国内旅行

神戸の歩き方 ~ 主に珈琲とスイーツを中心に

GWの慌ただしさで忘れていましたが、GW直前に神戸に行っていたんでした!

(元)東京の人間からしても、神戸は異国ムードが溢れていて、ただの都会と違う!と憧れちゃう街ですね。

そしてカフェ屋としては、当然コーヒーやスイーツのお店が気になります。

今回は足かけ2日(実質は1.5日もない)という短い時間でなるべく効率よく回るため、事前にリストアップ。

といっても定休日があったり開店時間が遅かったりで、予定の半分も行けず・・・

(太字が実際に行けたところ)

<スイーツ>

  • patisserie AKITO
  • モンプリュ
  • Pâtisserie GREGORY COLLET
  • トゥーストゥース

<ジェラート>

  • リッチョドーロ
  • クラレット

<コーヒー>

  • グリーンズコーヒー
  • ブルーボトルコーヒー
  • ボイスオブコーヒー

<チョコレート>

  • ラピエールブランシュ
  • ショコラティエ ヤスヒロセノ
  • カファレル
  • ChocolatRepublic

 

さてまず到着して真っ先に出かけたのはジェラートのリッチョドーロ

マルイの1Fという、いきなり都会的な立地にあります。

このお店は、「卵や牛乳などはもちろん、食物アレルギー原因食材27品目を一切使用せずに作っている」というのがコンセプト。
そのためか、材料をすべて開示しているのは良心的です。

たとえば「バニラ」などは、ココナッツミルクやライスミルクを使って製造されています。
お値段は少々高め(2種盛り ¥500)に感じますが、こういったちょっとこだわりの製法だと仕方ないのかもしれません。

わたしはなかなか自分では作れない「ピスタチオ」と「4種のベリー」を選びました。
口どけがよくてなめらか、濃さもほどよくて好きな感じのジェラートです。

ハリネズミがかわいい

オットは「洋梨」と「ヘーゼルナッツ」。これも美味しく頂きました。

美しいショーケース。

卵や牛乳、もちろんクリームなども使っていないとは思えない、コクのあるしっかりとしたお味。それでいて後味はさっぱりとしているので、たくさん食べても全然平気です。

大変美味しかったです。ごちそうさまでした(^^)

そしてお次は「トゥーストゥース」さん。

神戸では何店舗かありますが、どこもステキな店構えなんですよね・・・
伺ったのはこちらの本店。

あまおうのタルト(¥610)。アイスミルクティとともに。

シャペロン(¥570)という、ミルキイなこのタルト!これは美味しかった。
レモネードと。

平日の午後というのに、店内はほぼ満席、そしてほぼ女性。

オットが目立ちます

人気なのはアフタヌーンティのようで、あの3段重ねのトレイを前にした女子がたくさんおられました。

ごちそうさまでした~

さて、続いては・・・

来ました、ブルーボトルコーヒー

東京にもあるのですが、高知に移住する前は、まだ週末は大変な混雑ぶりで、なんとなく行き逃していたのです。

神戸店ができたのは最近のようですが、行列はなかったのでホッ。

言わずもがなのしゃれた店内。

こういうやや無機質な感じも、地方から来た人間にとっては新鮮です。

オーダーは、ホットとコールドブリューでどちらもエチオピアでした。

待つこと数分・・・

量がたっぷりのコーヒーが来ました。(ホントは自分で取りに行くのだけど、ぼーっとしてたら持ってきてくれた・・・)

ドリップのエチオピア・イルガチャフェ(¥550)。

コールドブリューのエチオピア・グジブク・ハンベラ(¥500)。     

ある程度予測はしていたものの、それを上回る酸味の強さ。
あくまで好みの問題ですが、ちょっと自分の口には合わなかったです。
でもこれは銘柄の問題(と焙煎かな?)なので、また違うアイテムを飲んだら違うかもしれません(^^)

ともあれ、ブルーボトル体験ができて良かったです。

今度、ブルーボトル発祥の地である米国のオークランド市(サンフランシスコの隣)へ行くので、そちらと較べるのが楽しみ。

ブルーボトルを出まして、おしゃれといわれる乙仲通~栄町通を歩いていると、

偶然、行きたかった店に遭遇。

Voice of Coffee.

店内には大きな焙煎機。

倉庫を改造したかのような、小さいけどとてもスタイリッシュな空間です。

オーナーが静かにひとりで淹れてくれるコーヒー。

これはアラビアの限定カップです。夫婦なのでペアにしてくれたんでしょうか。
かわゆす。

このカップ欲しくなった・・・

ここではコロンビアとブレンドを。
こちらはとても好みに合う味で、「美味しいね~」と言いながらゆっくりと飲ませて頂きました。

ちなみに近くにはlottaさんという有名な北欧雑貨店も。

そして翌日は朝イチからパティスリー・モンプリュへ。

お店構えが!外国!!

朝10時の開店と同時にパチンコ屋みたいに流れて入ったのですが、すでにショーケースにはずらりのケーキ。

奥には広い厨房がガラス越しに見えていました。
たくさんのパティシエさんが働いている。

頂いたのは、ミルフィーユ(¥500)。

ル・フェドラ(¥470)。

そしてちょっと変わったモンテリマール(¥480)。

ザ・パティスリーのお菓子です。どれを食べても間違いない美味しさ。

イートインスペースも広いです。
朝10時からけっこうケーキを食べに来たり、買いに来たりするお客さんが多いのにびっくり。

ごちそうさまでした(^^)

そして行きたかった自家焙煎豆のお店、グリーンズコーヒーロースターさんへ。

中のお写真は撮れなかったのですが、ステキな焙煎工房でした。
ブレンド(100g/¥550)とタンザニア(100g/¥570)を購入して帰宅。

家で楽しんでいるのですが、こちらも深み、酸味、コクのバランスがよく、シミジミ美味しいコーヒーを頂いています。

というわけで短い時間の中、むりやり詰め込んだスケジュール。

なんといっても、「朝イチのケーキ」だの「ジェラートからの連続ケーキ」だの、スイーツめぐりに付き合ってくれたオットに感謝です。オットが甘党で良かった!

片道6時間(ちなみに高速代は8,700円くらい)の神戸が、たぶん四万十市から一番近い大都会ではないかと思います。

やや時間もコストもかかるんですが、やはり時々こうして出かけるのは必要。

なぜなら、カフェにいらしてくださる方はそれこそ東京・神戸・大阪などの大都市圏から来られる方が多いのです。

そんなお客さまが、ふだんどんなレベルのものに、いくら払っているのかを、自分もキャッチアップし、当然自腹を切って体験するのはとても重要だと改めて感じました。

それに・・・

カフェとは関係ないけれど、南京町(中華街)等でも美味しいものを食べたりして。

やっぱ良い旅でした☆