
わたしはなぜかクマに癒される傾向があるようです。
クマといっても、プーさんとかパディントンとかくまモンとか、あったかいところでウロウロしているクマではなく、正しい北極クマが良いのです。(何の主張?)
夏になったらおそらく暑苦しいだけのウールブランケットですが、冬の間は、見てよし、触ってよしの素晴らしい働きをします。
実は見た目で心が癒されればいいや、と、実用性はあまり期待していなかったのですが、
「ノルウェーの寒さなめんな」
と言われているかのような、かなりの保温効果です。
手触りは、本物の羊を触っているかのような(そんなに触ったことないけど)みっしりと目の詰まったウールの弾力と暖かさ。
フリースのようなふにゃぁとした柔らかさはないですが、でもチクチクしたりもしません。
ほんとに天然の素材なんだなぁ、と感じさせます。
よく似たテイストで、もっとメジャーな「クリッパン」。
ムース(トナカイ)が好きだなぁ。
ただ、手触りは、クリッパンのほうはやや硬めに感じたので、ロロスのほうが好き。
ロロスツイードのブランケットは、ミニサイズ(130x100)、フルサイズ(135×200)の2サイズ展開ですが、わたしはミニのほうで良かったです。
ひざ掛けにするにも、ベッドに載せるのにもちょうどよい。
がっつりベッドを覆ってほしい、というときには、フルサイズのほうが良いかもしれません。
どうしてもミルクティカラーがなかったら、これもいいなと思っていたのが、グレーのアイスビヨン。かなり深いグレーがかっこいい。
ガラっと変わって、ちょっと懐かしい感じのチェックもいいんですよね。
ナチュールプレードは間違いない。
結局どれでもいいんじゃねえか、と言われそうですが、そうかもしれません。
北欧系テキスタイルが好きなら、必ず好みのものがあるはずです。
もっと早く買っても良かったかな。
買い物って慎重になる加減が難しいですね。
ブランケットをお探しの方にはおすすめしたいお品でした。