<<我が家のリノベ概要>>
2017年、築70年程度(推定)の古民家購入
↓
2021~22年にかけてリノベ
(8~9割がた工務店に依頼、残りDIY)
↓
2022年末に入居
家をリフォームしたとき、「保留」してしまったのが、1階のすみっこのスペース。
床:土間コンクリート
壁:杉板
サイズ:幅 約2.8m
押し入れ1.5個分くらいでしょうか?
リノベーション時には、まだ何をどう配置するか決められず、枠だけ確保して、詳細は放置。
あとでDIYで作ればいいじゃない、と軽く考えていたんですが、いざ住み始めると、なかなか腰が上がらないもんですね!
しかし、ここが収納として稼働していないということは、そう、余波が広がって、1階全体が片付いていない状態がずーっと続いていました。
早く片づけたい!
収納作らなきゃ!
わたしなりに、こんな風にしたいという大まかなイメージはあるのです。
図に落としてみた。
この夏は暑くてどこにも出かける気持ちにもならないので、まぁいいかとオットが腰を上げてくれました。
わたしのナゾの図解から、フリーのCADソフト?を使って、きっちり設計。
骨組みは、家を解体したときに出た廃材を利用するそうです。
いい感じ!!
しかし、季節は真夏。
戸外の作業、午前中だけで絞れるほどの汗をかくオット。
蚊も来るし、日本の夏は大変だな!
(↑ひとごと?)
しかし、丸ノコだろうが、サンダーだろうが、やりたい放題の田舎の家は、良いですよ。
ハイコーキとは「旧日立工機」だそう。
マキタ、ハイコーキはどっちも甲乙つけがたいって。
見た目も似てますしね。
さて、作っていくうちに、急遽デザイン変更して、こんな感じになりました。
こういう急な変更が効くのは、DIYのいいところですね。
ここは1階の角、しかも北向きの場所。
特に湿気が多そうな場所なので、湿度対策を万全に!
というわけで、最下段は、残った廃材で「すのこ仕様」に。
上の棚板まではさすがに廃材が足りなかったので、ホームセンターへ買い出し。
我が家からクルマで30分以内に、
- コーナン
- コメリ
- ダイキ
- マルニ
と4つのホームセンターがあります。
田舎のホムセン充実度が、もはやおかしい。(便利だけど)
他にも必要な店はありそうだが?
さて、棚板どれにしよう。
1.JAS コンパネ
- 特長:防湿! まっさら!節目がほどんどなく、 表面がきれい。
- 弱点:ちょっと重い
- JAS規格適合、フォースター規格不適合。
2.OSBボード
- 特徴:他にはないオシャレさ!
- 弱点:重い! 手に刺さる!!
- JAS規格適合、フォースター規格不適合。
3.針葉樹合板(構造用合板)
- 特徴:安い! 木目がきれい!
- 弱点:節が多い。合板に比べて重く、 塗装に向かない。
- JAS規格、フォースター規格ともに適合。
☆☆☆☆とは?
「エフ・フォースター」 と読みます。 健康を害する 「ホルムアルデヒド」 という化学物質の放散量がとても少なく、 室内で使用面積が制限されない規格です。
棚板として重いものを載せられて、さらにJAS規格、フォースター規格ともに適合ということで、構造用合板に決定!
軽トラで買いに行って、持って帰ってくる。
軽く磨きます。塗装はなし。
そして、こんなタイプの棚柱を取り付け。
ちなみにこれと同じ棚柱を探していたら、我が家をリノベした棟梁が「余ってるのあげますよ」とポイとくれた。
余るってこともないだろうに、まったくこっちの人は優しいんだから!!(人によるが)
そんなこんなでほぼ完成!!
想像よりはるかに立派で綺麗にできてる!
途中で変えたのは、実は左半分。
上まで棚にする予定をやめて、ワークスペース(チェンソーの手入れや簡単な工作など)風にしました。
なんか使いやすそうで良い感じです!
このあと、いわゆる有孔ボードや小さい棚を取り付けて、さらに便利にしていく予定。
ここまででかかった費用は、約15,000円。
幅2800x奥行800×高さ1800の大きな木製収納にしては、かなりリーズナブルにできました!
まぁこういうものって本当に性格が良く出るもので、きっちりしたオットが作ったら、すごくきちんとできた(笑) 感謝!!
わたしが作っていたら、たぶん棚が平行四辺形(?)とかになるんだわ。
一見シンプルに見える棚&ワークスペースでも、丁寧に作ろうとしたらホントに大変そうでした。
ホントだよねぇ。
これで片づけ、進むはず!
いやその前に、モノを減らすのが先だろうな~