わたしの中に、しばらく前から唐突に「白湯(さゆ)」ブームが来ています。
きっかけは、テレビで「白湯のペットボトルが売れている」というニュースを見たこと。
そういえば、数年前から、度々この話題あったよなー、なんて思い出しました。
わりと根強い人気なんですよね。
なぜ白湯が売れているかと言うと、白湯の飲用で得られる効果がスゴいから!
- 冷え性改善
- 代謝の向上(ダイエット効果)
- 免疫力の向上
- 美肌効果
- 便秘の改善
ざっくり挙げただけでもこれだけの効果があるらしい。
いや、他のお高い健康ドリンクとかいったい何なのだろう?と思わせるスーパードリンクぶり。
最近、お盆で混んでいるところへ行きたくない&暑い、という理由で、家に閉じこもりデスクワークばかりしているので、ついついなんかお菓子でも食べたくなっちゃう。
そんな気持ちをセーブするために、何か代わりになるもの?ということで、白湯を思いついたわけです。
朝や3時にはコーヒーが欠かせないけど、そうでない時間には、白湯でいいかもしれない。
(コーヒー豆も最近高いし!)
ところで、「白湯」と「お湯」って違うということご存じでしたか。
- 白湯=沸騰させたお湯を冷ましたもの
- お湯=水を温めたもの
白湯は50度くらいが適温らしいんですが、水道水を使うならば、不純物を除去するために、やかんなどで10-15分沸騰させてから、50度くらいまで冷まして飲まなければなりません。
一方、水道水をただ温めると「50度のお湯」でしかない。
厳密には白湯とは言えないらしい。
ただし、ミネラルウォーターや純水ならば不純物除去の必要がないので、簡略的に「レンチン」で50度くらいにしても良いんだそうです。
我が家ではキッチン水栓に浄水器をつけているので、水道水とも純水とも言い難いのですが、なんか勝手なルール(?)でレンチン法にしています。
だって簡単なんだもーん。
ただ一説には「沸かすことに意味がある」という話もあるので、ゆったりと沸かすのもいいですよね。
南部鉄瓶なんかで白湯を作れば、雰囲気は良いし、鉄分も摂れて一石二鳥じゃないですか。
昔、岩手旅行の際に、買うかどうかすごく悩んだ鉄瓶。
当時、1年待ちと言われてやめてしまったんですがやっぱり買っておけば良かったかも~!!
と、話がそれましたが、白湯は飲んでみたら、意外と抵抗なく、それなりの量であってもスルスル飲めます。
はるか昔、中国に住んでいた時に、ちょっとでも具合が悪いと、やたら中国人が「お湯飲め!お湯飲め!!」とポットを持って現れたっけ。
その時は、
と思ったのですが、それは見当違いでした。
あとから聞いたら、熱があるときに中国人が白湯を勧めるには訳があって。
中国古来の陰陽五行説によると、人間には「陰と陽」のエネルギーがあり、その2つのバランスが取れていることが、健康にとって重要だそう。
白湯には「陰」のエネルギーがあるので(熱いから陽かと思いきや、意外にも陰だった)、風邪をひいたときなど、自分に熱があるときには、陰である白湯を飲むのが理にかなっているんですよね。
もう、雑に勧めるから、わからなかったよ~(こらこら)
ともあれ、この暑い中、数日前から飲み始めてみた白湯。
効果があるかどうかはよくわかりませんが、特になんもなくても、限りなくゼロ円に近いし、別にいいや。というくらいの気持ちで飲んでます。
良いことがあったら報告します。
でも、たくさん飲んでも罪悪感もないし、意外といいのかもしれません。
1点、気を付けるべきことがあるとすれば、「飲みすぎに注意」ということです。
1日に600~800mlくらいがベスト。
飲みすぎるとむくみにつながることも!
なんでも過剰摂取は要注意ですね。
エアコンで冷えを感じるかたは、ぜひお試しください。