思考

災害対策としてのスマートウォッチについて考えた

先だってのJAL機事故について、JALの対応は日本のみならず世界から称賛を受けているようです。

JAL機の衝突事故、海外メディアは全員脱出を「まさに奇跡」と報じる

一方、ただ1つ、残念なことは、貨物室にいたペット(2匹)の命が救えなかったこと。

これはペットを飼っている、または飼ったことのある人なら、どんなにつらいことかわかる。想像しただけで泣きたくなる。心臓がキューっとなるほど、しんどいことだと思います。

厳密には「全員救助」とはならなかったし、本当に残念だけれど、たださすがにJALを責めるのはちょっと違うと思うんですよね。

海外の一部のエアラインのように、客室にペットを持ち込めるようにしたらいい、という声も挙がっているようだけれど、それはそれで、結局事故があったときどうなるんだろう。

今回の事故で人間全員が助かった背景には、みんながCAさんの指示に従い、荷物を諦めたことがあります。

「手荷物を持たないで!」と言われているのに、ペットの大きなケージを抱えて逃げようとしている人がいたらどうなるか。

人によって大事なものは違います。
「じゃ、俺も大事なパソコン持っていく」とか「私はシャネルのバッグ置いていけない」とか、カオスになりそうですね。

わたしは動物好きなので考え方はペット寄りだけれど…
そもそも動物アレルギーの乗客もいるだろうし、難しい話。

余談ですが、昨年カタール航空に乗った時に、搭乗前の案内(メール)で

「エコノミークラスにお持ち込み頂けるハヤブサは1名様1羽までです」

という連絡が来て、自分は日本語が読めなくなったのかと混乱したことがありました。

ななみ
ななみ
あ、1羽までいいの?サンキュー

とはならんだろ。

ハヤブサってなんか隠語だっけ?

結論、いや、意味はホント「読んだまま」だったんです。
こういう↓


ハヤブサの飼育は、中東では富裕層の証、ステイタスだそうで、ロレックスつけて乗るようなものなんでしょうか。

サウジの王子様は、80羽分の席を確保したこともあるそう。


1人(羽)ずつスクリーンある。

で、ちょっとハヤブサ見るのを楽しみにしていたのですが、日本発着便にはさすがにいませんでした。

久々に、文化の違いというものをかなり感じた体験でしたね。

話を戻しますが、飛行機から脱出する際に、荷物が持てないという話を現実に考えてみて。

もし自分があのJAL機に乗っていたとして、もちろんバッグなんかは持って逃げないけれど、実際はポケットにスマホを入れて出るくらいは問題ないのかな、などとちょっと考えてみました。

こんな季節でも、たいてい、コートは上の荷物棚に入れている。ということは、洋服にはあまりポケットがない。スマホ、入るだろうか。服によるな。

だいたい、女性の服は、男性に比べるとポケットが少ない/小さいですよね。

それに、そもそも、もし足元に置いたバッグに入れていたりしたら、ガサゴソ探している場合でもないだろうし。

そう考えると、スマートウォッチをつけていれば、それだけで難なく「スマホと財布を持って出た」に近い状態になるわけですね。

もちろん逃げることが最最最最最優先であることは言うまでもないけれど、現実には、スマホと財布があるのとないのとでは、そのあとの行動のしやすさが10倍くらい違うんじゃないでしょうか。

これは、飛行機事故だけではなくて、地震などの災害時にも通じるのかもしれない。

会社員時代は腕時計を付けているのが当たり前でしたが、会社を辞めてからはあまり時間に追われなくなったのですっかり使わなくなってしまっていました。

腕時計を外しただけでかなりスッキリしたのですが、スマートウォッチは、もう必需品なのかなぁ…

iPhoneお使いの方ならアップルウォッチ一択で良いのでしょうが、我が家はアンドロイド派なのでちょっと悩みます。