5625kmの旅が終了しました!わーい(^O^)
旅なんて、事故と病気がなかった。それだけで大成功です。この距離の大半を運転した夫に感謝!
これまでの人生で一番長かった旅行。思うところがたくさんあったので、書かせてください。
CONTENTS
田舎の違いが見えてきた
東京に住んでいるときは、いろんな地方・田舎に行っても、正直、どこもほぼ同じように見えていたんですよね。
しかし今回は、山の様子、川の色、家のつくり、出会う人々など、細かい違いがわかるようになっていました。それは言うまでもなく、自分が地方、田舎に住んでいるからです。
これまでは都会OR田舎、という単純な比較しかできなかったけれど、いまはその間に、「高知県四万十市」というベンチマークができたおかげで、よりクリアにそれぞれの地方や田舎の違い、良さがわかるようになった。
これは自分でも大発見!
日本の良さを再認識した
今回はなるべく高速を使わないで、周囲を良く見ながら走ることにしていました。
すると、日本は道もいいし、みんなマナーもいい。コンビニや道の駅はいたるところにあり、暗くなっても怖くない。人は基本的に親切。町はクリーン。ってことがよくわかった。
これは車中泊をするにもメリットだらけ。
さらにどこも景色は美しい。センスのいいものが溢れてる。食べ物はどこも美味しい。
悪いところ、見つかんなかった・・・
一宿一飯のありがたさ
今回は夫婦それぞれの実家、さらに友人の祖父母の家と実家にまでお世話になりました!
宿もごはんも、ホテルではなく、こうしたふつうの家で世話してもらうのって、思ったよりずっと、カラダもこころも休まるのです。
ついでにいうと、「おかあさん」っていう人種の包容力は異常。
実母・義母はもちろん、友達のお母さんやおばあちゃんにまで甘えちゃったじゃん。
というわけで、うちも知り合いが近くまで来たら、気楽に泊まってもらおう!なんて考えています。
立って半畳、寝て一畳はホント
車中泊して気づいた。
寝るときは一畳あればいいし、起き上がってパソコン打つなら半畳あればいい。
人間が生きるため、休むために必要なスペースってほんとに小さい。
車中泊で生きるのはムリだけど、とはいえ都会で不要なほど大きな家を買うために人生を削って働く必要なんてほんとないなって改めて感じました。
人生に必要な荷物は60リットル
結局27日間の旅で必要な荷物って、中型スーツケース1個分(50リットル)くらいでした。しかもこれでも使わなかったものが結構あった・・・!!
1カ月をこれで過ごせるならば、ほとんど一生これでいいはず。たぶん冬の服を入れても60リットルくらいあればいい。
そしてこんなに少ない荷物なのに、まだ「あれがない、これがない」と騒ぐわたし。
どれだけ整理が下手なのか。
ともあれ、人生まだまだ身軽になれる。
モノが多いと、重要なものを見失ってしまう。またモノを減らし始めてます。
まとめ:楽しいけれど早く帰りたかった理由
会社員だったときも旅には出ていました。
でもそれは、なるべく優雅に過ごしてちやほやされて「日常からいかに遠ざかるか?!」が目的の旅。
こんな旅も悪くはないけど、ただ最大のデメリットは、「日常に戻るのが怖くなる」。
しかし今回は、「日常の続き」というか、「日常を彩るための筋肉をつける旅」というか、そういう過ごし方ができたように思います。
だから途中から早く帰りたくなった。早くこの結果を生かしたい!と思ったのです。
またこれからも旅にはずっと続けたいと思ってます!