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お得な保険?「じぶんの積立」にわたしが入らない理由、感じるデメリットとは

こんにちは、ななみんです。

わたしはもともと5年ほど生命保険会社に勤めていたこともあって、保険商品の話が出ると、つい気になってしまいます。

最近では、こちらがアンテナに引っかかりました。

「ノーリスクで生命保険料控除が受けられ、節税できる保険」
=明治安田生命の「じぶんの積立」。

いきなり保険会社に問い合わせるのはちょっと、という場合は、こちら「保険の窓口 インズウェブ」からの資料請求が気軽でおすすめ!

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話は戻り、この商品にはちょっとびっくり!

なぜかというと、保険期間が短くて貯蓄性の高い商品は、保険料控除=節税の対象にはならないのが普通だからです。

そりゃそうですよね、貯蓄ってふつう節税にはなりません。

これはお得な感じがする商品なので調べてみると、確かにメリットが多くて、条件が合えば「オススメできる人」もたくさんいます。

ただ、我が家の結論を先に言うと、「じぶんの積立には入らない」ことになりました。
理由は後述しますが、「良い商品なのになぜうちは入らないのか?」このあたりの思考をまとめています。

この記事では、

  • じぶんの積立のメリット・デメリット
  • なぜわたしはじぶんの積立に入らないのか
  • じぶんの積立はどんな人にオススメなのか

をまとめています。
みなさまのおうちで加入するかどうかの参考になると嬉しいです。

「じぶんの積立」加入のメリット

明治安田生命ホームページの概要から、「じぶんの積立」のメリットをまとめてみました。

「じぶんの積立」加入のメリット
  1. 積み立ての間(5年間まで)生命保険料控除が受けられる
  2. いつ解約しても、元本割れしない
  3. 10年の満期を待てば、約3%の利息が付く
  4. 毎月5千円から気軽に積み立てられる(上限2万円)
  5. 契約に際して、医師の診査不要
  6. 病歴があっても加入できる

確かに、お得・安心・手軽と3拍子そろっている上にリスクがないですね!
契約希望が殺到するのもわかります。

こちらのページからは、月額保険料と経過年数に応じた返戻金・満期金のシミュレーションができます。

最大のメリットは「生命保険料控除」

ともかく、こんな貯蓄商品みたいなものなのに、生命保険料控除が使えるのがスゴイです。どうやってこの壁を超えたんでしょうか・・・ともかく最大のメリットといえるでしょう。

生命保険料控除とは、払い込んだ生命保険料に応じて、一定の金額がその年の所得から引かれ、所得税、住民税を節税することができる制度です。

ちょっとシミュレーション。

  • 所得が330万円~695万円以下の人が、
  • 「じぶんの積立」で1カ月1万円を5年間積立し、
  • 満期の10年まで待った

と仮定してみましょう。

すると、計算結果はこのとおり。

払い込み600,000円に対して、満期の返戻金と5年間の生命保険料控除で、10年間で、利息と保険料控除を合わせて、合計72,000円を得することになります。

※ 所得の額によって、保険料控除の金額は変わってきます。

ちなみに、満期になる前に死亡した場合は、こんな感じで保険金が支払われます。

  • 病気で死亡・・・600,000円の保険金給付
  • 災害や事故で死亡・・・660,000円の保険金給付(1.1倍の還付)

どの時点のどんなケースでも元本割れしない上に、ノーリスクで生命保険料控除が受けられて節税できる仕組みなんですね。

「じぶんの積立」加入のデメリット

一方、デメリットとしてはこんな点が挙げられます。

  • すぐに換金できない(解約手続きがいる)
  • 利回りでいえば、終身保険、個人年金、確定拠出年金などの運用のほうが有利になる可能性がある

本質的なデメリットとまでは言えませんが、「資金が動かせなくなる」ことから、(その分を他に投資してたら儲かってたかもしれない)機会損失になるという可能性はあります。

