スティーブ・ジョブズ氏と言えば、いつも同じ服を着ていたことで知られています。
- 三宅一生の黒タートル
- ニューバランスの991or992
- リーバイス501
その理由は、「選択・決定のストレスや消耗を減らすことで重要な仕事のパフォーマンスを上げる」だったり「個人的イメージの確立」だったりしたそうです。
ちなみにマーク・ザッカーバーグ氏も同様に、グレーのTシャツやトレーナーばかりが目立つ。
やはり「フェイスブックを良くすることや社会貢献に全ての時間を使いたい」がその理由。
↓「明日、何着ていこうかな?」とのコメント&写真でバズったという実際の投稿。
さてさて、カフェ(移転後)1年目だったわたし。
なんか急にスケールの小さい話で恐縮ですが、やっぱり
「カフェを存続させることにすべての時間を使いたい」
とシンプルに思ったので、生まれて初めて服を1つに絞ることに。
選んだのは、ユニクロのごくごくシンプルな黒いシャツでした。
ジョブズは黒タートルを100枚持っていたらしいけど、さすがに半袖、長袖を2枚ずつにとどめる。
洗ったらアイロン不要、そして数時間で乾くという超優れモノなので2枚あれば十分着まわせましたね。
さてその結果どうだったか?
確かに、朝の一番時間が欲しいときに、服について何も考えないで済むというのは超・画期的でした!!
と思われるかもしれません。
わたしもそう思っていたのですが、実のところ、服のメンテナンスの時間、新しい服について情報収集する時間、それを買いに行く時間、さらに服に合わせた小物を考える時間などなど、副次的に発生する様々な時間を一気にカットできる。
これはすごい。
やってみて初めて気づきました。
ついでに言うと、”外見(服)によって、人に良く見られたい”という気持ちを捨てる、ということは、「見栄」というもの全般を手放すことにかなり貢献するように思います。
まぁそんなわけで、わたしの「ジョブズ化」(?)はわりと成功し、カフェに神経を集中させること、そして日々の時短にも、大きく役立ったのです。
ですが・・・
ですがね・・・
いつも同じ服って
わりとつまんねぇ
です!!!
ま、そりゃそうか。
毎日法事??って感じで、季節感も何も無い。
わたし自身は、もともとそれほどファッションに凝る人間ではないのですが、服を見るのは嫌いじゃないし、オシャレに気を遣う人のことも大好き。
要はやはり「人並み」には服が好きってことで、そうなると完全な制服化は、やはりちょっと物足りなくもある。
スティーブやマークは(馴れ馴れしい)どうだったの?
ともあれ、ジョブズ化の絶大な効果も知ってしまった。2年目はそのあたりのバランスをどうしようかしらと検討しているところです。