こんにちは、ななみです。
と思っている方に
- どのクラウド会計ソフトを選んだら良いか
- マネーフォワードクラウド確定申告がおススメである理由
- マネーフォワードクラウド確定申告を利用するデメリット
について回答します。
ちなみにわたしは自営業になって2年目ですが、確定申告は初年度から【マネーフォワードクラウド確定申告】を使って青色申告をしてきました。ずっと続けたい・・・!
確定申告に悩むフリーランス、自営業の方のお役にたてば幸いです。
CONTENTS
どのクラウド会計ソフトを選んだら良いか
現在、クラウド型会計ソフトとしては、マネーフォワードクラウド確定申告とfreeeが2強です。
細かいことを言うと他にもソフトがありますが、これから導入を考えるなら、ムリにマニアックなものを使うより、無難にこの2つのどちらかを選んでおくことをおすすめします。
わたしは実際に両方を使ってみてから「マネーフォワードクラウド確定申告」に決めたのですが、主な理由は以下の2つでした。
マネーフォワードクラウド確定申告に決めた理由
- 正式な簿記のシステムでやりたい
- 費用は少しでも安いほうがいい
正式な簿記のシステムでやりたい
マネーフォワードクラウド確定申告とfreeeの最大の違いは、
正式な簿記のシステムを使うかどうか
だと思います。
freeeは簿記を知らない人でも、それどころか「貸方・借方」という言葉すら知らなくても、感覚でゴールにたどり着けるような工夫がされています。
これはこれですごい仕組みだと思う!
年に1回、確定申告をするために簿記を知る必要はないではないか。
それも確かにそのとおりです。
ですが、わたしはうっすら簿記を学んだことがあるので、freeeを見ると「あれ?売掛ってどうするの?」とか「事業主貸がない」とか、却って混乱するのですよね。
簿記を忘れないためにも、マネーフォワードクラウド確定申告のほうが良いと思いました。
費用は少しでも安いほうがいい
マネーフォワードクラウド確定申告の料金プランは、フリー・ベーシック・電話サポート付の3種類があります。
無料プランの年間仕訳数は【50】までということなので、本当に取引の少ない事業をしている方なら、もうこれでいいのかもしれない。
わたしは仕訳数も多いので、ベーシックプラン(年額8,800円)を利用しています。
ちなみに、freeeの個人事業者向けプランは、
- スターター(年額9,800円)
- スタンダード(月額19,800円)
となっています。freeeのスタータープランがマネーフォワードクラウド確定申告のベーシックプランとほぼ似たような感じなので、マネーフォワードクラウド確定申告のほうが年額1,000円、地味に安いといえます。
基本的な機能はどちらも変わらないので、だったら安いに越したことはないという考え。
マネーフォワードクラウド確定申告がおススメである理由
そもそも「クラウドソフト」がなくても、確定申告はできます。
でも、労力を考えたら、絶対に使うべき・・・・!!!
実際、マネーフォワード確定申告を2年間使ってみて、本当に使ってよかったと思いました。その理由は以下の3つ。
データ連携により仕訳がラクチン
実際、現代の買い物のほとんどが「ネットショッピング」か、「店舗でクレジットカードを利用」、または「銀行からの引き落とし」ではないでしょうか?
対面で現金払いって少ないですよね。(田舎は結構ありますが)
マネーフォワードクラウド確定申告のデータ連携先は、2019/3/6時点で3604件あります。freeeもほぼ同レベル。いずれにしても、これだけあればほとんど問題がありません。
ランサーズやクラウドワークスなどとも連携しているので、これらで働いたときの収入なども自動で取り込むことができています。
ちなみに、たとえば「Amazonでクレカを利用して買い物している」となると、Amazonサイトとクレカサイトとの連携で二重にデータを取り込んでしまうので、そこは要注意です。
わたしはショッピングサイトからのデータを優先しています。
たとえば、クレカのデータでは「10月23日 Amazon 732円」となってしまいますが、Amazon サイトからの取り込みでは「10月23日 カシオ ラベルライター ネームランド テープ 12mm XR-12WE 白 732円」と、品目がしっかり記録されるのであとから見やすいです。
ほとんどこれだけでも、クラウドソフトを使う理由になりますよね・・・
しっかりサポートしてくれる
上に書いたように、わたしが使っているのは、マネーフォワードクラウド確定申告のベーシックプランです。
このプランに電話サポートはありませんが、メールやチャットでわからないことを聞くことができますし、レスポンスも早いのであまりストレスを感じません。
だいたいの場合、「電話で聞くほどのことでもない」質問が多いので、チャットで聞けるくらいで十分じゃないかなぁと思います。
データが時系列で保存され、失う心配がない
わたしのように、整理整頓がおおざっぱな人間がパソコン上でデータ管理していると
「最新がわからない」
「あのデータがない」
「パソコン壊れた」
など、絶対にヤバイことがいろいろ起こります。
一度入力したら、完璧にクラウド上にデータが保存されて、「昨年のあのデータ」もすっと出てくるような状況はリスク回避の意味でも必須でしょう。
マネーフォワードクラウド確定申告のデメリット
全体にマネーフォワードクラウド確定申告には満足していてデメリットを感じることはあまりないのですが、強いていえば
- 見た目が無味乾燥
- 自動仕分けがときどきアホ
- スマホで作業ができない
の3点でしょうか。
見た目が無味乾燥
これがマネーフォワードクラウド確定申告ソフトの、作業画面の一例です。
特に不満もないのですが、なんというか、つまらないですよね(笑)
freeeのほうが、ちょっとカラフルで可愛らしかったです。
自動仕分けがときどきアホ
「ジュース」が「新聞図書費」になっていたり、ときどきびっくりするような判断をします。
でもこれはどんどん精緻になっていくんだろうと期待。
スマホで作業ができない
スキマ時間にスマホでポチポチ仕訳作業。これができるのはfreeeだけです。
これはけっこういいですよね・・・!
都会のフリーランスには魅力的だと思います。電車やタクシーの移動時間とか有効に使えそう。
ただ、田舎のフリーランスはマイカー移動なのでそもそもスキマ時間がないですし、在宅なのでスマホでやる必要もないんですよね・・・
とはいえ、できるに越したことはない。改善されると嬉しいなとは思います。
まとめ:ともかく会計ソフトを使うことが大事
まとめると、マネーフォワードクラウド確定申告とfreeeは、どちらも優れているけれどひとつ選べと言われたら、正統派のマネーフォワードクラウド確定申告です。
どちらにせよ、まずクラウド型会計ソフトを使うことが大事だと思う。
めっちゃ効率が上がりますし、何より、正確な経理ができます。
事業を伸ばす第一歩は、正確な現状認識からですもんね。
早く税理士に丸投げできるような身分になりたい(心の声)