先日のフランス旅行では、初めてeSIMを使ってみました。
詳しい体験記はこちら
ただ、もし現地でeSIMが不具合起こしたら困るな~と思ったので、念のため、古いスマホに「プリペイド型海外用SIM」を入れていくことに。
こちらはeSIMとは違い、現物のSIMカードです。
AmazonでこうしたSIMを探すとたくさん種類があって迷うのですが、そこそこレビューが良く、「30日間で12GB(イギリスなら25GB)使用可能、2680円」という手頃な価格だったこちらを選択。
購入すると、写真のとおり、薄いカードに挟まれたSIMがやってきました。
Made in UK と書いてありますが、販売しているのは中国の会社のよう。
説明はすべて日本語なのでわかりやすいです。
使い方は、ガジェット系苦手なわたしでわかるくらい簡単です。
開通希望日の2日前までに、「アクティベート申請」というものをLINEで行っておきます。
そして、現地(海外)に到着してから、SIMカードを装着します。
カードの説明書には「APN設定方法」などが書いてありますが、
現地についてみたら、実際にはカードを装着しただけで、何もしないでつながりました。(国による差があるかもしれません)
思いのほか、あっさりと準備完了!
そして、このSIMカード、正直そこまで期待していなかったのですが。
すごく接続が良くてビックリ!!
特に力が発揮されたのが、田舎です。
実はメインのeSIMのほうは、田舎に行くとかなり接続が悪くなってしまったんですが、このプリペイドSIMのほうは、ほとんどの場所で電波を拾っていました。
むしろ、
という疑問がしばしば起こるほど。
一方、デメリットとしては、リアルタイムで残量がチェックできるeSIMに比べて、「残量がイマイチわからない」点です。
今回はサブ利用のためあまり問題にならなかったですが、メインだと考えると、いつ、使い切るのかドキドキしながら使うのはちょっとどうかな?とは思いました。
ともあれ、「接続」という一番SIMにとって重要な点がかなり高評価です!
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と、本来ならこのSIMもオススメしたいところなのですが、参考までにお伝えしておきたいことが以下の通り2点あります。
(ただし、個人的体験&感想なので、あくまでご参考まで)
1.意味のわからないSMS
このSIMカードを使用してすぐ、「もう50GB使い切ったよ!追加の容量の購入をおすすめします」的な、ナゾのメッセージ、そしてどこかへ誘導するようなリンクが何度も来ました。
残量がわからないとはいえ、まだ全然使ってない時点でのこのメッセージ。
それに、そもそも「50GB」とか買ってないよ?
ちょっと意味がわかりません。
クリックしなかったので何も起こりませんでしたが、なんとなく不信感を覚えました。
2.不審な中国語の電話
さらに、このSIMカードを使い始めてからすぐ、わたしの電話に、ナゾの中国語の電話が度々かかってくるようにもなりました。
これはこのSIMカードと関係あるのかどうかは不明なので濡れ衣かもしれませんが。
ちなみに、この手の電話は、以前から存在するメジャーな詐欺電話のようです。
日本に住む中国人を狙った詐欺とか。なんでワタシ???
中国語でかかってくる自動音声の電話… 実は大使館をかたった詐欺か
こちらもスルーしているので実害はありません。
というわけで、すごい使えるけど、いろいろナゾも残るSIMカードでした。
Amazonレビューでは、こうしたコメントがないのがちょっと不思議です。
もちろんプリペイドSIMが全部怪しいとは言いませんが、こんなこともありましたよというお知らせです。ご参考になれば幸いです。