旅の効用

【高知情報】ある日の田舎の休日。ピザ・珈琲・温泉の小旅行@四万十町~津野町

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三種の神器 ピザ・珈琲・温泉

わたしにとっての、お出かけ三種の神器。

それは、ピザ・温泉・珈琲

最初のピザは「寿司」でもいいんですが、まぁお出かけしてこれらがあればゴキゲンというものです。

今回はクリスマスイブのちょっとしたレジャー。

日帰りということもあり、自宅から半径90分以内くらいで完結する場所を探しました。

四万十町の本格ピッツア ピッツェリア ロコ

まずはピッツェリア ロコ さん。

ピザ好きのわたしたちとしたことがチェック漏れしていたのですが、自宅から意外と近い(といっても1時間かかるけど)本格派ピザ店でした。

大きな通り沿いではあるのですが、まわりにはお店もなく、なんとなくポツンと(笑)

店内で圧倒されるのは、大きな絵画、小物、すべてジブリの世界

もう訊くまでもないですよね。ファンなんですよね。

こういう店主の好みを全面に押し出せるのは個人店の良さかなぁとも思います。

ランチセットはサラダとピザとドリンクで1000円とリーズナブル!

それをアラカルトにすると1800円くらいになります。

ランチセットの前菜(左)が、盛り合わせでボリュームたっぷり。とっても美味しい。

右はアラカルトのタコとオリーブのサラダ。これも美味しかった!

セットのピザはマルゲリータかマリナーラの2択になります。こちらはマルゲリータ。28㎝くらいあるかな?ボリュームは十分です。

アラカルトで頂いたのは、サーモンとキノコのピザ。トマトソースなしのタイプ。

個人的にはマルゲリータのほうが好みでしたが、いずれにしても、かなりわたしの好きな「ナポリピッツア」に近い感じで大満足。

ここのピザは店主さんが作った石窯と、薪で焼いています。

こういうピザ店、高知は少ないんですよね。薪はいくらでもあるのに・・・

あっそうそう、全体にお値段がとっても安いのは言っておかなきゃ。

パスタなど、他のメニューも豊富。夜もいいだろうな。

結構席が埋まってしまうので、予約がおススメですね。また行こう!

高知の名店 コーヒー7不思議

そこからは、奥地に向かいます!

目指すのは四万十川源流点もある、津野町。

こんなところに、あるのです。自家焙煎珈琲の名店が。

「コーヒー7不思議」さん。

東京の珈琲サイフォン社でガッツリ修行された店主さんが開いた、徹底したこだわりの自家焙煎店。

小さい山小屋風の店。店内はなんていうのかなぁ、フランスの田舎のカフェとでもいうのかな。

ものすごくステキな雰囲気です。高知とは思えぬ・・・

席数は全部で6席。わたしたちがいた時間にも、豆を買いに来られる地元の方が次々とやってきました。

この日はもう今年最後の営業日ということで、置いてあったのは「極深煎り」のローズブレンドのみ。

「極」深煎り、というのでどれほど深いのかと思ったら、ビックリするほどさわやかな飲み心地。それでいて、コクが素晴らしい。

抽出方法が独特なんですね。

このあたりは、ぜひお店にいって、店主さんとお話していただきたいです。

惜しみなく、とってもいろいろお話してくださる店主さんでした。

焙煎もさることながら、抽出でも百変化するのがコーヒー。やはりオモシロい。

わたしたちもコーヒーの仕事をしていますが、こういうときは仕事は忘れて、お客として楽しく話をするようにしています。

もちろん仕事上で気になることもたくさんあるのですが、たまにはお客目線になることも重要(何よりそのほうがこちらが楽しい)。

奥さま手作りというケーキ。この日は、ラムレーズンのチーズケーキと、抹茶のショコラ。

ほんのりのラムレーズン・・・美味しい!大人の味ですね~

半分以上食べてしまった状態の抹茶ショコラ(笑)しっとりしていて抹茶風味が抜群。とても美味しかった。

コーヒーとチーズ、コーヒーとショコラって鉄板~!!

両方食べても、全然もたれません。おススメです。

珈琲がサーバーでサービスされるという珍しいシステム。たっぷり頂けます。

さすが四国指折りの名店と言われるだけあって、雰囲気から味から・・・もう異次元でしたね。楽しかった!!

四万十の秘湯、松葉川温泉

最後は四万十町の松葉川温泉

じゃらんの口コミ評価で4.6をたたき出しているすごい高評価の宿です。

いつでも行けると思ってなかなか行ってなかったのです。

しかし最近親しい方が急逝されるという事件があり、「いつでもできる」なんて思っていてはいけない、と考え方を変えるきっかけになりました。

と、大げさですが、ともかくそれで行くことにしたのです。日帰り温泉。

松葉川温泉までは、四万十町の高速インターから、30分程度とかなりアクセスが良いのですが。

このあとからグッと秘境になっていきます。

なんといっても、川を臨む温泉が素晴らしい。さすがに写真は撮れないので、お借りしています。

泉質はびっくりするほどトロトロ。いわゆる、「美人の湯」系ですね。

この日はあいにく雨模様でしたが、屋根のある露天なので心配なし。雨の風情もなかなか良くて、のーんびり過ごしました。

日曜日なので混んでいるかと思いきや、ほぼ貸切状態でのんびりと。ありがたいです。

あまりに近いので宿泊するほどでもないと思っていましたが、ここなら移動に疲弊せず、人ごみに消耗せず、純粋に全力で温泉を楽しめます。

それが一番の贅沢かなぁ・・・

まとめ

田舎の休日はこんな感じです。

店が少ないのは確かなんですが、でもその分、「きらり光る場所」が多いような気もします。

チェーン店はほとんどないですし、それぞれの個性が満載。

そして何より!人口が少ないのは本当に贅沢。

わたしの望んでいたとおりの休日が、田舎にはあります。