古民家リノベ

古民家改修、とうとう始まりました

こんにちは、ななみです。

古民家改修、とうとう本格的に着手しました。

いつまでゴミ捨てばっかやってんだ

と思われていたかもしれませんが、それはまだやってます。

古民家改修って、「新築よりお金かかるよ」とよく言われたんですが・・・

なるほど、新築にはない

  • ゴミ捨て
  • 解体
  • 補修

っていう作業があるのも、ひとつの要因なんだろうなぁと今さらながら実感しております。

さて、この1週間は、「解体」作業に追われていました
業者さんに入ってもらって、いよいよ”耐震改修工事”をしてもらうために、不要な天井だとか、壁とか、そういうところを除去するのです。

ここの作業、業者さんにお願いするのと、自分でやるのとでは、それだけで数十万円の違いが発生します。
解体は壊れればいいわけで(→乱暴)、何かを仕上げる美しさが問われるわけではないので・・・

自分でやるよね。

というわけです。

天の助けなのか、たまたま20代の若い女の子(Mちゃん)がお手伝いに来てくれることになりました。力仕事では本当に役に立たないわたしなので、マジに助かります。

まずは1階のココ。以前は「貯蔵庫」として使われていたようです。

床板をはがしていきます。

そのあとは、壁に貼ってあるナゾの鉄板です。

写真には写ってませんが、壁の横も同じつくり。
たぶん、虫や湿気を防ぐためですよね。
つまり、部屋全体をでっかい海苔の缶みたいにしたかったのかな?

これが、細かい釘で打ち付けられていたので、かなり大変だった!!らしい
(実際にやったのは、オットとMちゃんなのでわたしは大変ではない)

鉄板がはがされてスッキリ!!

 

さて、その次は、2階です。

やるぞ!のポーズ

実際に立ってみるとちょっと天井が低い感じ。

もう少し開放感が欲しいし、それに古民家なら、天井の上にはこんな↓立派な梁とかあるに違いない!

というわけで、はがしていきます!

天井板というのはそれほど厚くはない板ですが、釘でしっかり止まっているので、隙間にバールを差し込み、トンカチでたたいて幅を広げ、はがす。という、アナログで地道な作業です。

上を向いて、トンカチとバールを持って、という作業はかなりの重労働。

ななみ
ななみ
アタシもやってみる!

とちょっと交代したのですが、本当に光の速さでやめました。つらすぎ。

ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂の天井画を描くがごとく作業をするオット。

違うか?壮大にしてみたけど?

結局わたしは、はがした板の埃を払い、残った釘を外す、という高齢者に優しい作業をしておりました。

途中、若くて力のあるMちゃんがオットの作業を手伝ってくれたりして、なんとか3日間かけて、24畳の部屋の天井が外され・・・

その結果!!

かなり想像通りというか、想像よりごっついくらいの梁&桁が出てきたではありませんか。 この家の屋根は瓦で、その下に土が盛られているので、現在の屋根はめちゃくちゃ重たいです。
それを支える梁&桁&柱だから、ごっついものであるのはある意味当然なのですが。

昔の建築って、本当に力強くて、なんだか見入ってしまいます。

素人が大した道具もなくやる作業なので効率も悪いのでしょうが、それはそれで、なんだか楽しい。

まぁ別に仕事でもないわけで、失敗しても迷惑がかかるのは自分。
安全で楽しければ良いのです。

いよいよ今週から業者さんが入る=費用が発生する!わけです。

もう戻れないぞ~