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翻訳できない世界のことばって?
今日お話したいのはこちらの本。
ニューヨークタイムズのベストセラーにも入っている、翻訳できない世界のことば
なにげなく手に取ったら、イラストのかわいらしさにすっかり魅了されました。作者は20代の女性イラストレーターです。
こんな感じで、1ページずつ、世界各国・各地域の「いかんとも翻訳しがたい」言葉がイラストで紹介されています。
たとえば・・・
(意味)” 時間やお金があるのに、それを費やす気持ちの準備ができていない。”
これを表すのは?
「TIMA」ティーマ。
アイスランド語です。
うーん・・・
「もっと時間やお金があったらできるのに」って思いがちですが、実際に時間やお金を手に入れても、何もしない人がいかに多いか。
あるある。
・・・アイスランド人はよほどこういうタイプが多いということなんでしょうか。
(意味)” トナカイが休憩なしで、疲れず歩ける距離」のこと。”
これを表すのは?
「PORONKUSEMA」ポロンクセマ
フィンランド語です。
わからんがな・・・
どう使うんだろう。
「〇〇までどれくらいでしょうか?」
「2ポロンセクマかな」
とか?
ちなみに、1ポロンセクマ=7.5kmくらいらしいです。わかってるの?
でも、1ポロンセクマにかかる時間はというと
どのトナカイかによる
と思う。
(意味)” 同じことを望んだり考えたりしている2人の間で、何も言わずにお互い了解していること(2人とも、言葉にしたいと思っていない)”
これを表すのは?
「MAMIHLAPINATAPAI」マミラピンアタパイ(ヤガン語)
難しい。
ちなみにヤガンとはチリの原住民のことだそうです。
まとめ
他にもいろいろ紹介したいのですが、本を読む楽しみにして頂きたいと思います。冬の日に、コーヒーを飲みながらめくるなんて最高。
どんな場所にも、そこに住む人のリアルな生活があり、それがそこだけにしか通じない言葉を生み出している。
憧れだけで生きられる場所なんてないんだなぁと感じました。