自分自身も最近よく故障しますが、家のものもいろいろ壊れます。
ごく最近では、お気に入りのコーヒーミル、ナイスカットGが逝ってしまいました~
これ、機能は良いし、見た目も素敵な家庭用コーヒーミル。。
しかも、2017年の購入時の金額は、27,000円程度とかなりお手頃だったし。
(ちなみに今買うと、35,000円くらい)
このままずっと一緒に歩いて行けると思っていたのに…
それは何の前触れもなく、本当に突然でした。
オットに頼まれて、人に差し上げるコーヒー豆を挽いていたら、いきなりバチンと音がして、ミルが止まってしまった。
見てみると、ヒューズが切れている。
ナイスカットミルの裏面には予備のヒューズがついているので、これを交換すればいいわけね。
さくっとオットがヒューズを交換し、よしと思ってもう一度電源を入れた瞬間、
バチン!!
替えたヒューズも、即座に切れた…
この替えヒューズ、6年も出番を待っていたのに、世に出て1秒でお亡くなり。
仕方なく、カリタのメンテナンスセンターに連絡すると、とにかく実機を送ってくれとのこと。それから修理の見積もりだそうです。
保証なんてとっくに切れているので、送料からこちらの実費。この時点でもう1,200円かかる。
トホホ。
いや、本当のトホホはここから。
しばらくして、修理費の見積もりが届きました。
その金額、なんと
25,157円!
ちなみに、この金額のほとんどが「モーターの交換」とその工賃。
機械に詳しくないけど、モーターってほとんど心臓部だよね。
つまりこれ、ほぼ完全に壊れてるってことだよね~。
え、ちょっと待って。
世界に誇る品質の日本の家電が、そもそも6年で壊れるなんて、おかしい。
1日10回もコーヒー飲んでるわけでもあるまいし。
別に修理費ぼったくられているなんて全然思わないけど、思ったことは言わないと気が済まないタチなので、ともかくカリタさんに電話してみた。
てっきり「申し訳ありません」という謝罪か「ごく、まれなケースなんですが…」という遺憾のコメントか、そんなことを言われるのだと思い、返事を待つ。
すると
えっ???
謝罪ではない。遺憾でもなさそうだ。
むしろ祝辞述べてない???
ああそうだ、うちのじいちゃんが99歳で亡くなった時の、あのヘンにやり切った感のある、通夜における親族がこんな感じだった。あの「大往生だねぇ」だ。
意外と、想定外の返しに弱いわたし。
わたしが呆然としてる間に、オットは
と前向きな確認を始めた。
おおそうだそうだ。
コーヒーミルはモーターと刃が最重要部品。
仮に修理をして、モーターを新品にしても、今度は「刃が寿命」なんてことになったらどうしようもないではないか。
すると
とのこと。
…いや、「ホッ」じゃなくて。
これ、心臓が80代で、歯が40代って言ってね?
→ なんか納得してるし
まぁ別に修理の人が悪いわけではないし。
ともかくわたしたち夫婦は、ここで決断しなければならない。
<問>6年前、約27,000円で購入したコーヒーミル(現在の市場価格は35,000円)が故障しました。モーターの故障で、修理費は25,000円です。ちなみに、また5年経ったら、同じ故障が発生する確率は大です。
あなたならどうする?
- 25,000円出して修理する
- 35,000円出して新品を買う
- どちらでもない(別の商品を買う)
本来なら①で、良いものを、修理修繕しながら使い続けていくというスタンスにしたいけど、今回、その例に当てはまるのかどうか。
だって、この話を総括すると、少なくともこのミルは「消耗品」に近い感じがするし。
…みなさんなら、どうしますか?
はぁ、正解がわからん!!
とりあえず、我が家には実はもう1台ミルがあって、すぐには困らないのでちょっと考えてみることにします。
→こっちは5年使ってるけど、まだいけそうです。