おかね

「40代でこそ」移住・脱サラして良かったこととは

 

”人生、いくつになっても新しいこと始められる!”

と言うのは事実ではありますが、実際は、若いに越したことはないですよね。

若いほうが、気力、体力もあるし、心が(血管も?)やわらかくて、なんでもよく吸収する。
周りも、若い人は色々大目に見てくれるし、応援してくれる人も多い。

ただ、若いは若いで、大変なこともある。
なんといっても、まだまだ残りの人生が長すぎて、先が読めない・・・。

うーん、子どもは何人になるかわからないし、老後は長そうだし。
やっぱりちゃんと会社員やって厚生年金稼いだほうがいいかななんて計算しちゃう。

日本の将来が不安過ぎて、「投資」に関心を持つ若者が増えているらしい。
投資自体は良いんですが、詐欺に遭う若い人も多いと聞くと、痛々しい気持ちがします。
やっぱり、ゆっくり勉強しないとね。

↑きわめてまっとうなことを書いているが、めちゃめちゃケチな堅実なジェイソンさんと一緒に暮らすの大変そう(笑)

↑入門書としては、幅広くカバーしていて良いですね

さて、「若いうちは先行きが見通せなくて、リスクを負うには不安がある」これを裏返せば、40代半ばで移住・脱サラして良いことといえば、

人生の残り時間が計算できる

ということに尽きるかなぁと思っています。

残り時間が計算できるということは、要するに必要経費が見えてくるということです。

40代半ばになると、教育費や住宅ローンのめどもつく。
さらに「年金受け取りまであと20年か」とか、人生のカウントダウンが急にリアルになって、あと人生に必要な金額がだいたいわかってきたりするんですよね。

45歳なら、あと20年逃げ切れば、年金でなんとかなる(!)という素敵な計算が成り立つ!

まっ 年金があてにならないなんていうのは言うまでもないことですが、そこはちょっと希望的観測でね。要は、ちょっとした心の逃げ道が持てるかどうか。そこがけっこう大事なように思います。

最近、「少ない年金で生き生き過ごす」高齢者の話がやけに目に付くのは、こんな小さな経済の中でもゆったり心豊かに暮らせるんだね、と思いたい人が増えているからじゃないかなぁ。

ちょっと探しただけでも、こんな記事がワサワサと出てきます。

しかし、やっぱりこういう「地に足をつけ、しぶとく生きる感じ」っていうのは、女性のほうが強いんですかね。
男性バージョンはほとんど見たことがないです。今後は増えてきそうですが。

と、まぁこんなことを書いているのは、なるべく年齢を重ねたメリットのほうに目を向けたいからなのです。

だって、やっぱり時々むしょうに「若い人がうらやましいッ!もっと時間をくれッ!」と思ってしまうことがあるもん。

自分も突然50代になったわけでもないのに、時間をくれって図々しいんだけど、おばさんというのはそういうものなのです。