思考

<<事実>>自炊しなくなったら超絶・不健康になった話

昨年の秋から冬にかけて、忙しすぎたのと、さまざまな人間関係トラブルでストレスがたまったのと両方あって、わたしは常に不機嫌でした。

で、それが直接どう関係するのかは不明なんですが、すっかり料理をする気がなくなりまして。

料理がイヤを通り越し、1日3食を必要とすること自体が疎ましい、いっそ人間なんて滅びてしまえくらいの思考回路。
もうただのやさぐれた人。

じゃあオットにやってもらうか、と言っても、わたし仕様のキッチンで急に「アンタやってよ!」と言うのも無理があるというもの。

そんなわけで、頼ったのがいわゆる「冷食(冷凍食品)」や「レトルト」、さらには「インスタント〇〇」「缶詰」というやつです。

ちなみに外食するには片道20分くらいかかるので、あまり行きませんでしたが、行くとしたら「丸亀製麺」「すき家」「ジョイフル(→ローカルファミレス)」。

既視感!

※山間にウーバーイーツは来ないのです

普段はこう言った「便利なゴハン」を使うことがあまりなかったので、はじめのうちは、ずいぶん物珍しかったんですよね。

「最近の冷食ってけっこう美味しいんだねー」
「こんなもの見つけたよ!」

夫婦のどちらも料理の負担を感じることなく、文明の利器を利用して乗り切るという方法は賢いではないか。

ななみ
ななみ
おう、カネで解決だ!

わりと満足しちゃってました。

しかし、そんな生活が1か月以上続いたころ。
オットもわたしも、次々と体調不良になっていったのです。

といっても、たとえば、胃もたれ、頭痛、不眠、みたいな病気とも呼べないレベル。

でも、これらって、単独では「命に関わらないほどの不快さ」くらいなんですが、いくつも発生すると、異常に不快。

胃もたれor頭痛or不眠
は許せても
胃もたれ&頭痛&不眠
ってイヤじゃないですか?!

こうして、機嫌悪い→自炊しない→体調不良→さらに機嫌悪い という最悪のループがここに完成したのです。

最後のほうは、もう一体何から直せばいいのかわからなくなっていました。
しかし幸い、どちらかが本格的に倒れる前に、なんとか引っ越しが終わり、そのほかの忙しさも一段落。

ようやくわたしが以前のように自炊ができるようになると、ごくごく自然と体調は回復してきました。

今思えば、やはりそういった便利食品は、塩分・糖分・添加物が多すぎたんだと思います。
数日に1度くらいならそこまで神経質になることもないと思いますが、やはり続くと影響はてきめんに出ます。

最近は、家でワッフルすら作る余裕も出てきました。

我が家は白を持っています。

電気ですが、意外とパワーがあります。

こんなの、気持ちに余裕がないと絶対にやりませんよね。

 

冷食、レトルトなどを多用すると、手抜きかしら?浪費かしら?と、自責を感じる人は多いと思いますが、本質的な問題はそこではない。

これらに頼らないと生活が回らない、という前提そのものを疑うべきだと思いました。

たぶん、やりたくないことで人生が忙しすぎるとか、負担の割合が家族の中で偏り過ぎているとか、ストレスを押し付けられているとか、何かが根本的に間違っているんです。

だから、ごく簡単な自炊もできない。

思い返せば、当時のわたしたちについても、心当たりしかないです。
ロクに自炊もできないような状態になって人類滅亡を唱えだしたら、また足元を見つめるところから始めていきます。