我が家が「じぶんの積立」に加入しない理由

かなりメリットが多いように見える「じぶんの積立」なんですが、うちが入らないと決めた理由は、2つあります。

1.生命保険料控除額を使い切っている

ひとつはとてもシンプルですが、そもそもすでに他社の保険で生命保険料控除を限度額まで使いきっているという物理的な理由。
これじゃこの保険加入のうまみはほとんどないんです。

2.ドアノック商品だと感じるから

もうひとつの理由は、この「じぶんの積立」が保険会社にとって「ドアノック商品」だと思うからです。

ドアノックとは、文字通り、玄関を開けさせるためのファーストステップになる商品。

例えて言うと、スーパーの安売りのたまごみたいなものです。

1パック99円!みたいなたまごを買いに行って、本当にたまごだけ買って帰ることってあまりないですよね。その近くにある、定価のパンや牛乳、ついでに買いませんか?

じぶんの積立は、特売のたまご

明治安田生命の社内(営業部)では間違いなく
「”じぶんの積立”をきっかけに他の保険もおすすめしましょう!!」
という営業活動が推進されているはずです。

というか、むしろこれだけを売っていたら保険会社的には、赤字になるのではないでしょうか。他の保険も抱合せて入ってもらわなければ割に合わないのです。

でもそれは、加入者から見れば、「じぶんの積立」に入ったことをきっかけに別の保険にまで加入したら、「じぶんの積立」でトクした分なんて一瞬で吹き飛びます、ということです。

もちろん新しい契約のおすすめは断ればいいのですが、そのやり取りすらちょっと面倒くさい。

ちなみに保険の断り方には、こんな言葉が効果的です。

ちょっと面倒な「生命保険の勧誘」を一番断りやすい魔法の言葉こんにちは、ななみんです。 最近、某外資系生命保険会社からの「保険の見直し」勧誘の電話が熱心でちょっと消耗しました。 相手も...

ともかく、生命保険会社にわざわざ自分の存在を知らせたくない、というのが、我が家が「じぶんの積立」に加入しない最大の理由です。

経済評論家の視点

経済評論家で、生命保険商品に対しては辛口で知られる山崎元さんも、この「じぶんの積立」には言及しています。

めちゃくちゃ「お得」でお勧めの保険、でも納得がいかない理由

以下引用です:

筆者としては大変珍しいことだが、読者に生命保険を一つお勧めする。明治安田生命の「じぶんの積立」という商品だ。これは大変お得な保険なのでお勧めしたい。

ただし、三つの重要な注意点がある。

まず、課税される所得が見込めて、他の生命保険に入っていないか、もしくは毎年支払っている生命保険料がわずかであること。

次に、この保険は毎月一口5000円から入ることができるが、二口、つまり毎月1万円を超える金額では加入しないこと。

そして、この保険以外の保険をセールスされても、契約しない方がいいと強く申し上げておく。

「保険料控除のうまみだけを取って、余計な契約をしないように」という点が重要なんですね。

それでも「じぶんの積立」をおススメできる人

もちろんノーリスクでリターンのある商品ですから、一方的にNGとはいえません。

「じぶんの積立」をおススメできる人の条件をまとめると

じぶんの積立をおススメできる人
  1. 毎月余剰の1万円があり、元本保証で運用したい
  2. 貯金は苦手で、つい使ってしまう
  3. 他の保険ですでに保険料控除枠を使っていない
  4. 余計な勧誘は断りきれる
  5. 年齢が少なくとも50代以上

と、思います。

年齢ですが、40代以下であればまだ時間的余裕があって、保険に限らず資産運用先が選べるのであえて「じぶんの積立」を選ぶ必要もないかという考えです。

まとめ:「じぶんの積立」には向き・不向きがあります

「じぶんの積立」は、使い方によってはしっかりメリットを得られる商品です。
生命保険会社の攻勢に負けないメンタルで検討してください。

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基本的にこうした保険の無料相談は、故意に特定の会社を勧めたりしないのが前提ですが、いくつかのリソースから話を聞いて比較するのがよりベターですね。

最後までお読み頂いてありがとうございました!

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