愛用品レビュー

ファルケorロトト。ちょっと良い靴下を5種類比較した。

こんにちは、ななみです。

実は、昨年わたしは「しもやけ」という大病を患いました。

噂には聞いていましたが、あんなに不快な病気だとは知りませんでした。
イタイようなカユイようないや両方。なんなんですかあれは。

ああいうのはもう避けたい、と改善策を考えた時に、たぶん、「夏も冬も同じような(薄い)靴下を履いているのが良くないのかな?」と思い・・・
たぶん寒い古民家に住んでいるのが良くない

というわけで、今年は、真剣に色んな靴下を試しました。

靴下のメーカーはたくさんあると思いますが、まずはちまたでよく聞く、ドイツブランドのFALKE(ファルケ)と国産のROTOTO(ロトト)を試してみることに。

具体的に試したのが、こちらの5種類。

  1. FALKE WALKIE(ファルケ ウォーキー)
  2. FALKE WALKIE LIGHT(ファルケ ウォーキーライト)
  3. ROTOTO ダブルフェイスソックス
  4. ROTOTO シティーソックス
  5. ROTOTO ルーズパイルソックス

どれも1足2000円前後と、わたしにしてはいきなりの散財です。
でも、楽天お買い物マラソンだのそういう時期を利用すると、実質1500~1800円くらいで買えたりもしますので、ちょっと時期を狙ってみてくださいね。

CONTENTS

FALKEとROTOTOとは?

ざっくり違いを言うと、

  • FALKE
    1895年、フランツ・ファルケ氏によってドイツで設立された靴下メーカー。設立当初から人間工学に基づく機能性を重視した物作りに徹し、素材開発にこだわり続けている。

  • ROTOTO
    「一生愛せる消耗品」をモットーに、奈良県広陵町を中心に大和高田市、香芝市、御所市といった国内随一の生産量を誇る靴下の産地で生産されている。設立は2012年と比較的新しい会社。

メイドインジャパンはもちろん信頼がおけますが、一方でドイツの質実剛健的なモノづくりにも興味がわきます。

FALKE WALKIE(ファルケ ウォーキー)

ファルケの靴下といえば、これのイメージ。

 

 

「R」、「L」という刺繍がされているルーズな感じの靴下が可愛くて大人気。
日本でも有名なセレクトショップにはたいてい置いてあります。

ななみ
ななみ
右がRで左がLって、ただ当たり前のこと書いているだけなのに・・・

ウォーキーの素材はウール63%、ナイロン35%、ポリウレタン2%。
個人的にはそれほど「温かさ」は感じず、どちらかというと、すっきり履ける感じ。
でも、足底はパイル地でわりとふかふかしているので、履き心地自体はとても良いです。
(この感触を「暖かい」と表現する人も多いよう)

わたしの感覚では真冬や真夏より、春か秋向けかなという感じ。

FALKE WALKIE LIGHT(ファルケ ウォーキーライト)

こちらは、ウォーキーに比べて丈が短め。


その素材は、ウール66%、ナイロン34%。
これ、数値上はウォーキーとあまり変わらないんですが、実際の感触はだいぶ違ってて、ウォーキーライトのほうがとても柔らかく、暖かく感じます。不思議!

ただ、もともとはトレッキングやハイキング用ということで、モノは良いのですが、わたし個人としては、履く場面を悩むところです。

ROTOTO ダブルフェイスソックス

次はROTOTOを見ていきます。

ROTOTOの人気商品は、このダブルフェイスソックス。

表はメリノウール、裏はオーガニックコットンという優しい仕様です。
履いてみると、ふんわりというより、ぎゅっと厚みのある感じで、包まれるような暖かさがあります。なんか、頼りがい(?)があるというか。

難点といえば、厚みがあるので靴を選ぶことです。

ビルケンシュトック的なものにはぴったりはまりそうです。
といいつつ、靴のほうに少しゆとりがあれば別になんでもいいんですが。

室内履きとしては、ちょっと贅沢でとても良い気分になります。

折り返すと白地が見えて、非常に可愛い。

もっさりした写りですが、本人は至って満足

 

このグレーの靴下のルックスのポイントは、つま先の赤いステッチ。

これも、「糸が赤い」だけなのに、何がそんなにいいのか・・・と思いつつ、惹かれるんですよね。商品力とはなんぞや。

ROTOTO シティーソックス

次は、ROTOTOのシティソックスというベーシックなシリーズ。

これは、ステッチもなく折り返しもなく、見た目はかなり地味です。
グレーを買ったんですが、新橋のおじさんの靴下にしか見えません。

反省して、2度目はブラウン系を買いました。

とっても良い色だった!

ともあれ、履き心地は抜群!!

素材がウール65%, コットン20%, ポリエステル12%,ポリウレタン2%,ナイロン1%という複雑な構成のせいでしょうか。暖かさがありつつも、「通気性が良い」ような気がするんですよね。
だから、「ポカポカ暖かい」というより、「なぜか冷えにくい」という感じです。体によさそうな気がします(個人的感想)。

ROTOTO ルーズパイルソックス

最後に紹介するのが、ROTOTOルーズパイルソックス。

これはまず、丈が長めなので、それだけでちょっとしたレッグウォーマー的な役割になるのが良いところです。

ついつい無難にこうしたチャコールとかグレーを買ってしまうんですが、たまには赤とかも可愛いよなと思います。

素材はコットン44%、アクリル44%、ナイロン8%、ポリエステル3%、ポリウレタン1%と、ウール感はゼロなんですが、足底が肉厚のパイル編みのせいか、かなり暖かさを感じます。

見た目には、ファルケウォーキーを意識しているかのように見えますが、履き心地も良いし、実売価格も一番安いので、コスパで言えば、ウォーキーより上かな?

おすすめランキングは?

正直、どれも全部良かったです。
なので、場面によって使い分ける感じかなと。

  • 暖かさ優先でとにかくほっこりしたい→ROTOTOのダブルフェイスソックス
  • 通年でオールマイティーに使いたい→FALKE WALKIE
  • たくさん歩く寒い日→ROTOTO シティーソックス

ちなみに、これは地味な外見もあって、男性にも向いている感じがします(おじさんであってもなくても)。

オット
オット
ぼくもお気に入りです

  • コスパと質のバランスが良い、何足か買いたい→ROTOTO ルーズパイルソックス
  • ショート丈靴下を履きたい、またはトレッキングなど→FALKEウォーキーライト

靴下をプレゼントにするのはどうか?

プレゼントって難しいですが、ここに挙げた靴下ならば、たぶん喜ばれる可能性大だなと思います。
また、仮に気に入ってもらえなくても、お部屋で履いてもらえますし。

ただ、調べてみると、「靴下のプレゼント」は意外と難しいらしい。

靴「下」ということで目下に見ている感じがするし、”踏みつける”という印象を与えかねないため、特に靴下は目上の人に差し上げてはいけない、という考え方もあるようです。

仲のいいお友達なら、「これとっても良かったからぜひ!」って言うのはありだと思うんですけどね。

まとめ

今まで、「他人から見えにくい」靴下という存在をやや軽視してきたのですが、ちょっと良い靴下を履いてみて、その快適さにビックリしました。

アウターや靴で高級品をポンポン買うのは大変ですが、靴下なら取り入れやすいし、小さい投資で、かなり良い気分になります。

クリスマスに、自分へのプレゼントとしておすすめです。