こんにちは。
カフェをやっているので、週に4日は使うのがハンドミキサー。
お菓子を作る人にとっては、最も大事な道具のひとつですよね。
しかしいざ買うとなると、メーカーもいくつかあり、悩む人もいるのではないでしょうか。
わたしは1,000円台のものはちょっと安すぎる感がして、はじめから除外して考えており、
- パナソニックハンドミキサーMK-H4-W(実売価格:
2~3,000円台) - クイジナートスマートパワーHM-050SJ(実売価格:
6~7,000円台)
で悩んで、結局両方購入したので、その使用感を比較したいと思います。
(注意)2019年現在、クイジナートはとても値下がりし、パナソニックはやや値上がりして、両者はほぼ同額(4,000円台)となりました。
パナソニックvsクイジナートの日米対決。
結論を先に知りたい方は、目次から「結論」へどうぞ!
CONTENTS
パナソニックハンドミキサーMK-H4-WとクイジナートスマートパワーHM-050SJ 徹底比較
デザイン
パナソニックは白一色でシンプルでいいですね。
クイジナートはこちら。シルバーのラインが美しい。
お菓子の出来上がりにハンドミキサーのデザインなんて1ミリも関係ないのですが、やはり見てて楽しいのは、結構大事だったりします。
その点では、圧倒的にクイジナートがリード。キッチンに出しておいてもカッコイイです。
そもそもCuisine+Art=Cuisinart、という社名の由来であるくらいですから、デザインにはこだわっていることがよくわかります。
大きさ・重さ
公式データによると、
パナソニック | クイジナート | |
外装サイズ | 19.6 x 23.6 x 11.6 cm | 23.8 x 28.8 x 11.0 cm |
質量 | 1.1kg | 1.1kg |
とあります。外装サイズはクイジナートがやや大きめ。重量は同じになっているんですが、実際に使ったわたしの感想としては、クイジナートのほうが大きく、重く感じます。
ただ、「重くてイヤだ」というほどではなく、むしろ「しっかりしている」と好意的に感じられる程度。
パワー
パワー・消費電力・連続使用の観点から見てみます。
パナソニック | クイジナート | |
パワー | 3段階切り替え | 5段階切り替え |
消費電力 | 80w | 160w |
連続使用 | 15分 | 30分 |
メレンゲや全卵を思い切り泡立てるとき、クイジナートの最強パワー「5」は心強いです。
しかし、クイジナートはややパワーが強すぎて、逆に「弱め」ができません。
パワー1でもかなりの強さなんですね・・・
すごく弱くしたいときは、スイッチを切って手動にするという、やや本末転倒ぶり。
クイジナートの力(消費電力)は、パナソニックの2倍ですから。
初心者には、パワーは3段階切り替えがあるパナソニックレベルで十分です。
一般のお菓子作り程度では、連続使用30分ということはあまりありませんので、パナソニックの15分あれば十分かなとは思います。
付属品
パナソニック
- 平たい羽根のビーターが2本
- 万能だが、洗うのが少し面倒
クイジナート
- 細い羽根のビーター2本
- 洗うのがとてもラク
- ウィスク1本
- ウィスクはほとんど生クリームとメレンゲの泡立ての専門
この、ビーターとウィスクの使い分けができること。これはクイジナートの大きなメリットです。
卵黄と卵白の両方を泡立てたいとき、ビーターを卵黄、ウィスクを卵白、と使い分けられます。すぐに洗わなくていいので、作業効率がアップしますね。
作業音
実際、使ったところを比較してみた動画です。
パナソニック。最大のパワー「3」の音です。ガツガツ言っているのは、ビーターがボウルに当たっている音です、すみません。
クイジナート。初めパワー「1」、最後は一瞬「5」にしています。
パワー5になると、もはや「お菓子作り」というより「工事現場」・・・!
追記:クイジナートがアメリカ製品であることについて
クイジナート社はアメリカブランドですが、日本ではコンエアージャパンという会社が運営しており、日本のメーカーから買うのとほとんど変わりがありません。
電源もAC100V 50/60Hzと日本のどこでも対応可能になっていて、コンセントもそのまま挿すことができます。
結論
1台選ぶなら、汎用的なパナソニックがおすすめです!
特に年に数回(誕生日、クリスマスなど)だけお菓子を作るだけならば、パナソニック1択。
量をたくさん作りたかったり、しょっちゅうメレンゲやジェノワーズ(スポンジケーキ)を作るとなったら、クイジナートも「追加」したくなるかもしれません。
ただ、その場合はこういったスタンドミキサーへの移行も視野に。
機械を上手に使って、手作りのお菓子を楽しんでください!