海外旅行

今さらながらのニューヨーク ① 広くて深いセントラル・パークを旅する

もうね、本当に今さら書くのもどうかな~と思うんですが、40代後半にして初めて行ったニューヨークがおもしろすぎました。

あーもっと早く行けば良かった。
といってもしょうがないので、何にせよ行って良かったです。

“Better late than never”(遅くても何もやらないよりはやったほうがマシ)

**********

そこで改めて紹介(?)したいのがセントラルパーク。

東京にも「代々木公園」とか「新宿御苑」とかそこそこ公園はありますけど、規模が違う。

セントラルパークの広さは3.41㎢。ざっくりいうと皇居が3つくらい入ります。
ちなみにニューヨークそのものの広さは、山手線の内側くらいで、実はそれほど大きくはない。

ふと遠くを見ると「あ、ニューヨークなんだっけ」と思い出しはするものの

たっぷりとした森に、気持ちがほっとする。
このバウ・ブリッジは「オータムインニューヨーク」などの映画撮影に使われた場所でもあります。

誰でも、何時間でも、好きなように過ごせるオアシス。

人だかりがしているこちらは、ジョン・レノンの慰霊碑である「ストロベリーフィールズ」。

すると、のんびりビートルズの曲を演奏をしていたストリートミュージシャンがなぜか突然政治論を語り始め、それを聞いていた人が反論したり、野次を飛ばしたりしはじめました。

激高するミュージシャン。

ちょっとざわっとした雰囲気になり、なんとなくミュージシャンが孤立したような感じになったそのとき。

ひとりの男性が

「彼の主張が必ずしも正しいとは限らないよ。だけど彼にも主張する権利があるだろう」

と間にスマートに仲裁に入ってきた。

ミュージシャンはちょっと救われ、野次っていた人たちは、ちょっと思い直したような感じに。その場に一瞬で平和が戻りました。

大人のディスカッションがどこでも成り立つ国・街なんだなぁと思い知ります。
日本ではちょっと見られない光景じゃないかな。

寝そべるのも自由

レトロな遊園地もあったりする

自由に弾けるピアノまで!  

そこらじゅうにアーティストがいるというか、誰でもアーティストを名乗っていいような気がするのがニューヨーク。

この日は近くのトレーダージョーズでいろいろ買って、セントラルパークで食べることにしました。

ニューヨーカー気分(イメージ)

 

ジョンレノンがかつて住まい、現在でもオノ・ヨーコさんが住んでいるらしいダコタハウスという超絶高級マンションもすぐ近くです(セントラルパークのシープ・メドウという広場からも見える)

中がどうなっているのか想像つかない

 

ニューヨークはめちゃめちゃ物価が高くて、「息しているだけでおカネかかる」印象がありますが・・・

一方でセントラルパークのように、広く誰にでも提供されているオアシスもあります。

人に厳しいんだか優しいんだかよくわからない街なんですよね。

そう思うところが、もうその魅力にはまりつつあるのかもしれません。