<<我が家のリノベ>>
2017年/築70年程度(推定)の古民家購入
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2021~22年にかけてリノベ
(8~9割がた工務店に依頼、残りDIY)
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2022年末に入居
前回記事で、リノベのための工務店選びPart1を書きました。
選択肢が少なくて難航する工務店探し。
しかし、最後は実はあっけない着地点でした!
候補3.「DIY」に最適の、ホームセンター系工務店
わたしたちが「古民家リノベーション」をするにあたって重要だったのが、実は
という点でした。
DIYへの関心があってちょっとやってみたいという気持ちと、費用の削減が大きな目的。
まぁ、古民家リノベをやりたい人ってそういう人が多いですよね。
むしろ、「全部DIY」って人も珍しくない。
そこで探し当てたのが、大規模なホームセンターが運営する、リフォーム専門工務店。
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こちらにご相談に行ったのですが、ものすごく感じが良かったです。
設計士さんを中心に3人くらいのチームで話を聞いてくれて、その3人ともが、まずとても若い!
と言ってもとてもしっかりしていて、スゴク頼りになる感じ。
フットワークも軽く、すぐに高知市から四万十市まで物件の下見に来てくれて、そしてざっくりのリノベ費用(最低で、〇〇万円くらいですね)を教えてくれました。
さらには、間取りの第一案まで。
これは助かる!
DIYについても、親会社がホームセンターなので「ぜひうちの材料を使って存分にやってください」という感じで、すごくやりやすそう。
一般的には、施主のDIYなんて工務店側には何のメリットもないので、歓迎されるはずもありません。
オットとともに、こちらの会社のことはとても好印象で、ほとんどここに決めかけていました。
候補4.地元の「国産材こだわり」工務店
とても好印象だった候補3.の工務店。
ですが、唯一。
そう、本当に唯一、ネックに思ったのが、
距離
なんです。
四万十市から高知市までは片道約100キロ、車ならば2時間強の距離。
高知市の工務店に頼む場合、大工さんは基本的に四万十市で手配するものの、足りなければ高知市から派遣する可能性もありというところがほとんどでした。
加えて、工事が始まれば、設計士さん時折現場を見ることもあるでしょう。
人が移動すれば、それだけ費用がかさむことは当然です。
この問題は、こちらが払う費用だけのことではありません。
どうせならば四万十市の経済に少しでも貢献したい。できれば地元の工務店にしたいな。という気持ちはもともとありました。
正直、「腕のいい工務店に頼みたい」と「地元にお金を落としたい」のせめぎあい。
そもそも、四万十市の工務店はちゃんとウェブサイトを作っているところなんてほぼないし、1件ずつ電話をかけて訪ね歩くというのも現実的じゃない。
あまり努力する前に、ハナから探すのを諦めていたふしはありました。
ここに至り、
本当に本当に、四万十市で頼める工務店はないのか?
ということを、遅まきながら再考。
これが最後、と目を皿のようにして探したところ、見つけたのは、「古民家リノベ」とか「中古リフォーム」が得意という工務店ではなく、普通に新築の家を建てるのがメインの工務店。
が、よくよく見ると、リフォームの仕事も少しやっている様子。
棟梁も若い感じだし、何より国産材(というか、四万十産木材)へのこだわりがすごく強い。
そこで、メールで「古民家のリフォームなんですが、やってくれますか?」と問い合わせてみたところ、あっさり「いいっすよ」みたいな返事。
灯台下暗し!!
他にも、この工務店に決めた理由はいろいろあるのですが、また長くなりますので続きます。
まとめ~思い込みは捨てよう
工務店を探すときに、
「自分の目的にぴったり来る工務店は都会にしかない」
「リフォーム専門会社のほうがいい」
「小さい工務店のほうがきめ細やかそう」
とか、思い込みで色んなフィルターをかけていたことを、あとから反省しました。
視点を狭めるのではなく、むしろ少し視点をズラして(たとえば、基本的に新築メインの工務店でも、相談できないかなど)考えることで、選択肢はかなり変わります。
とはいえ、正直、どんなにたくさんの工務店さんに相談しても、契約できるのは1社のみなんですよね。
あとは全部お断りしなきゃならないと思うと、なんか申し訳なくて、なるべくすぐ決めたくなっちゃうのですが、そこが踏ん張りどころ。
コツコツお会いして後悔のない工務店選びをしてほしいです。