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【中国・福建情報】世にも奇妙な建築群、世界遺産の福建土楼へ行ってみたよ

土楼とは何か?

そもそも「土楼」って言葉をあまり聞かないと思いますが、中国福建省にあるこの土楼とは、2008年にユネスコ世界遺産に登録された、世にも不思議な建築群。

かつて客家と呼ばれた人々が、山賊などから身を守るように集団で集まって住むために建てたと言われるのがこの土楼なのです。

そうすると、今度は「客家とは?」ということになるのですが、それはちょっとWikiから引用します。

客家

原則漢民族であり、そのルーツを辿ると古代中国(から春秋戦国時代)の中原中国東北部の王族の末裔であることが多い。歴史上、戦乱から逃れるため中原から南へと移動、定住を繰り返していった。移住先では原住民から見て“よそ者”であるため、客家と呼ばれ、原住民との軋轢も多かった。

かなり独特の発展をしてきた住民なんですが、そうしたやや「外界と隔絶してきた民族」が建てた家なので、ふつうであるはずがない。しかも山間部を好んで住む人々なんだそう。うーん、面白そう・・・

夫とともに、一度は見てみたいね!と前々から言っていた場所なのでした。福建省は特にこれまで行ったこともなかったので、二重に楽しみだったのです。

土楼へのアクセス

土楼はいくつかあるのですが、今回は厦門からツアーが出ている田螺坑土楼群に行ってみました。

日帰りツアーで、料金はひとり208元。バス代、ガイド代、昼食代、保険代が込みです。

厦門の旅行会社ではどこもツアーを扱っているので、適当に飛び込んで頼んでも大丈夫(前日の昼までに予約しておくと確実)。ただ同じツアーでもちょっと値段は変わるので、時間があればいくつか当たってみるといいと思います。この田螺ツアーで200元くらいだとたぶん良心的な価格。ほかでは280元といわれたところもありました。

ちなみに、わたしたちは宿泊先のユースホステルに近かった「厦旅国際」(住所 厦門思明区東明路南湖中祥大厦6号)を利用。ウェブサイトがないのですが、ちゃんとした旅行会社なんで大丈夫です。

ここはスタッフが若者ばかりなんだけども、なんせ彼らがみんなやたらに明るくて親切なので、すっかり気に入ってしまいました。お勧めします!

 どの土楼に行くか?

さて、だいたいのツアーは、「永定土楼」か「田螺土楼群」になっています。それ以外だと、どうも自力で行くしかないらしい。

永定土楼のほうがメジャーでしかも厦門市街からやや近いのですが、「観光地化されすぎ」という口コミが結構あったので、今回はちょっとだけマイナー感のある田螺のほうにしてみました。

ツアー行程

集合は朝7:50。バスに乗って、約3時間の行程です。

バスは結構大型で、意外に快適~。

バスガイドがひっきりなしにしゃべっているのがうるさくてしんどいけど(それが仕事だよ)、わりとよく寝られるシートです。

途中、休憩と昼食をはさんで。全然知らないツアー客同士で囲む円卓w

昼食はうーん、なんというか、あまり心のこもってない料理でビジネスミールという感じですが、温かいだけよしとします。なんといっても安いツアーだし。

なんだかんだ、午後になってようやく田螺坑土楼群に到着!!

これこれ!これが見たかった!!!

4菜1湯と呼ばれる、独特の集団。

今でもこの中には人が住んでいて、住居と観光用のお店が一体になっています。

外から見るとビックリの大きさ。

 

ところがみんな同じお茶を売っていて、全員競合になってる。少し違う商売すればいいのに?と思うけど、特産だからしょうがないか。

ここではあまり買いたいものがなかったので消費しませんでした。ごめんなさい~

でも売り込みもそれほどではなく、商売っ気があまりないところが良かったです。

ここでは、丸い土楼と四角い土楼をそれぞれ見物しました。できれば2階に上がりたかったけど、田螺ではNG。他の地域の土楼ではできるところもあるみたいなので、こだわる人は調べてみてください!

そのあと5キロほど移動して、「裕昌楼」へ。

ここは「東倒西歪」と言われてその傾きが注目されている土楼です。すでに建築から700年経っているにも関わらず、いまだに100人以上が住んでいる。

正直いうと、土楼はだいたい同じつくりなので、3つも見れば十分満足!!!

 

このあと、景色のよい「塔下村」という水郷のようなところを訪れます。

 

土楼のついでではあるけど、ここもなかなか風情がありました。

帰路は往路と同じルート、同じ休憩場所を通って帰り、厦門到着は午後7時近くなっていました。

ツアーの評価(約12時間・208元)

  • バス ☆☆☆☆☆
  • 食事 ☆☆☆
  • ガイド ☆☆☆☆
  • 内容 ☆☆☆☆
  • コストパフォーマンス ☆☆☆☆☆

土楼を見るだけで100元の入場料がかかることを考えると、このツアーはかなりお値打ちだったような気がします。さすがに厦門から3時間もかかるところを自力で行くのは難しいし、タクシーチャーターすると800~1000元とか言われ・・・。

土楼は福建省の中に点在しているので、もし数か所(または全部)見たい!!というなら、タクシーチャーター&宿泊が必要になります。

実際に行ってみたら、「行ってよかったけど、ツアーでいくつか見られたら十分!」という感じなので、特にこだわりが強いのでなくて、一度は行きたいな~くらいであれば、ツアーで満足できると思います。

とても楽しいツアーでした!